Adobe Acrobat

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Adobe Acrobat
Adobe Acrobat XI.png
開発元 Adobe Systems
最新版 11.0.07 - 2014年05月13日(3か月前) (2014-05-13[±]
対応OS クロスプラットフォーム
種別 PDF ライター
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト Adobe Acrobat ファミリー
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Adobe Reader
Adobe Reader XI icon.png
開発元 Adobe Systems
最新版 11.0.07(Windows版の場合。OSやOSのバージョンにより異なる) / 2014年05月13日(米国時間)
対応OS クロスプラットフォーム
種別 PDF ビューア
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト Adobe Reader ホーム
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Adobe Acrobat(アドビ・アクロバット)は Adobe Systems が開発する、Portable Document Format (PDF) ファイルを作成・編集・加工・管理するためのソフトウェアである。PDF はオープンフォーマットなので PDF を作成するソフトウェアは数多く存在するが、Acrobat は PDF の作成だけでなくより多くの機能を備え、活用するためのツールとして提供されている。本項では、同社が開発する、PDF ファイルを閲覧するためのソフトウェアAdobe Reader(アドビ・リーダー)についても記載する。

製品群[編集]

2013年現在最新版である「Adobe Acrobat XI(11)」は2012年10月にリリースされた。読み方はアドビ・アクロバット・イレブン

製品群は、Adobe LiveCycle Designer ES2を含む上位版の「Pro」、下位の「Standard」の2種類から構成されている。なお、「Standard」はWindows版のみである。以前は PDF の作成のみに機能を限定した下位版の「7.0 Elements」、最上位の「3D」・「3D Version 8」・「9 Pro Extended」、統合製品の「X Suite」があったが、これらの製品はすでに出荷を停止しており、現在は販売されていない。

バージョン[編集]

Adobe Reader[編集]

PDF の開発元である Adobe Systems 社は PDF の閲覧と印刷の機能に特化した Adobe Reader(アドビ・リーダー)を無償で配布しており、メーカー製のパソコンの多くには出荷時にバンドルされている。なお、バージョン5までの名称はAdobe Acrobat Reader(アドビ・アクロバット・リーダー)だった。

Adobe Acrobat の最新版が提供されると同時に Adobe Reader の最新版も提供されている。ただし、ドットドットリリースの場合はその限りではない。

セキュリティの脆弱性が非常に多く、頻繁にアップデートされている。現在はバージョン9以降がサポート対象となっており、以下それらについて述べる。

Adobe Reader 9[編集]

2008年7月2日に Adobe Reader 9 日本語版がリリースされた。以下の機能が搭載された。

  • 起動時間が Adobe Reader 8 の約半分となった
  • PDF ポートフォリオの閲覧・印刷・検索
  • SWF ファイルや FLV ファイルの再生
  • ファイルをアップロードして PDF 化したり、共有してコメントをつけ合ったりできるオンラインサービス[1]への対応
  • 256ビット AES
  • 電子署名
  • PDF に変換した CAD ファイル中の寸法情報の読み込み
  • 地図データファイル中に埋め込まれた経度・緯度情報の読み込み

2009年10月13日に2009年第4四半期の定例アップデータ(9.2.0)が公開された。これ以降のバージョンはWindows 7(32 / 64bit)に正式対応している。

Adobe Reader X(10)[編集]

2010年10月18日にAdobe Reader X が発表された。米国時間11月15日に公開する予定だったが、11月18日になった。読み方はアドビ・リーダー・テン。 いくつかの新機能が追加された。たとえば、セキュリティーの強化やサンドボックス機能などが新たに追加されている。 また、Windows Phone 7Androidなど、モバイル・タブレット端末にも対応する。当初iOS向けには提供されなかったが、Ver. 10.1.0 以降提供されるようになった。 対応するOSは、Windows XP 以降、 Intel 版 Mac OS X 10.4 以降、およびモバイル・タブレット端末向けOS。

Adobe Reader XI(11)[編集]

2012年10月15日にAdobe Reader XI が発表された。読み方はアドビ・リーダー・イレブン。 なお、Windows Vista はサポートの対象外となっているため、動作自体は可能であるが、完全に自己責任での使用となる。

PDF への変換[編集]

PDF の作成は、アプリケーションから Adobe Distiller をプリンタドライバとして用いてファイルを変換する(要するにファイルとして印刷するということ)などの方法によって行われる。

もともと PDF はテキストとバイナリからなるファイルなので、手書きでもある程度のものは作ることができるが、煩雑である。現在では、GhostscriptPostScript インタプリタ)の “-sDEVICE=pdfwrite” オプションや ps2pdf などによって PDF へ変換する方法、pdfTeX を用いる方法、TeXdvipdfm(x) を用いる方法などでも PDF ファイルを作成することができる。他にも、2010 Microsoft Office system (x86 / x64)・OpenOffice.orgLibreOffice などのオフィススイートでも PDF ファイルとして出力する機能を備えている。

セキュリティ問題[編集]

これまで多くのセキュリティホールが発見されており、問題のあるPDFファイルを閲覧、あるいは非表示のフレーム内にPDFファイルを表示するように細工されたウェブサイトを閲覧しただけでユーザのコンピュータでマルウェアが実行されるといった被害が世界中で発生している。特に、ウェブブラウザとリンクして、クリックするだけでPDFファイルが開かれる設定にしているユーザは、不正なコードを容易に実行される。

Adobeはこれらの問題に対応するため四半期に一度の定期アップデート(クオータリーアップデート)を行うことを公表したが、脆弱性の発見とソフトウェアの修正はいたちごっことなっている。提供される最新版を適用することでその時点で発見・公開されている脆弱性へは対応すると発表されている。[2]

AcrobatおよびReaderのサポート期間はリリース日から5年間としており[3]、期間内であればアップデートを行っている。そのため、アップデートが最新版および1世代前の2世代分が常であるが、サポートが終了していない2世代前を含む3世代分が行われる場合もある。

その他[編集]

Adobe Acrobat 関連製品は全世界で1000万本以上が販売され、Adobe Reader/Acrobat Reader は1994年に公開されて以来、全世界で約5億本が配布されている。

脚注[編集]

外部リンク[編集]