白夫人の妖恋

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白夫人の妖恋
監督 豊田四郎
脚本 八住利雄
製作 田中友幸
出演者 池部良
山口淑子
八千草薫
清川虹子
田中春男
上田吉二郎
東野英治郎
左卜全
谷晃
宮田芳子
徳川夢声
小杉義男
小堀誠
沢村いき雄
音楽 團伊玖磨
撮影 三浦光雄
編集 岩下廣一
配給 東宝
公開 日本の旗 1956年6月22日
上映時間 103分
製作国 日本の旗 日本
Flag of Hong Kong (1876-1910).png 香港
言語 日本語
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白夫人の妖恋』(びゃくふじんのようれん)は、1956年に公開された、東宝ショウ・ブラザーズ共同制作の特撮伝奇映画。

概要[編集]

中国の伝承『白蛇伝』を題材とした作品[1]

東宝初の総天然色(イーストマン・カラー)による特撮映画である[1]。当時のカラーフィルムは感度が低く、忠実な色の再現にはライトの調整を必要としており、セット内はライトの熱で蒸し風呂のような熱さであった[1]

日本で最初にブルーバック撮影による合成を用いた作品でもある[1]。ブルーバック背景の色の配合から試行錯誤が繰り返され、合成作業もすべて手作業であった[1]

ストーリー[編集]

西湖の辺に住んでいた許仙は貧しい若者。ある雨の日に傘も無く濡れていた美しい白娘に自分の傘を差し出したところ、その娘から結婚を申し込まれてしまう。しかも銀二包の婚礼の支度金まで手渡された。許仙は喜び姉夫婦と共にその支度金の包みを開いてみると、中から出て来たのは盗品の銀であった。罪を問われた許仙は鞭打ちに処せられた上、蘇州へと流された。許仙を慕う白娘は蘇州へ追ってきた。無実の罪であった許仙は白娘を憎んでいたが、彼女の心と向い合う中にその恨みは影を潜め、愛着だけが強くなっていった。二人は幸福な愛の生活を送ることとなった。ある時、許仙は茅山道人という道士に妖魔に魅入られていると警告された。妻である白娘の正体は白蛇の精だと言うのだ。

スタッフ[編集]

※映画クレジット順

キャスト[編集]

以下の順番は本編クレジットに準拠。

  • 終南山の道士:森繁久彌(ノンクレジット)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 『日本特撮・幻想映画全集』 勁文社1997年、65頁。ISBN 4766927060 

外部リンク[編集]