田野駅 (宮崎県)
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田野駅 | |
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駅舎(2007年12月) | |
たの Tano | |
◄日向沓掛 (5.5 km) (11.3 km) 青井岳*► | |
所在地 | 宮崎県宮崎市田野町[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■日豊本線 |
キロ程 | 358.0 km(小倉起点) |
電報略号 | タノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
510人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1916年(大正5年)10月25日[1] |
備考 | 無人駅[1](自動券売機 有) |
田野駅(たのえき)は、宮崎県宮崎市田野町甲にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である[1]。事務管コードは▲940507[2]。
旧田野町の中心駅。かつては東京(西鹿児島)からの急行「高千穂」も停車していた。
歴史
[編集]- 1916年(大正5年)10月25日:鉄道院が開設[1][3]。
- 1971年(昭和46年)3月1日:貨物取扱を廃止[3]。
- 1978年(昭和53年)9月18日:自動信号化。
- 1979年(昭和54年)10月1日:南宮崎 - 鹿児島駅間CTC化に伴い業務委託化。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[3]。無人駅となる[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる[3]。
- 2012年(平成24年)3月17日:駅改良工事により、のりばを変更[5]。
- 2015年(平成27年)11月14日:ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[6]。
- 2022年(令和4年)4月1日:宮崎支社の発足により、鹿児島支社から同支社へ移管[7]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線のホームを有する地上駅[1]。木造駅舎が存在し菓子店がある[1]。
IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAの販売、およびチャージの取り扱いは行っていない。
SUGOCAの利用可能エリア(宮崎エリア)は当駅までで、山之口駅・都城駅方面へは利用できない。また、鹿児島エリアなどとまたがって利用することはできない(当駅から入場して国分駅で出場するなど)。
朝に宮崎行き特急「きりしま」2号が停車する。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■日豊本線 | 下り | 都城・鹿児島中央方面 |
1・3 | 上り | 南宮崎・宮崎方面 |
- 駅改良工事により3番線を本線とする1線スルー配線となったが、上り方の分岐器は両開きのままで、通過列車も減速を強いられる。
利用状況
[編集]2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は510人である[8]。全列車停車駅である近隣の西都城駅より利用者は多いが、特急列車は朝の上り1本を除き全て通過する。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1996年 | 909 | - |
1997年 | 878 | |
1998年 | 861 | |
1999年 | 844 | |
2000年 | 820 | |
2001年 | 801 | |
2002年 | 763 | |
2003年 | 734 | |
2004年 | 721 | |
2005年 | 719 | |
2006年 | 693 | |
2007年 | 661 | |
2008年 | 667 | |
2009年 | 651 | |
2010年 | 633 | |
2011年 | 655 | |
2012年 | 658 | |
2013年 | 652 | |
2014年 | 612 | |
2015年 | 624 | |
2016年 | 600 | [9] |
2017年 | 566 | [10] |
2018年 | 520 | [11] |
2019年 | 493 | [12] |
2020年 | 445 | [13] |
2021年 | 440 | [14] |
2022年 | 486 | [15] |
2023年 | 510 | [8] |
駅周辺
[編集]- 宮崎市役所田野総合支所(田野町合併特例区事務所)
- 宮崎市立田野小学校
- 宮崎市立田野中学校
- 尾敷森林事務所
- 宮崎県道28号日南高岡線
- 宮崎県道343号線鰐塚山田野停車場線
バス路線
[編集]宮崎県道343号線に「田野駅前」停留所があり、宮崎交通の路線が発着する。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日、25頁。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、760頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報号外 (日本国有鉄道総裁室文書課): pp. 15-16. (1985年3月12日)
- ^ 田野駅改良工事に伴うのりば変更について
- ^ 『宮崎エリアでSUGOCAが始まります!』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2015年9月17日。オリジナルの2017年10月13日時点におけるアーカイブ 。2020年2月6日閲覧。
- ^ “JR九州が組織強化へ 名称変更し「宮崎支社」発足”. 宮崎 NEWS WEB. NHK (2022年4月1日). 2022年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月1日閲覧。
- ^ a b “駅別乗車人員上位300駅(2023年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2017年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月31日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2022年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月26日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 田野駅(駅情報) - 九州旅客鉄道