DOOM

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DOOM』(ドゥーム) は id Softwareによって開発されたコンピュータゲームで、ジャンルはファーストパーソン・シューティングゲーム (FPS) である。

FPSというジャンルを代表するゲームタイトルであり、その人気はその後のFPSに多くの影響を与え、オンラインゲームの発展にも寄与している。日本ではFPSという単語が知られていなかった時に、FPSはDOOM系と呼ばれていた。

またユーザによってDOOM WAD(現在で言うトータルコンバージョンMOD)と呼ばれる様々な拡張データの制作も行われ、1990年代中頃からはDOOMクローンと呼ばれる亜種も多数作られている。

第1作『DOOM』の成功から続編『DOOM II』(1994年)と『The Ultimate DOOM』(1995年)、『Master Levels for DOOM II』(1995年)、『Final DOOM』(1996年)等の拡張パックも発売され、また PC-DOS 以外の様々なプラットフォームへも移植された。さらに2004年にはゲームシステムを刷新した『DOOM3』が発売されている。

2007年8月よりシリーズ3作+各拡張版がsteamによるDL販売を開始。サイバーフロントが輸入代理店になっていたとはいえ、既に販売が終了していたDoom3を含め入手困難だった状況は解消された。このSteam版DOOM1&2(+拡張パック)はあえてMS-DOS版をエミュレーターを用いて起動させている。

『DOOM』は流血描写や銃撃シーンなどの暴力的な表現が問題視され、常に論争の的となってきたコンピュータゲームでもある。

概要[編集]

『DOOM』は、プレイヤーキャラクターの一人称視点でゲーム進行し、そのほとんどが敵を撃ち殺すことに費やされるファーストパーソン・シューティングゲームであるが、単純なアクションゲーム然としたものではなく、秘密の部屋や隠されたアイテムを見つけたり、次のエリアに進むために鍵や遠隔操作の開閉装置を操作したりすることが必要となるアドベンチャーゲーム的な探索の要素も持っている。

ゲームは、チェーンソー散弾銃といった現実にある武器からBFG9000の様な架空の武器までを駆使して、ゾンビ化した軍人やインプバロン、サイバーデーモンなどの地獄悪魔達を倒していくものである。但しこれらの敵は数に頼った単純な攻撃しかせず、熟練したプレイヤーとなると敵の同士討ちを誘うように行動することも出来る。

また、スタンドアローンでの単独プレイの他に、ネットワークを利用した2~4人プレイ用のゲームモードがあり、協力プレイ「co-operative」モードと対戦プレイ「deathmatch」モードの二つを楽しむことができる。このマルチユーザ対戦は、id Software から発売された『Quake』シリーズによって FPS におけるスタンダードなものとなった。また、『3』をモチーフに実写版『DOOM』が完成。2005年10月に全米公開され初登場1位を飾った。日本では2006年4月1日に公開、2006年8月11日DVDが発売された。

評価[編集]

『DOOM』は、既に一定の評価を得ていた『Wolfenstein 3D』以上の人気を博した。売り上げこそ150万本にとどまり、1200万本以上を売り上げた『MYST』などに及ばなかったものの、シェアウェア版(ダウンロード販売)の利用者は1500万人から2000万人にのぼると言われている。

その高い人気を反映して、以降「DOOM クローン」と呼ばれる FPS が多数つくられた。これら「DOOM クローン」の中には、Apogee Softwareの『Rise of the Triad』、Origin Systemsの『System Shock』、Ken Silvermanが作成したFPS用ゲームシステム「Build エンジン」を採用した3D Realmsの『Duke Nukem 3D』などといった高い評価を得た FPS も多数存在し、このことからも『DOOM』が1990年代の3Dアクションゲームに与えた影響が多大なものであると分かる。

1994年にはPC Gamer、Computer Gaming Worldの両誌においてGame of the Yearに輝いた。さらにPC MagazineのTechnical Excellence Award、Academy of Interactive Arts & Sciences の Best Action Adventure Gameを受賞し、2004年4月のPC Gamer10周年記念号においてもっとも影響力のあるゲームの一つに数えられた。

