夕日ヶ浦木津温泉駅

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夕日ヶ浦木津温泉駅
駅舎(2020年7月)
ゆうひがうらきつおんせん
Yūhigaura-kitsu-onsen
T20 網野 (5.6 km)
(5.4 km) 小天橋 T22
地図
所在地 京都府京丹後市網野町木津
北緯35度39分0.14秒 東経134度58分21.17秒 / 北緯35.6500389度 東経134.9725472度 / 35.6500389; 134.9725472座標: 北緯35度39分0.14秒 東経134度58分21.17秒 / 北緯35.6500389度 東経134.9725472度 / 35.6500389; 134.9725472
駅番号 T21
所属事業者 WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
所属路線 宮津線宮豊線)*
キロ程 61.1 km(西舞鶴起点)
電報略号 タキ←タキツ(転換前)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
107人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1931年昭和6年)5月25日[1][2]
備考 簡易委託駅[要出典]
* 1990年西日本旅客鉄道から移管、丹後木津駅から改称。2015年に北近畿タンゴ鉄道から移管、木津温泉駅から改称。
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夕日ヶ浦木津温泉駅(ゆうひがうらきつおんせんえき)は、京都府京丹後市網野町木津にある、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮津線である。駅番号はT21。「宮豊線」の愛称区間に含まれている。

2014年(平成26年)に京丹後市の「駅の愛称選定委員会」で公募を経て決定した愛称は「橘の里 夕日ヶ浦駅」[3]

概要

日本国有鉄道(国鉄)、西日本旅客鉄道(JR西日本)時代は、丹後木津駅(たんごきつえき)、北近畿タンゴ鉄道時代は木津温泉駅(きつおんせんえき)と称していたが、列車運行事業がWILLER TRAINSへ移管された際に夕日ヶ浦木津温泉駅となった。

以前は、普通列車のみ停車し、夏季の海水浴シーズン及び、冬季の松葉ガニシーズンの時を除くと特急や一部の快速は通過していたが、2007年平成19年)3月18日のダイヤ改正より、全ての列車が毎日停車するようになった。

丹鉄線内に15駅存在する有人駅であるが、網野駅と同様に、京丹後市に、駅の管理と出改札業務を委託されており(簡易委託駅)、早朝と夜間は無人となる。京都丹後鉄道主要駅と同様に硬券を扱っており、乗車券、自由席特急券、台紙付きの入場券を発行するが、2014年(平成26年)時点ではダッチングマシンは使用されていない。

歴史

駅構造

豊岡方面に向かって右側に単式1面1線のホームを持つ地上駅である。かつては交換可能駅であったが、交換設備は撤去されており、現在は分岐器絶対信号機のない停留所に分類される。構内には、交換可能駅であった名残の相対式ホームが残っている。駅舎は改築こそされているものの、趣のある和風建築の駅舎である。

2007年(平成19年)4月1日、駅ホームに足湯「しらさぎの湯」が完成した。原泉掛け流しで、午前9時から午後5時まで利用できる。利用は無料だが、鉄道利用者以外の利用には駅の入場券が必要である。

利用状況

宮津線沿線には海水浴場が多数あるが、木津温泉駅も例外ではなく、浜詰海水浴場(当駅から、バスもしくはタクシー利用で、5〜6分)が近くにあり、特急列車も停車する。

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

  • 162人(1999年度)
  • 156人(2000年度)
  • 134人(2001年度)
  • 151人(2002年度)
  • 145人(2003年度)
  • 132人(2004年度)
  • 126人(2005年度)
  • 123人(2006年度)
  • 106人(2007年度)
  • 124人(2008年度)
  • 123人(2009年度)
  • 152人(2010年度)
  • 150人(2011年度)
  • 140人(2012年度)
  • 117人(2013年度)
  • 126人(2014年度)
  • 145人(2015年度)
  • 118人(2016年度)
  • 124人(2017年度)
  • 104人(2018年度)
  • 107人(2019年度)

駅周辺

国道178号から見た夕日ヶ浦木津温泉駅舎

バス路線

  • 丹後海陸交通(2003年に一旦廃止となったが、2009年10月1日より復活した)

隣の駅

WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
宮豊線(宮津線)
快速(「丹後路」含む)・普通
網野駅 (T20) - 夕日ヶ浦木津温泉駅 (T21) - 小天橋駅 (T22)

脚注

  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、27-28頁。 
  2. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、323頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 京丹後市内の北近畿タンゴ鉄道「7駅の愛称」決定について”. 京丹後市 (2014年6月20日). 2015年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月30日閲覧。
  4. ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
  5. ^ 「KTR「丹鉄」に 路線、駅名変え刷新PR 乗り放題切符など発売」『読売新聞読売新聞大阪本社、2015年1月30日、朝刊、29面。

関連項目

外部リンク