Adobe Acrobat
| 開発元 | Adobe Systems |
|---|---|
| 最新版 | 10.1.2(2012年1月10日(米国時間)) |
| 対応OS | クロスプラットフォーム |
| 種別 | PDF ライター |
| ライセンス | プロプライエタリ |
| 公式サイト | Adobe Acrobat ファミリー |
| 開発元 | Adobe Systems |
|---|---|
| 最新版 | 10.1.2(Windows版の場合。OS により異なる)(2012年1月10日(米国時間)) |
| 対応OS | クロスプラットフォーム |
| 種別 | PDF ビューア |
| ライセンス | プロプライエタリ |
| 公式サイト | Adobe Reader ホーム |
Adobe Acrobat(アドビ・アクロバット)は Adobe Systems が開発する、Portable Document Format (PDF) ファイルを作成・編集・加工・管理するためのソフトウェアである。PDF はオープンフォーマットなので PDF を作成するソフトウェアは数多く存在するが、Acrobat は PDF の作成だけでなくより多くの機能を備え、活用するためのツールとして提供されている。本項では、同社が開発する、PDF ファイルを閲覧するためのソフトウェアAdobe Reader(アドビ・リーダー)についても記載する。
目次 |
[編集] 製品群
2010年12月初旬[1]にリリースされた「Adobe Acrobat X(10)」の製品群は、「Standard」(中位:Windows版のみ)・「Pro」[2](上位)・「Suite」(統合製品:Windows版のみ)の3種類から構成されている。以前は PDF の作成のみに機能を限定した「7.0 Elements」(下位)・「3D」・「3D Version 8」・「9 Pro Extended」(いずれも最上位)があったが、これらの製品はすでに出荷を停止しており、現在は販売されていない。
- 「Suite」に含まれるコンポーネント
- Adobe Acrobat X Pro[2] 読み方はアドビ・アクロバット・テン。
- Adobe Photoshop CS5
- Adobe Captivate 5
- Adobe Presenter 7
- Adobe Media Encoder CS5
[編集] バージョン
詳細は「Portable Document Format#PDFのバージョン」を参照
[編集] Adobe Reader
PDF の開発元である Adobe Systems 社は PDF の閲覧と印刷の機能に特化した Adobe Reader(アドビ・リーダー)[3]を無償で配布しており、メーカー製のパソコンの多くには出荷時にバンドルされている。Adobe Acrobat の最新版が提供されると同時に Adobe Reader の最新版も提供され[4]、両者は密接な関係にある。セキュリティの脆弱性が非常に多く、頻繁にアップデートされている。現在はバージョン9以降がサポート対象となっており、以下それらについて述べる。
[編集] Adobe Reader 9
2008年7月2日に Adobe Reader 9 日本語版がリリースされた。以下の機能が搭載された。
- 起動時間が Adobe Reader 8 の約半分となった
- PDF ポートフォリオの閲覧・印刷・検索
- SWF ファイルや FLV ファイルの再生
- ファイルをアップロードして PDF 化したり、共有してコメントをつけ合ったりできるオンラインサービス「Acrobat.com」への対応
- 256ビット AES 暗号
- 電子署名
- PDF に変換した CAD ファイル中の寸法情報の読み込み
- 地図データファイル中に埋め込まれた経度・緯度情報の読み込み
2009年10月13日に2009年第4四半期の定例アップデータ(9.2.0)が公開された。これ以降のVer. はWindows 7(32 / 64bit)に正式対応している。 参考までに、Adobe Acrobat 9 については、64ビットOS上ではPDF仮想プリンタ部分のみ64bitネイティブ対応するが、これ以外はWOW64による32bit互換アプリとして動作する。 Windows版における最新版は Acrobat / Reader いずれも Ver.9.5.0(2012年1月10日(米国時間)の定例アップデートで公開)。
[編集] Adobe Reader X(10)
2010年10月18日にAdobe Reader X が発表された。米国時間11月15日に公開する予定だったが、同11月18日に公開された。読み方はアドビ・リーダー・テン。 いくつかの新機能が追加された。たとえば、セキュリティーの強化やサンドボックス機能などが新たに追加される。 また、Windows Phone 7やAndroidなど、モバイル・タブレット端末にも対応する。当初iOS向けには提供されかったが、Ver. 10.1.0 以降提供されるようになった。 対応するOSは、Windows XP 以降、 Intel 版 Mac OS X 10.4 以降、およびモバイル・タブレット端末向けOS。 参考までに、Adobe Acrobat X(10) については、64ビットOS上ではPDF仮想プリンタ部分のみ64bitネイティブ対応するが、これ以外はWOW64による32bit互換アプリとして動作する。10.1.0 以降は64bitネイティブ版 Microsoft Office 2010 用の Adobe PDF アドインも用意されている。 Windows版における最新版は Acrobat / Reader いずれも Ver.10.1.2(2012年1月10日(米国時間)の定例アップデートで公開)。
[編集] PDF への変換
PDF の作成は、アプリケーションから Adobe Distiller をプリンタドライバとして用いてファイルを変換する(要するにファイルとして印刷するということ)などの方法によって行われる。
もともと PDF はテキストとバイナリからなるファイルであるので、手書きでもある程度のものは作ることができるが、煩雑である。現在では、Ghostscript(PostScript インタプリタ)の “-sDEVICE=pdfwrite” オプションや ps2pdf などによって PDF へ変換する方法、pdfTeX を用いる方法、TeX と dvipdfm(x) を用いる方法などでも PDF ファイルを作成することができる。他にも、2010 Microsoft Office system (x86 / x64)・OpenOffice.org・LibreOffice などのオフィススイートでも PDF ファイルとして出力する機能を備えている。
[編集] セキュリティ問題
これまで多くのセキュリティホールが発見されており、問題のあるPDFファイルを閲覧、あるいは非表示のフレーム内にPDFファイルを表示するように細工されたウェブサイトを閲覧しただけでユーザのコンピュータでマルウェアが実行されるといった被害が世界中で発生している。特に、ウェブブラウザとリンクして、クリックするだけでPDFファイルが開かれる設定にしているユーザは、不正なコードを容易に実行される。
これまでのセキュリティホールの数々は「pdf 脆弱性」などとして検索することにより確認することができる。JavaScript同様に、このような閲覧方法を強制するセキュリティ意識のないサイトにはアクセスしないというポリシーは、セキュリティ対策において効果的といえる。
Adobeはこれらの問題に対応するため四半期に一度の定期アップデートを行うことを公表したが、脆弱性の発見とソフトウェアの修正はいたちごっことなっており、今後も劇的な改善は難しいものと考えられている[要出典]。提供される最新版を適用することでその時点で発見・公開されている脆弱性へは対応すると発表されているが、アップデートを逐次インストールしない(またはできない)ユーザーも多い[要出典]。
Adobeはアップデートを行うのは最新版とその1世代前のみとしており、2世代以上前のソフトウェアのセキュリティホールに対する対策は行っていない[5]。
最新のアップデータはWindows版における最新版は Acrobat / Reader いずれも 10.1.2(および 9.5.0)である。
[編集] その他
Adobe Acrobat 関連製品は全世界で1000万本以上が販売され、Adobe Reader[3]は1994年に公開されて以来、全世界で約5億本が配布されている。
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
- Adobe Acrobat ファミリー(日本語)
- Adobe Reader ホーム(日本語)
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