本願寺北山別院

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本願寺北山別院
所在地

〒606-8155

京都府京都市左京区一乗寺薬師堂町29
位置 北緯35度2分33.5秒 東経135度47分43.7秒 / 北緯35.042639度 東経135.795472度 / 35.042639; 135.795472座標: 北緯35度2分33.5秒 東経135度47分43.7秒 / 北緯35.042639度 東経135.795472度 / 35.042639; 135.795472
宗旨 浄土真宗
宗派 浄土真宗本願寺派
本尊 阿弥陀如来立像
中興年 1680年(延宝8年)
正式名 本願寺北山別院
別称 北山御坊
公式サイト 浄土真宗本願寺派本願寺北山別院
法人番号 1130005000469 ウィキデータを編集
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本願寺北山別院(ほんがんじきたやまべついん)は、京都府京都市左京区にある浄土真宗本願寺派の直属寺院。 住職浄土真宗本願寺派門主が兼ねるが、別院輪番が置かれて実務を主管している。

境内[編集]

歴史[編集]

この地は古来、天台宗の寺院・養源庵(ようげんあん)の境内であった。これが改宗し、本願寺の別院となった。歴史は公式サイトによる。

  • 1201年 - 29歳の親鸞比叡山を降り、六角堂百日参籠の際に養源庵境内の湧水で身を清めたと伝わる。
  • 1678(延宝6)年 - 改宗・改称。本願寺派北山養源寺となる。
  • 1680(延宝8)年 - 本山本願寺の別院となる。
  • 1683(天和3)年 - 木仏本尊と親鸞・蓮如の絵像を安置して、本願寺の寺院としての体裁が整えらる。
  • 1732(享保17)年 - 本願寺山科別院を興隆させるための支援として、北山養源寺の本堂を本願寺山科別院の境内地に移す。北山養源寺には小さな庵を残す。
  • 1765(明和2)年 - 元の北山養源寺に勝る本堂を始めとする寺院建築が完成。
  • 1773(安永2)年 - 本堂類焼。ただちに仮仏殿を設営。
  • 1822(文政5)年 - 本堂再建。再建に際し本願寺第19代本如が講に対して消息発布。
  • 安政年間 - 岡崎願成寺へ庫裏、鐘楼等の移築が始まる。
  • 1871(明治4)年 - 境内再整備開始。
  • 1920(大正9)年 - 本堂再建。
  • 1978(昭和53)年7月 - 本願寺第24代即如が巡拝。これを機に境内復興整備を始める。
  • 1980(昭和55)年 - 現本堂を新築。
  • 1998(平成10)年 - 本堂内陣の改装、境内地整備。

外部リンク[編集]