一方、そのあまりの人気の高さゆえに悪影響も報告されている。『DOOM』が仕事に対する重大な脅威となり、オンライン対戦やシェアウェアのダウンロードによってネットワークが妨げられたとするいくつかの報告書が存在しており、実際これらの問題のためにインテルやカーネギーメロン大学ではわざわざ勤務時間中のゲームプレイを禁止しなければならなくなったとされている。また、『DOOM』は過度の暴力描写や流血描写、悪魔的なイメージから悪評が高く、その残虐性ゆえにもキリスト教系の団体[どこ?]から幾度も批判され、「大量虐殺シミュレータ」などと揶揄されることもあった[要出典]。コロンバイン高校をはじめアメリカ合衆国で多発する学校内銃撃事件に関わった少年のうち何人かがこのゲームに熱中していたこともあり[要出典]コロンバイン高校銃乱射事件の実行犯が『DOOM』を使用して事件の予行演習をしていたなどという噂が流れたこともあった。


シリーズ[編集]

DOOM[編集]

第1作『DOOM』は、1993年12月10日PC-DOSシェアウェアとして公開され、前年に発売された『Wolfenstein 3D』に比べ格段に進歩したグラフィック及びゲーム性により注目を集めた。

主人公は、火星の軍事企業 Union Aerospace Corporation (UAC) で働く宇宙海兵隊の一人。
UAC は火星衛星フォボスダイモス間で秘密裏に瞬間移動装置の実験を行っていたが、その実験中に偶然地獄へのゲートが開く。
基地のセキュリティシステムは、ゲートからやってくる地獄の住人達を阻止することが出来ず、基地の人員は瞬く間に殺されゾンビと化し、火星から事件の調査のために派遣された UAC の部隊もすぐに音信不通となってしまう。
プレイヤーは、UAC 部隊の唯一の生き残りとなって基地からの脱出を図ることになる。

『DOOM』は「Knee-Deep in the Dead」、「Shores of Hell」、「Inferno」の三つのシナリオ(エピソード)から成り、それぞれ隠しステージとボスステージを含む 9つのステージで構成されている。シェアウェア版では、第1エピソード「Knee-Deep in the Dead」を無料でプレイすることができるが、第2エピソード「Shores of Hell」及び第3エピソード「Inferno」をプレイするためにはユーザ登録をするかパッケージ版を購入するかしなければならない。1995年には、オリジナルの『DOOM』と追加シナリオ「Thy Flesh Consumed」を収録した『The Ultimate DOOM』がパッケージ発売された。

オリジナルである PC-DOS版の他、PC-9801&9821Microsoft Windows、QNX、Irix、NeXTSTEPLinuxMacintoshスーパーファミコンメガドライブ スーパー32XプレイステーションゲームボーイアドバンスAtari JaguarセガサターンNINTENDO643DO等多数のプラットフォームに移植されている。

但しその全てがオリジナル版からの完全移植というわけではなく、スーパーファミコン版ではハードウェア性能の都合でグラフィックの質を下げており、NINTENDO64 版『DOOM 64』はグラフィックやマップの大幅な変更によって全くの別物と化している(ストーリーもオリジナル版からの続きであり、ゲーム自体続編のようなものに近い)。なお、『DOOM 64』は作品の中で数少ない日本語ローカライズされている作品だが、日本語になっているのはアイテムを取った時などに表示されるメッセージのみで、字も何故かカタカナである。

PC-9801&9821版はイマジニアが移植しており、DOOM IIも含めて、アイテム取得メッセージの他、ステージ間のストーリー表示も平仮名や漢字による日本語化がなされている。また、256色表示を行うためのウィンドウアクセラレータのドライバも内包している。

また、1990年代後半にオリジナルのソースコードGNU General Public License下で公開され、ファンの手によって様々な移植、改変がなされた。

DOOM II[編集]

1994年10月10日に発売された続編『DOOM II: Hell on Earth』は、アクティビジョンによるパッケージ販売となり、以降シェアウェアとしての公開はされなくなった。

前作においてダイモスから脱出し無事地球に生還を果たした主人公が、既に地獄からの侵略を受けていた地球を舞台に孤軍奮闘する。

本作は全30ステージで構成され、さらに2つの隠しステージがある。ゲームシステムは、武器と敵キャラクターの追加以外に大きな変更はない。また、過度の暴力描写によって ESRB レーティングの「Mature」指定を受けている。

1995年に公式WADの詰め合わせである「Master Levels for DOOMII」、1996年には、「The Plutonia Experiment」と「TNT: Evilution」の 2 つのシナリオを収録した拡張パッケージ『Final DOOM』が発売されている。

DOOMおよびDOOM IIは、外見上は3Dだが実際には疑似3Dであり、内部的には高さの概念がない。完全な3DFPSは後継作のQuakeで実現された。

コンソールではゲームボーイアドバンス版が発売されている他、Xboxで発売された『DOOM 3 Limited Collector's Edition』や、『Resurrection of Evil』にも収録されている(日本では未発売)。XBOX版は完全移植に近く、ゲームボーイアドバンス版は削られている部分や変更点があるものの、オリジナル版をほぼ忠実に再現している。『Master Levels for DOOMII』はXbox版『Resurrection of Evil』に収録作品として移植されている。

日本でもソフトバンクより発売されたプレイステーション、セガサターン版『DOOM』(開発はWilliams Entertainmentが担当)にも収録はされているものの、完全移植では無く、オリジナル版には存在したステージ間のストーリー表示や幾つかのマップ、モンスター、ラストボス等が削られてしまっている。また、オリジナル版の明るく軽快な曲とは違い、こちらはBGMが全てアンビエント系のダークな雰囲気のものに変更されており、幾つかのマップや背景などもプレイステーション、セガサターンオリジナルのものが収録されている。プレイステーション版『Final DOOM』も同様である。

現在、ベセスダ・ソフトワークスからXbox Live Arcadeにて800マイクロソフトポイントで配信中。

DOOM 3[編集]

2004年8月3日に最新のゲームシステムを採用した第1作のリメイク作品とも言うべき『DOOM 3』が発売された。日本では8月12日サイバーフロントより発売された。これは従来のDOOMのような、“広いエリアで大量に出てくる敵を次々となぎ倒していく”という概念が無くなり、暗く狭い基地の中をライトを照らしながら、前方や背後、物理エンジンによる壁などの破壊により出てくる単体もしくは少数の敵を少しずつ倒していくというものになっている。これは後に“ホラーFPS”というジャンルに分けられる(F.E.A.Rなどもそれに当たる)。

このプレイスタイルの変化について、スタッフ側は「今DOOMがやりたいならSerious Samがあるし、同じものを作っても意味がない」と答えている(逆にSerious Samのスタッフは「現代風にアレンジしたDOOMが作りたかった」というコメント有り)。

新開発されたDOOM3エンジンが重い(当時のビデオメモリの観点から考えると最高設定で満足に遊ぶことは出来ない)、マップが(含むマルチプレイ)暗い、敵AIが古臭い、などと批判をする人もいたものの、低設定でも美しいグラフィックやホラーな演出は評価が高く、IGNで8.9/10、PCGAMERで94%などと批評家から軒並み高い評価を受けた。セールス面でもid Softwareの作品としては史上最高となる350万本を売り上げる大ヒットとなった。

また、このDOOM 3には拡張パック(Resurrection of Evil)があり、新たにGrapperとDouble-Barreled Shotgunという武器が追加された。Double-BarreledはDOOM 2にも存在した短銃身水平二連ショットガンであり、今もなおFPS史上における人気武器の一つである。もう一つのGrapperは、ハーフライフ2にも出てきた零点エネルギー銃(重力銃)のようなもので、周囲のオブジェクトや敵のエネルギー弾を吸い寄せて投げ付けたり、あるいは小さな敵なら直接掴んで投げることが出来る。新しい敵としてはImpの強化版といえるVulgar、キャノン砲を連射してくるBruiserなどが登場する。

本編、拡張パック共に日本国外版Xboxにも移植されている(日本国内では未発売だが、リージョンフリーなので日本のXboxでもプレイ可能)。

2012年には本編、拡張パック、旧2作を収録した完全版『DOOM 3: BFG Edition』が発売された。プラットフォームはPC、プレイステーション3Xbox 360。この作品はゲームシステムが若干変更や改良がされた他、新たなミッション(Lost Mission)が追加されている。

武器・アイテム[編集]

ここでは、2以降に登場した武器と多数のアイテムを紹介する。

武器[編集]

ピストル
初期装備の武器、単発の威力が小さく、後述するショットガンなどの上位火器を入手した後では使用し続けるメリットは少ない。1と2に登場したモデルはベレッタをモチーフにしていると思われる。3からはグロックと同じような連射機能を持ち、Xbox版『Resurrection of Evil』ではライト付きになっている。
ショットガン
全シリーズに登場するポンプアクション式の散弾銃。散弾させて単発で攻撃する武器で遠距離では弱いが近距離では強力で、前半のモンスターならほぼ一撃で倒せる。ゾンビ軍曹(3ではゾンビ兵士)がこれを装備している、殆どのプレイヤーなら必ず武装する武器でもある。3ではポンプアクションの動作がやや遅くなり、後述の使い勝手の良いマシンガンの存在もあって旧作に比べて多少使いづらくなった。なお、2と3の拡張パックには強化版であるコンバットショットガンがある。
コンバットショットガン
2と3の拡張パックに登場、威力はショットガンの3倍だが装填には時間がかかる。
マシンガン
3から登場。P-90とおなじブルパップ方式の武器。単発では弱いが連射性がチェーンガンよりも早く、命中精度も高めで即着弾するため、ある程度離れた敵も狙いやすい。連射性の高さゆえに弾切れが早いのが欠点だが、リロードの時間もやや短めで弾薬も手に入りやすいため使い勝手が非常に良く、ショットガン同様プレイヤーが一番使用する武器でもある。
チェーンガン
全シリーズに登場。きわめて高い連射能力を誇るがその分弾切れも早く、考えなしに撃ちまくっているとすぐに弾薬が尽きてしまう。3では初弾が発射されるまでに若干のタイムラグが生じるようになり、連射もやや遅くなったがその分マシンガンより強力で、特にティック等の小型の敵には効果的。しかし集弾性はマシンガンより劣る。
ロケットランチャー
全シリーズに登場、攻撃力は高いが、敵や壁の近くで撃つと爆発に巻き込まれてしまうので注意する必要がある。
グレネード
3に登場。時限式の手榴弾で起動してから約3秒経過するか、敵などに当たると爆発する。威力は高く、隠れつつ敵を攻撃したり物陰に隠れている敵を効果的に攻撃できる。現実世界のグレネードとは比べ物にならない程よく弾み、場合によっては自分に返ってくることもあるので注意。
プラズマガン
プラズマを放つ武器。単発での攻撃力が高く連射能力もあるため、後半部のモンスター戦では無くてはならないものである。3では発射速度がやや遅くなっており、即着弾でもないため離れた所にいる敵を狙い撃つにはやや不向き。反面、攻撃力が高く弾薬も中盤以降は手に入りやすいため、中盤以降の主力武器となりうる武器である。
BFG9000
最強の武器で、大爆発を起こす緑色のエネルギー弾を放つ。発射に多少時間が掛かるが、雑魚クラスの敵なら一気に葬り去る事が出来る。また3ではチャージ能力が加わり更に強力な武器となった。但しチャージしすぎると自爆し被害を受ける(基本的に自爆するとほぼ即死である)。余談だがマルチ対戦では役に立たない武器である。映画にも登場するが、かなり形が異なっている。
チェーンソー
近接武器。それなりに強力で連続的にダメージを与えられるため、装備した状態で正面に突っ込めば序盤のモンスターをミンチにしてしまう威力を持つ。3では納品ミスで間違って火星基地に届けられた誤配品、という設定が付加されている。
素手
近接武器。己の拳で敵を殴る。威力は非常に弱く通常は使用する機会は無いに等しいが、筋肉増強剤(バーサーカー・パック)を服用するとロケットランチャー並みの攻撃力を出す。
アンメイカー
64版に登場。デーモン達によって造られた兵器。攻撃力は高く、赤いレーザーを発射する。登場数は非常に少ない。
ソウルキューブ
3に登場。地獄を封印するための古代文明の最終兵器である。非常に奇妙な道具だが、ほかの武器と比べると強力な武器でもある、体力の高い敵に向けて放つと敵に大ダメージを与える上に、プレイヤーの体力を敵から吸収し回復できる。片言な人語を喋りプレイヤーに手助けしてくれるほか、ラストボスのサイバーデーモン戦には必要な武器となっている。

Resurrection of Evilに登場する武器[編集]

ポンプバレルショットガン
2に登場したコンバットショットガンの様なもの。現実世界ではダブルバレルショットガンがこれに値する。一度に2発発射可能で、通常のショットガンよりも強力だが装填は若干遅い。「Lost Mission」にも登場する。
グラッパー
重力銃。遠くにある物体やアイテムを重力の力で吸収する武器。敵のエネルギー弾を重力で捕らえ敵に投げ返すことも可能。敵のエネルギー弾は捕らえにくいが意外に高威力で、インプやカコデーモンの攻撃ならば1~2回、ヘルナイトの攻撃でも4~5回投げ返して直撃させれば倒すことができる。また、ケルビムなどの一部の小型の敵を捕らえることも可能で、捕らえた後に投げ飛ばして倒すこともできる。「Lost Mission」にも登場する。
アーティファクト
心臓のような形状をした武器。プレイヤーに様々な効果をもたらす。ボスであるヘル・ハンター達を倒すことで使用可能になり、以降も倒す毎に効果がグレードアップしていく。なお、発動にはゲーム中至る所に転がっている死体からソウルを採取する必要がある。

アイテム[編集]

アーマー(緑)
プレイヤーのアーマー度を100%にすることができる。アーマーを装備することによってプレイヤーの防御力を上げることが出来る。アーマー(青)は200%増加できる。敵の攻撃を受けることでアーマーの数値が減る。
スティムパック
救急箱。ライフを10%(DOOM3では15%)回復するアイテム、いたるところにある。25%回復のタイプもある。
ヘルスポーション
青い瓶。ライフを1%回復する。ライフが100%ある場合はこれをとると1%上昇する。最大200%まで。
バーサーカー・パック
黒い救急箱。入手すると100%ライフを回復させる上、パンチの威力が飛躍的にアップする。その後一定時間は画面が若干赤くなってしまう。よく勘違いされがちだが画面が正常に戻っていてもそのレベルの間は効果が持続する。3では登場数が非常に少なく効果も一時的になったが、その分ヘルナイトですら1~2発で沈めるほどのパンチが繰り出せるようになるほか、使用中は移動スピードも上がる。
バックパック
携帯中の弾薬の保有数を増加させるアイテム。
コンピューターマップ
入手すると、そのレベルの全てのマップが表示される。
ナイトビジョン
一定時間画面が明るくなり、暗闇でもよく見える様になる。
目標地点までの必要なアイテム。色が赤、青、黄の三種類が存在し、色にあっている鍵があればあけることが出来る。カードキーと髑髏の形をしたスカルキーの2つのタイプがある。
スピリチュアルアーマー
アーマー100%以上を1上昇できるヘルメットに似た形状をしたアイテム。3では5回復でMAX120の「アーマーシェイド」が登場。
対放射能スーツ
一定時間ヘドロの上を移動してもダメージを受けなくなる。
消える玉(Blur Artifact)
赤い目玉のような玉。一定時間透明になり、敵の飛び道具による攻撃の命中率が下がる。
不死身の玉(Invulnerability)
緑色の髑髏のような玉。一定時間無敵になるが、その間は画面が白くなってしまう。
生命の玉(Soul Sphere)
青い人面のような玉。ライフが100%増加する。
輝く玉(Megasphere)
怪物のような顔の玉。ライフとアーマーが一気に200%になる。
フラッシュライト
3から登場、DOOM3は暗い場所が非常に多いのでこれが必須の物となっている。武器としても使え、これでモンスターを殴ることも出来る。 BFG Editionでは武器として使えなくなった代わりに、他の武器を装備中でも使用できるようになっている。

