北海道科学大学短期大学部
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北海道自動車短期大学 | |
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北海道自動車短期大学 | |
大学設置/創立 | 1953年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人尚志学園 |
本部所在地 | 北海道札幌市豊平区中の島2条6丁目2番1号 |
学部 | 自動車工業科 |
研究科 |
自動車工学専攻 車体工学専攻 |
ウェブサイト | http://www.haec.ac.jp/ |
北海道自動車短期大学(ほっかいどうじどうしゃたんきだいがく、英語: Hokkaidou Automotive Engineering College)は、北海道札幌市豊平区中の島2条6丁目2番1号に本部を置く日本の私立大学。1953年創立、1953年大学設置。大学の略称は自短(じたん)。
概観
大学全体
- 北海道自動車短期大学は学校法人北海道尚志学園により北海道札幌市豊平区内に設置されている日本の私立短期大学。1953年に設置された。かつては情報経営システム工学科・電子機械工学科も設置されていたが、現在は自動車工業科に一本化されている。
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 北海道自動車短期大学における建学の精神は「尚志」となっている。この字義は、「志を高くする。志を尊ぶ」という意味が含まれている。
- 教育理念は「進取不屈」となっており、「広く知識を修め、高い技術を修得して、洞察力と価値の想像力を養い、進んで物事を成し遂げる旺盛なる精神力と健全な身体を鍛磨して人類の幸福に寄与する」という意味が含まれている。
教育および研究
- 北海道自動車短期大学は自動車工業界で活躍しうる人材育成に力をいれており、50年を越える自動車整備士の育成を行っている。全国の短大でも唯一、夜間部の自動車工学系の学科をもつ短大でもある。
学風および特色
- 北海道自動車短期大学は日本初の自動車工学系の短期大学として開学。以来25,000 名の卒業生を数え、多くの自動車整備士を世に送り出している。ソーラーカーなど新時代に向けた研究にも実績がある。二級自動車整備士(ガソリン・ディーゼル)の合格率は常に全国トップクラスの合格率を誇り、過去には受験生全てが、ガソリン・ディーゼルの2種目完全合格の偉業を成し遂げており、指導レベルの高さがうかがえる。
- 日本最古の自動車工業系の短大でもある。
- 出身者は概ね道内が9割以上を占めている。
沿革
- 1953年 北海道自動車短期大学開学。
- 自動車工業科。当初は入学定員50人。
- 1959年 定員変更:自動車工業科、入学定員100人
- 1963年 学科を新設する。
- 1964年 自動車整備士養成施設に認定される
- 自動車工業科Ⅰ部・Ⅱ部、工業経営科
- 1965年4月 定員変更(自動車工業科・工業経営科各200人)
- 1971年3月 研究紀要創刊
- 1972年4月 自動車工業科に産業機械コース開設
- 1976年4月 定員変更(自動車工業科300人)工業経営科コース制導入(自動車管理工学コース、経営管理・会計学コース、情報科学コースを開設)
- 1979年4月 学科名変更
- 自動車工業科Ⅰ部→自動車工業科第一部
- 自動車工業科Ⅱ部→自動車工業科第二部
- 1985年 自動車工業科第二部に初めて女子が入学[3]
- 1986年4月 臨時入学定員増(自動車工業科第一部150人、工業経営科50人)
- 1986年12月 社会人特別入学制度発足
- 1989年 工業経営科を情報経営システム学科に改組。
- 1990年4月 情報経営システム学科に国際教養情報コース開設
- 1990年6月 ソーラーカー「スリスI号」完成
- 1991年4月 自動車工業科第二部に電子機械コース開設
- 1992年 電子機械工学科を新設:入学定員50人
- 2000年5月 定員変更:自動車工業科第一部入学定員400人
- 2002年3月 情報経営システム学科・電子機械工学科廃止
- 2003年4月 専攻科設置
- 自動車工学専攻
- 車体工学専攻
基礎データ
所在地
- 北海道札幌市豊平区中の島2条6丁目2番1号
交通アクセス
象徴
教育および研究
組織
学科
- 自動車工業科
- 第一部:入学定員300名。スタンダードコース、メカトロニクスコース、ボディーリペアコース、トータルマネージメントコース、二輪自動車コースがある。
- 第二部:入学定員60名。自動車に関する知識の修得と二級自動車整備士の資格取得を目指す勤労学生のために開設した夜間課程。
過去にあった学科
- 情報経営システム学科:経営学や流通・情報・コミュニケーションに関する科目が開講されていた。「自動車技術」・「自動車産業論」など自動車関連の科目もあった。
- 電子機械工学科:機械系・電子系・情報系の科目が開講されていた[4]。
専攻科
- 自動車工学専攻
- 修業年限2年。入学定員20人。
- 車体工学専攻
- 修業年限1年。入学定員20人。
別科
- なし
取得資格について
- 二級自動車整備士の受験資格が得られる。在学中に受講すれば実技試験が免除されるという特典がある。
- その他の資格などについては、ホームページを参照にすること。
附属機関
- 交通科学総合研究所
研究
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
- 北海道自動車短期大学のクラブ活動
学園祭
- 北海道自動車短期大学の学園祭は「尚志祭」と呼ばれる。
スポーツ
- 剣道が強く、北海道学生剣道大会で優勝した実績がある。
大学関係者と組織
大学関係者組織
大学関係者一覧
歴代学長
- 初代学長 苫米地英俊:開学~1966年5月
- 2代目 武田直秀:1966年6月~1970年12月
- 3代目 黒岩保:1973年4月~1977年4月
- 4代目 竹内靖:1977年5月~1985年3月
- 5代目 小澤保知:1985年4月~1998年3月
- 6代目 岡垣理:1998年4月~2002年4月
- 7代目 村山正:2002年4月~2006年3月
- 8代目 丸山晃一:2006年4月~2010年3月
- 9代目 能戸正:2010年4月~現在
出身者
- 高橋名人:中退
施設
キャンパス
対外関係
他大学との協定
韓国
日本
系列校
社会との関わり
- 以下の公開講座が実施されている。
- ソーラーカー研究会が1996年、オーストラリアで開催された「ワールド・ソーラー・チャレンジ」に参加している。
- 1992年11月 ソーラーカー「スリスIV号」世界大会に参加
- 1996年10月 ソーラーカー「スリスV号」世界大会に2度目の参加、22位で完走
卒業後の進路について
就職について
- 自動車工業科
- 情報経営システム学科:システムエンジニアや企画・開発スタッフなど情報関連企業への就職者が多いものとなっていた。伊藤園・北海製罐・中央出版・日本ネイサンス・八千代工業・イトキン・北海道旅客鉄道・北海道ヨコハマタイヤ販売・セコムなどが挙げられる。
- 電子機械工学科:メカトロエンジニアや機械関係の企業に技術職として就職する人が多いものとなっていた。ワールド山内・帯広松下電工・クローバー電子工業・大和工業などがある。
編入学・進学実績
- 系列の北海道工業大学への編入学が盛んである。それ以外では、以下の実績がある。
- 自動車工業科I部・II部:室蘭工業大学・八戸工業大学・福井工業大学ほか。
- 情報経営システム学科:札幌大学・札幌学院大学・北星学園大学・北海商科大学・酪農学園大学・大阪産業大学などがある。
- 電子機械工学科:北海道東海大学ほか。
関連項目
脚注
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『北海道自動車短期大学』入学案内小冊子
関連項目
公式サイト
この項目は、ウィキプロジェクト 大学のテンプレートを使用しています。