Ghostscript

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Ghostscript
Ghostscript.svg
Ghostscript ロゴ
作者 L. Peter Deutsch
開発元 Artifex Software
初版 1988年8月11日 (1988-08-11)[1]
最新版 9.05(2012年2月8日(22日前) (2012-02-08
対応OS クロスプラットフォーム
サポート状況 開発中
種別 PostScript/PDF インタプリタ
ライセンス GNU General Public License, Aladdin Free Public License,Artifex Commercial License
公式サイト www.ghostscript.com
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Ghostscript(ゴーストスクリプト)は、アドビシステムズが開発した PostScriptPortable Document Format (PDF) などページ記述言語向けのインタプリタおよび、それを元にしたソフトウェアパッケージのことである。フリーソフトウェアとして配布されている。

目次

[編集] 特徴

Ghostscript は ラスターイメージプロセッサ (RIP) として、PostScript ファイルをラスター画像に変換してプリンターに送る。例えば、UNIX における line printer daemon (lpd) の入力フィルタとして使われたり、PostScript や PDF ビューアなどに表示するラスター画像を裏で生成する RIP エンジンとしても使われる。

Ghostscript は PostScript -> PDF 変換ソフトなどのファイルコンバータとしても使われる。これはよく仮想プリンタなどの PDF 作成ソフト中の PostScript プリンタドライバと組み合わされる。

言語インタープリタの形式をとっているため、Ghostscript は一般用途向けプログラミング環境としても使われる。

Ghostscript は UnixLinuxMac OSOpenVMSMicrosoft WindowsOS/2 そして AmigaOS など数多くの OS に移植された。

[編集] フロントエンド

Ghostscript を使用するための複数のグラフィカルユーザインタフェース (GUI) が存在する。これらを使うことで文章の印刷はもちろんのこと、PostScript や PDF ファイルを画面上で見たり、スクロールしたり、前後のページへ移動したり、文章を拡大したりすることができる。

Ghostview
Unix/X11 上で動作する。一般的ではないユーザインタフェースの特徴を持つ:文章の上でマウスドラッグすると逆の方向にスクロールする(ドラッグによってイメージそのものではなく、イメージを見る視点を移動させている)。その効果はイメージ全体に見えないスクロールバーがあるのに似ていて、Google マップやその他のアプリケーションのやり方とはほとんど逆である。
gv
Unix/X11 上で動作する。Ghostview を視覚的に改良したバージョンで、振る舞いは Ghostview に似ている。
mgv
Unix/X11 上で動作する。Motif を使用した Ghostscript のフロントエンドである。その特徴は規則正しいメニューやスクロールバーで実現された、より標準的なユーザーインターフェースにある。
GSview
Microsoft Windows、OS/2 および UNIX 系 OS 上で動作する。Windows and OS/2 向けバージョンが最もよく知られている。UNIX 上では GTK+ toolkit を使用している。Aladdin Free Public Licence のもとで配布されているが、ユーザーに GSview の開発を支援するための登録を促すウィンドウがしつこく表示される。登録料は 40 AUドル である。2010年1月現在、最新版は2007年11月18日に公開された version 4.9。[2]
PDF Blender
クロスプラットフォームなアプリケーションである。文章を PostScript と PDF で変換したり、マージしたりできる。
Moonshiner
Ghostscript を使用して PostScript を PDF に変換するためのグラフィカルなフロントエンドである。Linux 上で Adobe Acrobat のそっくり製品になることをめざしている。

[編集] 歴史

Ghostscript はもとは 1986年GNU プロジェクトのために L. Peter Deutsch によって書かれ、GPL のもとでリリースされた。 その後 Deutsch は Ghostscript をプロプライエタリ・ソフトウェアとしてライセンスするために Aladdin Enterprises を設立した。 現在 Ghostscript は Artifex Software が所有しており、Artifex Software の従業員と世界中のユーザーコミュニティーが保守・管理している。 Ghostscript の現行バージョンは GPL のもとで再び利用可能になったが、金銭的利益を得るためのプロプライエタリなプロジェクトでの使用向けライセンスも存在する。

[編集] Ghostscript の実装

GPL Ghostscript
フリーソフトウェア・ライセンス である GPL のもとで利用可能であり、公式の実装とされる。2006年6月より以前は、最先端の Ghostscript は AFPL Ghostscript(以前の名称は Aladdin Ghostscript)として Aladdin Free Public License のもとで配布されていた。このライセンスは商用利用を制限していた。現在 AFPL Ghostscript は廃れてしまった。[3]
GNU Ghostscript
GNU プロジェクト の一部であり、現在は GPL Ghostscript から派生している。
ESP Ghostscript
Easy Software Products によって GPL のもとで配布されていた。GPL Ghostscript に基づいており、ESP の Common Unix Printing System との互換性を改良するために幾つかの修正を加えたものである。GPL Ghostscript に統合されたため、2007年3月14日にリリースされたバージョン 8.15.4 を最後に開発は終了した。[4]
Ghostscript
Artifex Software のプロプライエタリな現行の商用バージョンであり、クローズド・ソースな製品を含んでいる。

GPL Ghostscript は、Display PostScript を完全にサポートするのに必要な機能をもつ Display Ghostscript のバックエンドとしても使われている。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ History of Ghostscript versions 1.n”. 2007年4月10日閲覧。
  2. ^ Ghostgum Software Pty Ltd. (2007年11月18日). “GSview Readme” (英語). 2010年1月29日閲覧。
  3. ^ Advogato: Blog for raph
  4. ^ Article #484: The Grand Unified Ghostscript Officially Released: GPL Ghostscript 8.60 - Common UNIX Printing System

[編集] 外部リンク

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