モンスター[編集]

一部のモンスターは火星基地に住んでいた人間が、地獄にいたモンスターの手によって、改造されたり寄生されたものが多い。

ゾンビ兵士(Zombieman)(DOOM3ではZ-Sec Guard)
全シリーズ登場、1と2ではピストルと同じ位の攻撃力を持つアサルトライフルに似た武器で攻撃してくる。ピストルで簡単に倒せるほど弱かったが、3になると元海兵隊の能力あるためか知能が多少高く、ショットガンやマシンガンを武装したタイプも登場し、それぞれ容姿も異なっている。物陰や見えない場所から攻撃してくるようになった為、ゾンビ軍曹と同じような戦闘力を持っている。また、数は少ないが防弾シールドを装備しこちらの攻撃を防ぐタイプも存在する。
ゾンビ軍曹(Shotgun guy)
1と2に登場するゾンビ兵士の強化版。ゾンビ兵士と比べると体力もやや高く、スキンヘッドで黒いアーマーを装備しており、ショットガンを構えている。3では登場しないが代わりにゾンビ兵士がこの能力で現れる。
ゾンビコマンド(Heavy weapon dude)(DOOM3ではCommando Zombie)
2から登場。スキンヘッドで髭面、赤いアーマー、背中にはバックパックを装備した厳つい容姿のゾンビで、体力は高く、チェーンガンで武装し攻撃してくる。3では機械的なゴーグルとヘルメットを装着した改造人間のような容姿をしており、足早で攻めてきてキックを浴びせてきたり触手で攻撃してくるほか、旧作同様チェーンガンを装備したタイプもいる。
インプ(Imp)
全シリーズ登場、火の玉を投げつけたり近距離からは体から生えた棘で刺してくる、3ではいきなり飛びついてくることもあり最も多く出現するモンスターのひとつ。64版ではナイトメア・インプ(Nightmare Imp)という青い半透明のタイプも存在する。
デーモン(Demon)
ピンク色の皮膚に巨大な顎を持った牛の様な悪魔。接近攻撃系で強力な牙でプレイヤーに襲ってくる。3ではピンキーデーモン(Pinky Demon)と言う名前で登場し、外見も変わり4足歩行で、下半身が機械化されている。
スペクター(Spectre)
透明に近い姿をしたデーモン。それ以外の能力はデーモンと同じ。PS版では緑色の強化タイプも存在する。
ロストソウル(Lost Soul)
浮遊する二本角の髑髏。炎をまとっており、猛スピードで体当たりしてくる。3では後頭部が機械化された生首のようなデザインに変更されており、上下に浮遊するようになった為非常に狙いにくくなった。
カコデーモン(Cacodemon)
浮遊する一つ目の巨大な顔だけの悪魔。電撃弾を吐く。登場作品によってはデザインが異なっており、64版では両腕があり、手首に鎖をつけている。3では剥き出しの脳に鋭い四つ目を持つデザインになっている。
ペイン・エレメンタル(Pain Elemental)
2から登場。苦痛の精霊。外見はカコデーモンにやや似ているが、より大きな目と、二本の小さな腕が生えている。ペインエレメンタル自体は攻撃能力を持たず、浮遊しつつ口からロストソウルを吐き出す。64版では若干強化されており、2つの口を持ち、ロストソウルを同時に2匹吐き出してくる。3には登場しない。
スパイダー・マスターマインド(Spider Mastermind)
頭脳がむき出しの身体に、クモの様な機械の四本足を持つ、サイバーデーモンに匹敵する力を持つ巨大なサイボーグモンスター。内蔵されたスーパーチェーンガンが武器。1ではラストボスとして登場した。3には登場しない。余談だが、『DOOM 3 Limited Collector's Edition』のアートギャラリーには、このモンスターらしきコンセプトアートが、未使用キャラとして収録されている。
アラクノトロン(Arachnotron)
2から登場。小柄なスパイダーマスターマインドといった感じのモンスター。PS版のマニュアルには「機械と生物を融合する科学を悪用して生み出された怪物」と解説されている。プラズマライフルが武器。64版ではプラズマライフルが2連装になっており、強化されている。3には登場しない。
マンキュバス(Mancubus)
2から登場。肥満体の体に両手にキャノン砲を装備したモンスター。巨体で動きは鈍いが、耐久力は高く、火炎弾を連射してくる。3では象のような姿をしており、キャノン砲で殴ってくる攻撃が追加された他、中ボスとしても登場する。
