Atari Jaguar
Atari Jaguar
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| メーカー | アタリ |
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| 種別 | 据置型ゲーム機 |
| 世代 | 第5世代 |
| 発売日 | |
| CPU | MC68000 |
| 対応メディア | ロムカセット CD-ROM |
| 対応ストレージ | バッテリーバックアップ |
Atari Jaguar(アタリ ジャガー)とは、アタリが1993年に発売した家庭用ゲーム機。
目次 |
[編集] 概要
64ビットシステムバスをもち、CPU (MPU) にMC68000が使われている。
コントローラーは、方向キーとA・B・Cボタン(のちに6ボタンコントローラーも登場する)、Option、Pauseスイッチ(他機種でのSELECT、STARTに相当)、その下にテンキー様のボタンが12個付いている。テンキーにはゲームソフト付属のオーバーレイを被せ、補助的な操作を担う。コントローラの評価は高くなく、また本体との接続に利用されたD-sub端子が抜け落ちやすかった。そのため、IGNが2006年に掲載した「最悪なゲームコントローラー TOP10」のトップに選ばれてしまった[1][2]。
ソフトウェアは、ファミリーコンピュータやメガドライブのカートリッジとほぼ同じ大きさのカートリッジで供給された。のちに後付けのCD-ROMドライブも発売される。本体にVLM(Virtual Light Machine)というソフトが内蔵されている。TEMPEST2000の作者Jeff Minterによるもので、CD再生させながら連動してCDデータを映像変換して表示するという映像ドラッグソフトである。
電源を入れると吠えるゲーム機としても知られる。[1]
[編集] スペック
ジャガーは三つのチップに都合5つのプロセッサを装備したマシンである。これらは全て並列に動作できる。
- CPU
- "Tom"(主に画像処理), 25.59 MHz
- 32-bit RISC Graphics Processing Unit (GPU) (#1) - 4Kキャッシュ; 実質的にはCPU扱い
- 64-bit Object processor (#2) - プログラマブル; スプライト処理、ピクセル処理など、様々な画像処理ユニットとして振る舞える。
- 64-bit Blitter processor (#3) - コプロセッサ。zバッファとグーローシェーディングをハードウェアサポート
- 64-bit DRAM コントローラ
- "Jerry" 26.6Mhz
- 32-bit RISC Digital Signal Processor (#4) - 8kキャッシュ; GPUと同じもので汎用に振る舞える
- CD音質サウンド(16-bit ステレオ)
- Wavetableシンセ、FMシンセ、 FMサンプリング、AMシンセ
- クロック、タイマー、UART制御
- ジョイスティック制御
- モトローラ 68000 (#5)
- 汎用用途 13.295MHz
- "Tom"(主に画像処理), 25.59 MHz
- その他
いずれのプロセッサもDRAMへのアクセス機能を持ち、DSP、GPUについては直接メモリ上のコードを実行できる。
他のゲーム機とは異なり、Jaguarの設計ではどれが正式なCPUという判断は付けにくい。68000は汎用用途となっているが、起動後はGPU・DSPともに汎用に使えるため、メインCPU基準で見るなら16ビット機、32ビット機、64ビット機、いずれの見方も可能である。
ただ、Object ProcessorとBlitterについては完全に64bitで、その意味では「Jaguarは64ビット機」という表現は当たっている。汎用に使えるレジスタはGPU・DSPの32ビット幅が最大なので「64ビットは単なるグラフィック処理機能で実質32ビット機」という表現もまた正しい。基本的にはメモリアクセスの速度を稼ぐためにシステムバス及び直結する演算用プロセッサを64ビットとし、制御系は32ビットでよいという設計方針である。
なおアタリはあくまでも「64Bits System」であるとし、「64Bits CPU」という表現は使っていない。
[編集] その他
日本ではAtari Lynx同様、ムーミンが輸入代行を行ったが、ハード・ソフトともに取り扱っている店舗が秋葉原などごく一部地域に限られたため、日本でのセールスは非常に少なかった。輸入代行の総代理店であったメッセサンオーでは3000台しか売れなかったという[3]。本国でもあまり成功したとはいえなかったようで、これ以降、アタリはハードウェア事業から撤退し、ブランドの身売りをするなど迷走状態が続く。
[編集] 脚注
- ^ RIKUSYO (2007年7月28日). “Game*Spark - : 最悪なゲームコントローラー TOP10” (日本語). Game*Spark. 2008年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年1月28日閲覧。
- ^ Harris, Craig (2006年2月21日). “Top 10 Tuesday: Worst Game Controllers - Xbox360 Feature at IGN” (英語). IGN. 2010年1月28日閲覧。
- ^ 『洋ゲー通信 Airport51』(須田剛一 マスク・ド・UH著 エンターブレイン発行)148p
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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