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西戸崎駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西戸崎駅
駅舎(2019年3月)
さいとざき
Saitozaki
(2.1 km) 海ノ中道 JD02
地図
所在地 福岡市東区西戸崎一丁目2-36
北緯33度39分0.85秒 東経130度21分28.17秒 / 北緯33.6502361度 東経130.3578250度 / 33.6502361; 130.3578250座標: 北緯33度39分0.85秒 東経130度21分28.17秒 / 北緯33.6502361度 東経130.3578250度 / 33.6502361; 130.3578250
駅番号 JD  01 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 香椎線
キロ程 0.0 km(西戸崎起点)
電報略号 サイ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
691人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1904年明治37年)1月1日[2]
備考 無人駅[3]
駅集中管理システム(Smart Support Station)導入駅
福 福岡市内
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西戸崎駅(さいとざきえき)は、福岡県福岡市東区西戸崎一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)香椎線である。駅番号はJD01。同線の起点駅。愛称は「海の中道線」。粕屋炭田で採掘された石炭輸出のために建設された博多湾鉄道の石炭積出駅だった[4]

歴史

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駅構造

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駅舎側に沿って単式ホーム2面2線を有する[1]無人駅。殆どの列車は1番ホームに入線するが一部列車は2番ホームに入線する[14]

駅舎は延床面積135m2の鉄筋コンクリート平屋建て[8][11]。全面ガラス張りで総工費5000万円は全額JR九州が負担している[8]

SUGOCAの利用が可能であり、チャージや無記名SUGOCAの購入も可能である[15]

異常時に対応するため、香椎線で無人化される駅にはインターホン等が設置されることになった[16]

のりば

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のりば 路線 行先
1・2 JD 香椎線 香椎宇美方面[17]

利用状況

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2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員799人であり、JR九州の駅としては第177位である。

近年の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員
年度 1日平均
乗車人員
2016年(平成28年) 838
2017年(平成29年) 891
2018年(平成30年) 917[18]
2019年(令和元年) 920[19]
2020年(令和02年) 646[20]
2022年(令和 4年) 799[21]

駅周辺

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駅前は小規模な店等があり、近年はリゾート分譲マンションも幾つか供給されている。

バス路線

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西鉄バスの「西戸崎駅前(構内)」バス停や駅前の道路上に「西戸崎駅前」バス停がある。当駅と志賀島島内を結ぶ系統や、香椎線に並行して海の中道を通る系統が発着する。

西戸崎駅前(構内)
  • 1:大岳・志賀島小学校前・勝馬方面
西戸崎駅前バス停

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
JD 香椎線
西戸崎駅(JD01) - 海ノ中道駅(JD02)

脚注

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注釈

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  1. ^ 「ライジングサン石油株式会社」は、1900年(明治33年)4月11日にロイヤル・ダッチ・シェルの日本法人として設立[23]1948年(昭和23年)10月15日に「シェル石油株式会社」に社名変更し、1985年(昭和60年)1月1日に「昭和石油株式会社」と対等合併して「昭和シェル石油」株式会社となった[23]

出典

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  1. ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 08号 博多駅・伊万里駅・西戸崎駅ほか81駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月30日、27頁。 
  2. ^ a b 『糟屋郡志』 名著出版、1972年5月。
  3. ^ “ JR九州の駅半数無人化、新たに8路線20駅”. 読売新聞(読売新聞社). (2015年3月7日)
  4. ^ 東, 淳二郎 (2019). “駅ジェニックふくおか #10西戸崎駅”. アクロス福岡情報誌 ACROS: 13. 
  5. ^ 宗像市史編纂委員会 『宗像市史 通史編 第三巻 近現代』 宗像市、1999年3月1日。
  6. ^ 古賀町誌編さん委員会 『古賀町誌』 古賀町、1985年11月1日。
  7. ^ 財団法人運輸調査局編 『日本国有鉄道版 日本陸運史料 第3巻 日本陸運十年史 戦時交通編』 クレス出版、1990年11月。
  8. ^ a b c d 「改築工事完成29日に記念式 JR九州・西戸崎駅」『交通新聞』交通新聞社、1996年3月27日、5面。
  9. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』1998年 JTB
  10. ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
  11. ^ a b “JR西戸崎駅の新駅舎がオープン” 『西日本新聞西日本新聞社、1996年3月30日朝刊、25面
  12. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  13. ^ 香椎線の各駅が「Smart Support Station」に変わります』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2014年12月22日。オリジナルの2019年1月20日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190120043047/http://www.jrkyushu.co.jp/news/pdf/m185.pdf2020年2月7日閲覧 
  14. ^ 西戸崎駅時刻表 香椎線 香椎・宇美 方面 H29.3.4 改正”. JR九州 (2017年3月). 2017年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月7日閲覧。
  15. ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成28年3月26日時点(2016年10月5日閲覧)。
  16. ^ “無人化、新たに20駅 ダイヤ改定、14日から計32駅 JR九州”. 朝日新聞(朝日新聞社). (2015年3月7日)
  17. ^ 西戸崎駅 時刻表(JR九州)”. 九州旅客鉄道. 2022年9月13日閲覧。
  18. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
  19. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年9月24日閲覧。
  20. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月9日閲覧。
  21. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道株式会社. 2024年2月25日閲覧。
  22. ^ “志賀島に専用バス 西戸崎駅乗り入れ、観光振興に期待も”. 西日本新聞(西日本新聞社). (2015年4月2日)
  23. ^ a b 『日本工業年鑑 87年版』 日本工業新聞社、1987年4月10日。ISBN 978-4819104876
  24. ^ 井口東輔編著 『現代日本産業発達史 Ⅱ 石油』 交詢社出版局、1963年6月。
  25. ^ 『対日賠償政策の推移・燃料局石油行政前史』 産業政策史研究所、1979年8月。

関連項目

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外部リンク

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