リバナント(Revenant)
2から登場。レブナントとも言う。鎧を着た骸骨のモンスター。3では透明の肉体を持ち、骨が透けて見えているというデザインになっている。両肩のロケットランチャーからホーミング弾を放つ。近距離だと殴ってくる。3ではホーミング弾を撃ち落としたり軌道を逸らすことが可能になったが、誘導能力はかなり高いため狙って撃ち落とすのは難しい。
バロン・オブ・ヘル(Baron of Hell)
山羊のような頭と、赤い屈強な肉体を持つ大柄な悪魔。エネルギー弾を投げつけてきたり、殴りかかってくる。1では第1エピソードのボスとして登場した。3には登場しない。
ヘルナイト(Hell-Knight)
2から登場。バロンの弱体化版。バロンとは容姿、攻撃力こそ同じものの、体色、鳴き声が異なる他、耐久力がバロンよりも低い。3では外見が大きく変わっており、エネルギー弾を飛ばてくるところは変わらないが、BFG9000の一撃も耐えられるほどの高い耐久力を誇り、勢いよく突進したり強力な腕力で投げ飛ばしてくるなど、前作よりもはるかに手強い存在となっている。拡張パックには上半身で浮遊したり、無敵になる等の能力を持つハンター・ヘルナイト(Hell Hunters)がボスとして3体登場する。
アーチバイル(Arch-Vile)
2から登場。痩躯だが、倒された敵を蘇らせたり、視界内にいるプレイヤーを確実に攻撃する魔法攻撃を使う強力な悪魔。3では能力が変わっており、他のモンスターの召喚能力を持つほか、地を走る高威力の炎を放つことができる。
サイバーデーモン(Cyberdemon)
最強のモンスター。巨大なサイボーグの悪魔で、強力なロケットランチャーが武器。1では第2エピソードのボスとして登場し、3ではラストボスとして登場する。
ナチス隊員(Wolfenstein SS)
2での隠しステージに登場、ゾンビコマンドと同じ能力を持っているが知能はこちらがやや賢い。マシンガンで攻撃してくる。元は『Wolfenstein 3D』に登場した敵キャラクター。
マザーデーモン(Mother Demon)
64版に登場するラストボス。浮遊する四本腕の化け物で、地を走る炎や、火炎弾を一度に数発放って攻撃してくる。
ゾンビ(Zombies)
3に登場。火星基地で働いていた研究員や整備員の変わり果てた姿。銃などの武器を持たず素手や鉄パイプもしくは工具などで襲い掛かってくるが、動きはやや緩慢でさして強くはない。「HELL」のマップでは服を着ていない亡者のようなタイプが登場する。
チェーンソー・ゾンビ(Chainsaw Zombie)
3に登場。チェーンソーを装備した上半身裸で筋肉質の屈強なゾンビ。他のゾンビに比べると登場数は少ない。
レイス(Wraith)
3に登場。カマキリのような腕をした小柄のモンスター。テレポート能力を持ち、独特の音と共にプレイヤーの至近に近づいてくる。
マゴット(Maggot)
3に登場。双頭の怪物。接近攻撃をしてくるだけだが集団で襲い掛かってくることが多く、低い姿勢から攻撃してくるため近づかれると厄介な存在。
ティック、トライト(Tick,Trite)
3に登場。人面にクモの様な脚が生えた小型の敵。一体一体は弱いが大抵の場合集団で現れる。
ケルビム(Cherub)
3に登場。羽が生えた赤ん坊の様なモンスターだが飛行は出来ず、羽を使って飛びついてくる形で攻撃してくる。
ヴィルガー(Vulgar)
拡張パック『DOOM3:Resurrection of Evil』に登場するモンスター。青い光弾を放つインプの強化版で、映画「エイリアン」シリーズに登場するエイリアン・ウォーリアーのような外見を持つ。耐久力や俊敏性が強化されており、低い姿勢でこちらの攻撃をかわしながら接近してくるなどインプよりも格段に手強くなっている。
ブルーサー(Bruiser)
拡張パックに登場。二本角に、口がモニターになっている奇抜な外観を持つサイボーグモンスター。巨体でマンキュバスと同じく両手がブラスターになっており、強力なレーザー弾を放つ。
フォーガットン(Forgotten)
拡張パックに登場。浮遊する髑髏のモンスターで、旧作のロストソウルに近い姿をしている。

