多幸感
多幸感(たこうかん、英:Euphoria)とは、非常に強い幸福感や超越的満足感のことである。脳内で、快楽などを司るA10神経のシナプス間に、幸福感を司る神経伝達物質であるセロトニンが、大量に放出されている状態とされる[要出典]。
愛情による至福感や、競技で勝利したときの陶酔感、オーガズムは、多幸感の例である[1]。 また、多幸感は宗教的儀式や瞑想によっても生じうる[2]。 特定の薬物の副作用として生じる場合もあり、また、精神や神経の疾患によって生じる場合もある[3][4]。 高齢者が自然と感じるようになる幸福感も多幸感の一種とされる(老年的超越)[5]。
多幸感を起こす薬物
† で示されているものは法律で使用が禁止されているものである。‖ で示されているものは医薬品として使われている。
脚注
- ^ “Key DSM-IV Mental Status Exam Phrases”. Gateway Psychiatric Services. 2013年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月17日閲覧。
- ^ "Psychophysical Correlates of the Practice of Tantric Yoga Meditation". Corby, Roth, Zarcone, & Kopell. Archives of General Hackett, 1978.
- ^ “Euphoria”. Wrong Diagnosis. Health Grades Inc.. 2011年6月23日閲覧。
- ^ Rhodri Hayward "euphoria" The Oxford Companion to the Body. Ed. Colin Blakemore and Sheila Jennett. Oxford University Press, 2001. Oxford Reference Online. Oxford University Press. 28 July 2011
- ^ “NHKクローズアップ現代「“百寿者” 知られざる世界~幸せな長生きのすすめ~」(2014年10月15日放送)”. 2014年10月15日閲覧。