勝部義夫

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かつべ よしお
勝部 義夫
生年月日 (1934-03-19) 1934年3月19日(90歳)
出生地 日本の旗日本島根県大田市波根町
民族 日本人
ジャンル 俳優
活動期間 1956年 - 1976年
活動内容 映画テレビドラマ
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勝部 義夫(かつべ よしお、1934年3月19日[1] - )は、日本の元俳優島根県大田市波根町出身[1]日本大学芸術学部日本大学芸術学部映画科卒業[2]

人物・経歴

1953年、大学入学と同時に帝国劇場の研究生となり[1]、翌年に正式な劇団員となる[1]

1955年東宝専属[1]となり、1956年に公開された東宝配給作品『白夫人の妖恋』(豊田四郎監督)でデビュー。

その後も多数の作品でバイプレイヤーとして活躍。合計327本の映画に出演[3]

テレビドラマでも『ウルトラセブン』の準レギュラー・ウエノ隊員をはじめ多数の作品に出演。

1976年に家庭の事情で帰郷、俳優を引退[1]。その後は地元・島根県の観光学会の理事などを務めるかたわら、1992年、しまね映画祭を設立[1]。実行委員会事務局の実行委員長を務め、2010年に島根県・第49回文化賞を受賞するなど現在も地元で活動している。

出演作品

映画

ほか

テレビドラマ

  • ウルトラQ
    • 第2話「五郎とゴロー」(1966年) - 毎日新報記者・勝部 ※ノンクレジット
    • 第4話「マンモスフラワー」(1966年) - 毎日新報記者・勝部 ※ノンクレジット
    • 第11話「バルンガ」(1966年) - 東都新聞・記者
  • ウルトラマン
    • 第18話「遊星から来た兄弟」(1966年) - 宇宙局局員
    • 第25話「怪彗星ツイフォン」(1967年) - インテリ風サラリーマン
  • 太陽のあいつ(1967年)
  • ウルトラセブン(1967年 - 1968年) - ウエノ隊員
  • マイティジャック 第9話「地獄への案内者(ガイド)」(1968年) - ホテル・フロント係
  • 怪奇大作戦
    • 第8話「光る通り魔」(1968年) - 北都住宅公団・会計課社員
    • 第18話「死者がささやく」(1969年) - 熱川ハイツ・フロント係
  • 兄貴の恋人 第4話(1970年)
  • 帰ってきたウルトラマン
    • 第12話「怪獣シュガロンの復讐」(1971年) - 警察官
    • 第15話「怪獣少年の復讐」(1971年) - 車掌
    • 第17話「怪鳥テロチルス 東京大空爆」(1971年) - MAT地震研究部技官 ※ノンクレジット
  • 荒野の素浪人 第57話「鳴動 竜神沼の奔流」(1973年)
  • ジキルとハイド 第7話「雨の慟哭」(1973年)
  • 流星人間ゾーン 第2話「やっつけろ! デストロキング」(1973年) - 医師
  • レインボーマン 第33話「ダッカー飛行隊出撃せよ!」(1973年) - おでん屋の客
  • 太陽にほえろ!
    • 第44話「闇に向かって撃て」(1973年) - 歯科医
    • 第64話「子供の宝・大人の夢」(1973年) - 梅田玩具社員
    • 第118話「信じあう仲間」(1974年) - 警視庁刑事
    • 第132話「走れ! ナポレオン」(1975年) - 秘書
  • スーパーロボット レッドバロン 第16話「鉄面党脱走犯E16号」(1973年) - 医師
  • ダイヤモンド・アイ 第3話「ハリケーン作戦準備完了!」(1973年) - 秘書
  • 日本沈没 - 技官
    • 第1話「飛び散る海」(1974年)※ノンクレジット
    • 第2話「海底の狂流」(1974年)
    • 第5話「いま、島が沈む」(1974年)
    • 第6話「悲しみに哭く大地」(1974年)
    • 第8話「怒りの濁流」(1974年)
    • 第9話「海底洞窟の謎」(1974年)
    • 第16話「鹿児島湾SOS!」(1975年)
    • 第17話「天草は消えた!」(1975年)
  • スーパーロボット マッハバロン 第21話「南南西へ進路をとれ」(1974年) - 南博士
  • 俺たちの勲章(1975年)
    • 第7話「陽のあたる家」 - 鉄道公安官
    • 第13話「誘拐」 - 信濃警察刑事
  • 少年探偵団 第2話「UFO地球を襲う 2」(1975年) - アナウンサー

舞台

出典

  1. ^ a b c d e f g 『日本映画人名事典 男優篇 上巻』キネマ旬報社、1996年、420頁。 
  2. ^ StageBox 2010年11月2日「勝部義夫さんへ山陰中央新報地域開発文化賞」
  3. ^ StageBox 2010年12月4日「勝部義夫氏文化賞受賞祝賀会」