DOOM3でのボス[編集]

ここでは、Resurrection of Evilでのボスも含む。

ヴァイガリー(Vagary)
女王蜘蛛の様なモンスター。ティックなどの蜘蛛モンスターの親玉でもある。鋭い足爪でプレイヤーに引っかいてくる上にいたるところに転がっている棘のついた物体を投げたりプレイヤーに向かって蹴り飛ばしてくる。終盤では雑魚として登場。
ガーディアン(Guardian)
「HELL」で登場するボス。二本角の巨獣。両手が棘付き鉄球のようになっており、全方向から発射される火の玉で攻撃してくる。シーカーと言うモンスターを召喚しプレイヤーの居場所を感知して攻撃してくる。「Lost Mission」ではよく似た個体がラストボスとして登場するが、こちらはシーカーを召喚しない。
セビアス(Sabaoth)
主人公の上官であるケリー軍曹が変わり果ててモンスターとなった姿。下半身がキャタピラになっているサイボーグで、右側にロボットアームがあり左側にBFG9000を装備している。
サイバーデーモン(Cyberdemon)
DOOM3でのラストボス。前作のタイプとは違ってよりメカが強調されたデザインになっており、非常に巨体で10メートルほど高さがある、ロケットランチャーをプレイヤーに対して容赦なく連射してくる。また、迂闊に近づくと踏み潰され即死してしまう。
メレディクト(Maledict)
DOOM3の最後に登場した翼竜型のモンスター。Resurrection of Evilでのラストボス。口の中にベトルーガー博士の顔があるが、地獄の悪魔と契約したのか自ら姿を変えたのかは不明である。隕石を降らせたり、フォーガットンを召喚してくる。
ハンター・ヘルナイト(Hunter Helltime)
拡張パックのボス。プレイヤーが序盤ステージで戦うボスモンスター。上半身のみで下には火の玉によって浮遊している。瞬間移動が出来る。
バーサーク・ハンター(Hunter Berzerk)
拡張パックのボス。全身から炎を燃えあがらせ強力な火の玉を発射して来たり、手から棘の様な物を出して突進してきたりする。
インブルナベリティ・ハンター(Invulnerability Hunter)
拡張パックのボス。全身から青い電流が流れているモンスター。

関連商品[編集]

ゲーム[編集]

  • Quake シリーズ - DOOM の後継シリーズ。
  • ライセンス供与された DOOMエンジンを採用した FPS
    • 『Heretic』
    • 『HeXen』
    • 『Strife』
    • 『HacX』
  • 『Marine DOOM』 - DOOM II を基にアメリカ合衆国海兵隊が開発した訓練用ソフト。
  • 『Doom: The Board Game』 - 2005年1月31日に発売されたボードゲーム

小説[編集]

いずれも Dafydd Ab Hugh と Brad Linaweaver の共同執筆

  • Knee-Deep in the Dead
  • Hell on Earth
  • Infernal Sky
  • Endgame

映画[編集]

外部リンク[編集]