空本誠喜
空本 誠喜 そらもと せいき | |
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生年月日 | 1964年3月11日(60歳) |
出生地 | 広島県安芸郡音戸町(現:呉市) |
出身校 |
東京大学大学院工学系研究科博士課程 早稲田大学理工学部 |
前職 |
東芝従業員 衆議院議員 |
所属政党 |
(自由党→) (民主党→) (無所属→) 日本維新の会 |
称号 | 博士(工学) |
公式サイト | 元衆議院議員 空本せいき公式サイト |
選挙区 | 広島4区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2009年8月30日 - 2012年11月16日 |
空本 誠喜 (そらもと せいき、1964年3月11日 - )は、日本の政治家。元衆議院議員(1期)。
略歴
- 広島県安芸郡音戸町藤脇(現:呉市)出身
- 広島県立呉三津田高等学校卒業
- 早稲田大学理工学部卒業
- 1989年 東京大学大学院工学系研究科原子力工学専攻 修士課程修了
- 1992年 東京大学大学院工学系研究科原子力工学専攻 博士課程修了、博士(工学)を取得
- 1990年~1993年 日本学術振興会の特別研究員を兼務
- 1993年 東芝に入社し、原子力事業部に配属される
- 1994年 応用物理学会より放射線賞(奨励賞)を授与される
- 1998年 旧自由党の国会議員一般公募に合格
- 2003年の民由合併後、民主党公認で第43回衆議院議員総選挙に広島4区から初出馬するが、自由民主党の中川秀直に敗れ落選
- 2005年 第44回衆議院議員総選挙に広島4区から出馬するが、再度中川に敗れ落選
- 2009年 第45回衆議院議員総選挙に広島4区から出馬し、中川を破り初当選(中川も比例復活)
- 2010年 委員会再配置により10月19日に外務委員会の理事から安全保障委員会の理事に移動
- 2012年 第46回衆議院議員総選挙に広島4区から出馬するが、中川秀直の次男・中川俊直に敗れ、比例復活できずに落選[1][2]
- 2014年に行われた第47回衆議院議員総選挙に、広島4区から無所属で出馬を検討していたが、体調が万全でないことで出馬を断念[3]。
- 2017年に行われた第48回衆議院議員総選挙は、当初広島4区から無所属で出馬を予定[4]。10月5日に日本維新の会公認で出馬する事になった[5]。投開票の結果、次点落選。
- 2019年に行われた第25回参議院議員通常選挙に日本維新の会公認で比例区より出馬[6]したが落選。
原子力
- 福島第一原子力発電所事故直後の3月15日、指導教官の一人であった東京大学大学院教授の小佐古敏荘を放射線防護の第一人者として大畠章宏国土交通大臣(当時)と海江田万里経済産業大臣(当時)に紹介し、大島敦のすすめで内閣官房参与に推薦した。また同日の夜に内閣総理大臣の菅直人から原発事故収束のための協力を依頼され、東大・原子力の恩師である近藤駿介原子力委員長と小佐古敏荘内閣官房参与他とともに緊急助言チームを立ち上げた[7]。
- 2019年2月3日、NHK総合「明日へ つなげよう 証言記録▽豊穣(じょう)の海を取り戻せ~闘う漁師8年の記録」で、原子力の専門家(元東芝の技術者)かつ政治家(当時官邸に直接助言してきた衆議院議員)として、低レベル汚染水の海洋放出(2011年4月4日)の考え方や汚染水問題の住民説明の在り方について解説した[8][9]。
政治
- 2012年の消費増税をめぐる政局では、6月26日の衆議院本会議で行われた消費増税法案の採決で、党の賛成方針に反して棄権した[10][11]。民主党は7月3日の常任幹事会で厳重注意処分とする方針を決定し[12][13][14][15][16]、7月9日の常任幹事会で正式決定した[17][18][19]。
- 日本維新の会は、2019年1月22日、夏の参院選の比例代表で空本誠喜の公認を発表した[20]。
政策
著書
- 汚染水との闘い - 福島第一原発・危機の深層(2014年8月5日発行、ちくま新書)ISBN 978-4-480-06791-3
- 二〇ミリシーベルト - 福島第一原発事故 被ばくの深層(2017年4月17日発行、論創社)ISBN 978-4-8460-1607-4
脚注
- ^ 民主、逆風しのげず 5県 - 中国新聞 2012年12月17日
- ^ 朝日新聞デジタル:広島 - 開票速報 - 第46回総選挙
- ^ 4区の空本氏も立候補を断念 - 中国新聞 2014年11月27日
- ^ 広島4区、元職の空本誠喜氏が出馬会見 - 産経WEST 2017年9月25日
- ^ 広島4区に元職=維新【17衆院選】 - 時事ドットコムニュース 2017年10月5日
- ^ 維新、4人を参院選2次公認 産経新聞2019年1月22日付
- ^ “影武者たちの真実”. 東京新聞. (2012年5月25日)
- ^ NHK. “ドキュメンタリー | 明日へ つなげよう - NHK”. www.nhk.or.jp. 2019年2月3日閲覧。
- ^ “[明日へ−つなげよう− 【証言記録▽豊穣(じょう)の海を取り戻せ〜闘う漁師8年の記録】 の番組概要ページ - gooテレビ番組(関東版)]”. gooテレビ番組. 2019年2月3日閲覧。
- ^ “反対・棄権・欠席した民主党衆院議員の顔ぶれ”. 読売新聞. (2012年6月26日). オリジナルの2012年6月29日時点におけるアーカイブ。
- ^ “<消費増税法案>民主57人反対 事実上の分裂状態に”. 毎日新聞. (2012年6月26日). オリジナルの2012年6月29日時点におけるアーカイブ。
- ^ “【民主分裂】一体改革関連法案をめぐる民主党の処分・措置等一覧(敬称略)”. 産経新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月4日時点におけるアーカイブ。
- ^ “【民主分裂】離党届提出の衆院37人を除名 鳩山元首相は党員資格停止6カ月”. 産経新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月3日時点におけるアーカイブ。
- ^ “小沢氏ら37人除籍=民主処分、鳩山氏は資格停止6カ月―離党組減り衆参49人”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月6日時点におけるアーカイブ。
- ^ “民主党:小沢元代表ら衆院37人除名、鳩山氏党員資格停止”. 毎日新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ “小沢氏ら37人除名処分へ 鳩山氏は党員資格停止6カ月”. 朝日新聞. (2012年7月4日). オリジナルの2013年4月24日時点におけるアーカイブ。
- ^ “鳩山氏は資格停止3カ月=小沢氏らの除籍決定―民主”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2012年7月9日). オリジナルの2012年7月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ “鳩山元首相、党員資格停止3カ月に短縮 小沢元代表ら37人除籍処分は原案通り 民主党臨時常任幹事会”. 産経新聞. (2012年7月9日). オリジナルの2012年7月9日時点におけるアーカイブ。
- ^ “民主:鳩山元首相の処分半減 増税法案反対で”. 毎日新聞. (2012年7月9日). オリジナルの2012年8月7日時点におけるアーカイブ。
- ^ “維新、参院選で3人公認 比例代表”. 日本経済新聞 電子版. 2019年2月3日閲覧。
- ^ “朝日・東大谷口研究室共同調査”. 朝日新聞 (2019年). 2019年7月8日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 元衆議院議員 空本せいき公式サイト
- 空本せいき (100022329252387) - Facebook
- 空本せいき (@soramoto_seiki) - X(旧Twitter)