八重洲ブックセンター
八重洲ブックセンター | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒104-8456 東京都中央区八重洲2-5-1 |
設立 | 1977年7月4日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 3010001059395 |
事業内容 | 和洋書籍・雑誌・文房具・知育玩具および関連商品の販売、喫茶店の経営、イベントホールの経営など |
代表者 | 代表取締役社長 吉野裕二 |
資本金 | 9,500万円 |
従業員数 | 262名(2014年4月1日現在) |
主要株主 | 鹿島建設株式会社 |
外部リンク | http://www.yaesu-book.co.jp/ |
株式会社八重洲ブックセンター(やえすブックセンター)は、首都圏を中心にチェーン展開する日本の書店である。鹿島建設グループ。
概要
鹿島建設社長・鹿島守之助が、本社を赤坂へ移転後、その跡地に開設した書店である。本好きとして知られた守之助の指示により、あらゆる書籍を取り揃えるために通常の書店とは異なり買取仕入が主体で、120万冊ともいわれる膨大な在庫量を誇る。
東京都中央区八重洲、東京駅八重洲南口向かいにある八重洲本店が1978年9月18日に開業、開店時は日本最大の書店であった。当時流通する20万点の本を常備しようとする構想(展示冊数は40万冊)は画期的なものであったが、一方で日本書店組合連合会の反対にあい、売り場面積を半分にして開業した[1]。開店後1年間の入店者数は約1000万人、売れた本は約500万冊であった[2]。
立地・品揃え等について
八重洲本店が旗艦店舗であり、都内有数の大型書店である。土地柄、ビジネスマンの利用が多いため(そのせいか1990年代前半まで日曜日は休業していた)、ビジネス書の蔵書数は日本随一で、このカテゴリにおいて、同書店での売上ランキングは最も権威を持つといわれる[要出典]。また、その他強みを持っているジャンルとしてパソコン関連、各種専門書、文芸書のほか、観光客が多く利用するため、旅行ガイドの蔵書もかなり多い。他の支店は、それぞれ立地条件、客層に見合った品揃えをしているので、この限りではない。
また、日本たばこ産業 (JT) や、未成年者の飲酒防止などの広告入りのブックカバーが存在する。書籍購入客に対し、通常の花柄カバーまたは広告入りのカバーを選ばせている(店員による)。
決済方法
電子マネーのQUICPay・Edy・Suicaが本店、及び一部支店で使用可能である。またルミネ荻窪店では、駅ビルを運営している株式会社ルミネが発行するルミネカードを提示した場合、そのサービス(割引)を受けることができる。
Quiet Village
ルミネ荻窪店、イトーヨーカドー武蔵境店には「Quiet Village」の名が冠されている(公式サイト|店舗案内を参照)。これは“書店を癒しの提供の場と位置付けし、顧客に落ち着いて本を選んで欲しい”というストアコンセプトに基づいているとのことである。シックな内装で棚、照明とが統一された空間を作り出しており、新しい書店のスタイルを提供している。
店舗(2012年10月現在)
詳細は公式サイト「八重洲ブックセンター 店舗案内」を参照。
支店一覧
- 日本橋三越店(Edy不可)
- 恵比寿三越店(Edy不可)
- 荻窪ルミネ店(ルミネ側の組織変更に伴い、現在はルミネ荻窪店に名称変更。ルミネの沿革を参照。)
- 日比谷シャンテ店
- 石神井公園店
- イトーヨーカ堂拝島店
- イトーヨーカ堂葛西店
- イトーヨーカ堂武蔵境店(2010年3月19日に新規開店。)
- イトーヨーカ堂八千代店
- 京急百貨店上大岡店(Edy不可)
- 宇都宮パセオ店
- 丸井柏店
閉店した店舗
- 汐留メディアタワー店(Edy不可)2007年1月31日の営業をもって閉店。
- 横浜関内店 2008年1月31日の営業をもって閉店。
- 八重洲地下街店 2009年2月28日の営業をもって閉店。
- 郡山うすい店(Edy不可)2010年9月23日の営業をもって閉店。
※以前は関西・福岡方面にも進出していたが、現在は撤退している。
脚注
関連項目
- たつの市立龍野歴史文化資料館 - 八重洲ブックセンターが館建物を寄贈し開設した博物館