塚原史
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塚原 史(つかはら ふみ、1949年-)は、日本のダダイズム・シュルレアリスム研究者の一人。ジャン・ボードリヤールらフランス現代思想の翻訳でも著名である。
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[編集] 経歴
東京都出身。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、京都大学大学院文学研究科(フランス語フランス文学専攻)修士課程修了、パリ第三大学博士課程中退。現在、早稲田大学法学学術院教授、同大学評議員。トリスタン・ツァラ文化文学協会(ルーマニア)名誉会員。
専攻は、表象文化論、現代思想。アヴァンギャルド芸術の思想史的研究を通じて、ダダや未来派の「切断」と「反逆」の発想を、ポストモダン以後の現代思想やアーティスト荒川修作や松澤宥らの思考実験の展開などと関連づけて探求している。
2008年の著作『反逆する美学』は「芸術・美学の《反逆》可能性に微かなりとも望みを抱いている者にとって必読の書」(表象文化論学会ニューズレター「REPREO7」)と評された。また、岡本太郎「太陽の塔」を1930年代フランス思想と結びつけた大胆な解釈の提案でも知られる。
[編集] 著書
- 『プレイバック・ダダ』1988、白順社
- 『終末のソリチュード』1992、紀伊國屋書店
- 『言葉のアヴァンギャルド』1994、講談社現代新書
- 『アヴァンギャルドの時代』1997、未來社
- 『シュルレアリスムを読む』1998、白水社
- 『記号と反抗』1998、人文書院
- 『人間はなぜ非人間的になれるのか』2000、ちくま新書
- 『ダダ・シュルレアリスムの時代』2003、ちくま学芸文庫
- 『ボードリヤールという生きかた』2005、NTT出版
- DADA CIRCUIT TOTAL, 2006, L’AGE D’HOMME, Paris (Oeuvre collective)
- 『反逆する美学 アヴァンギャルド芸術論』2008、論創社
- 『ボードリヤール再入門』2008、お茶の水書房
- 『荒川修作の軌跡と奇跡』2009、NTT出版
[編集] 訳書
- ボードリヤール『消費社会の神話と構造』(共訳)1979、紀伊國屋書店
- ボードリヤール『象徴交換と死』(共訳)1982、筑摩書房(現在ちくま学芸文庫)
- ボードリヤール『誘惑論序説―フーコーを忘れよう』1984、国文社
- リオタール『漂流の思想』(共訳)1987、国文社
- ツァラ『種子と表皮』1988、思潮社
- ツァラ『トリスタン・ツァラの仕事I』(共訳)1988、思潮社
- ブルデュー『実践感覚2』(共訳)1991、みすず書房
- ボードリヤール『湾岸戦争は起こらなかった』1991、紀伊國屋書店
- ボードリヤール『透きとおった悪』1991、紀伊國屋書店
- ベンヤミン『パサージュ論I~V』(共訳)1993-95、岩波書店
- カイヨワ『人間と聖なるもの』(共訳)1994、せりか書房
- ボードリヤール、吉本隆明『世紀末を語る』1995、紀伊國屋書店
- べアール『アンドレ。ブルトン伝』(共訳)1997、思潮社
- ムーリエ=ブータン『アルチュセール伝』(共訳)1998、筑摩書房
- ボードリヤール『完全犯罪』1998、紀伊國屋書店
- ゲール『ダダとシュルレアリスム』(共訳)2000、岩波書店
- ボードリヤール『不可能な交換』2002、紀伊國屋書店
- ボードリヤール『パスワード』2003、NTT出版
- ボードリヤール『パワー・インフェルノ』2003、NTT出版
- ボードリヤール『暴力とグローバリゼーション』2004、NTT出版
- ボードリヤール、ヌーヴェル『les objets singuliers―建築と哲学』2005、鹿島出版会
- ジョリアン『人間という仕事』2006、明石書店
- レイン『ボードリヤール』2006、青土社
- ヴィノック『知識人の時代』(共訳)2007、紀伊國屋書店
- ソレル『暴力論(上下巻)』(共訳)2007、岩波文庫
- ボードリヤール『悪の知性』(共訳)2008、NTT出版
- マルクス『ドイツ・イデオロギー、哲学の貧困、コミュニスト宣言(マルクスコレクションⅡ)』(「哲学の貧困」担当、共訳)2008、筑摩書房

