「川湯温泉駅」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
→‎外部リンク: 外部リンクの修正 https://www.jrhokkaido.co.jp/network/station/station.html#4560
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: Template:駅情報への地図引数挿入 - log
7行目: 7行目:
|pxl= 300px
|pxl= 300px
|画像説明= 駅舎(2009年7月)
|画像説明= 駅舎(2009年7月)
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}}
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}}
|よみがな= かわゆおんせん
|よみがな= かわゆおんせん
|ローマ字= Kawayu-Onsen
|ローマ字= Kawayu-Onsen

2020年2月15日 (土) 00:42時点における版

川湯温泉駅
駅舎(2009年7月)
かわゆおんせん
Kawayu-Onsen
B67 (14.5 km)
(7.2 km) 美留和 B65
地図
所在地 北海道川上郡弟子屈町川湯駅前1丁目
北緯43度36分59.22秒 東経144度27分29.19秒 / 北緯43.6164500度 東経144.4581083度 / 43.6164500; 144.4581083
駅番号 B66
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 釧網本線
キロ程 79.8 km(網走起点)
電報略号 ハユ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1930年昭和5年)8月20日
備考 無人駅
テンプレートを表示

川湯温泉駅(かわゆおんせんえき)は、北海道川上郡弟子屈町川湯駅前1丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線である。駅番号B66電報略号ハユ

歴史

1977年の川湯駅と周囲約2km×3km範囲。右上が網走方面。左にアトサヌプリ(硫黄山)が控える。川湯温泉街は左上方向の、駅から約3kmの所にある。
駅はカーブ状の少しずれた形の相対式ホーム2面2線と駅裏側に副本線など貨物線が2本、駅舎横の網走側に貨物ホームと引込み線2本を有する。駅裏の釧路側にあるストックヤードにはかつて木材が野積みされていた時期もあったが、既に殆んど使用されていない。
写真中央付近から森林の中を山裾に添ってカーブして下へ真っ直ぐ向かう筋状の細い道は、明治時代の釧路鉄道の軌道跡。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

川湯はアイヌ語の「セセキ・ペッ(熱い川)」の意訳である[9]

駅構造

相対式ホーム2面2線をもつ地上駅である。かつては単式ホーム島式ホーム混合の2面3線を持っていたが、3番線は現在は使用されず除雪車両や工事車両の留置に使用されている。ホームの移動は構内踏切を利用する。構内には側線や車庫もある[9][注釈 1]

のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 釧網本線 上り 網走方面
下り 釧路方面 当駅始発
2
  • 摩周駅管理の無人駅であるが、観光シーズンには摩周駅から係員が派遣され、乗車券を発売する場合がある。
  • 現在の駅舎は1936年に新築された二代目のもので、駅舎内には出札口や待合所のほか、駅の事務室・貴賓室に当たる部分にレストラン「オーチャードグラス」が入っており、「駅員さんのソフトクリーム」と称するソフトクリームなどを販売している。
  • 駅舎には足湯も併設されており観光客や地元の人が訪れる。この足湯はかつては現駅舎とともに建設された旧トイレで、駅前に新トイレが完成した際に、ログハウス調の外観を買われて足湯にされたものである。
  • 御料地が町内にあったため駅舎内に貴賓室を設置していた。当時の貴賓室は保存され食事ができる。

利用状況

  • 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は12.2人[10]
  • 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は10.8人[11]
  • 2014年(平成26年)- 2018年(平成30年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は13.4人[12]

駅周辺

温泉街は駅から4 kmほど離れた位置にあり、早朝と夜間を除き列車と接続してバスが運行される[13]。当駅は阿寒摩周国立公園の玄関口でもある。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
釧網本線
快速「しれとこ摩周号」・普通
緑駅 (B67) - 川湯温泉駅 (B66) - 美留和駅 (B65)

脚注

注釈

  1. ^ 主に冬期間の除雪用モーターカーを収納するために設けられている。

出典

  1. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 85
  2. ^ a b 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』1998年10月 JTB編集発行。
  3. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 87
  4. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 101
  5. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 109
  6. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 113
  7. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 117
  8. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 119
  9. ^ a b 『北海道 釧網本線』 p. 83
  10. ^ "釧網線(東釧路・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明); 不明な引数|deadlinkdate=が空白で指定されています。 (説明)
  11. ^ "釧網線(東釧路・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月19日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月19日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  12. ^ 釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  13. ^ 川湯温泉街(大鵬相撲記念館前)⇔川湯温泉駅”. 阿寒バス. 2019年11月14日閲覧。
  14. ^ 川湯駅前”. NAVITIME. 2019年11月14日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク