集団遺伝学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
集団遺伝学(しゅうだんいでんがく)は生物集団内における遺伝子の構成・頻度の変化に関する遺伝学の一分野。ダーウィンの自然選択説とメンデルの遺伝法則の融合から誕生した分野と呼ぶこともできる。個体群や生物群集の遺伝子プールを対象とし、進化と遺伝を確率論や統計学などの数学的手法を用いて研究する。シュワール・ライトや J・B・S・ホールデンらによって考えだされた近代進化論を、ジョン・メイナード=スミス、ウィリアム・ドナルド・ハミルトンらが発展させ、現在に至る。
理論的なアプローチの他、ショウジョウバエを用いた実験的なアプローチも行われている。DNAの二重らせん構造が解明されるまでは主に数理生物学的な理論的アプローチがとられてきたが、分子生物学の発展に従って、木村資生の中立進化説のように分子遺伝学的手法もとられるようになった。
集団遺伝学の手法や理論は、交配実験が不可能な人類集団の遺伝学的組成に関する研究や、動植物の育種学などに寄与している。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 集団遺伝学講座((社)予防衛生協会プライメートフォーラム)

