創作和太鼓

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創作和太鼓(そうさくわだいこ)とは、和太鼓を主体とする音楽の事。

目次

[編集] 歴史

太鼓奏者の小口大八は、胴の長さや直径等の違いで音が違ってくることを利用し、これを組み合わせることによって太鼓をひとつの音楽に仕立て上げた。これが、複式複打法とよばれる、大人数によって様々な種類の太鼓が合奏のように演奏されるようになる組太鼓のはじまりである。これが編み出されるまで、他の芸能の脇役を務めることが多かった和太鼓は、複式複打法の確立により、和太鼓を主体とした音楽の地位を確立する。1998年長野オリンピックでは2000人による揃い打ちが行われた。

佐渡島に誕生した鬼太鼓座をはじめとして創作和太鼓集団が日本各地に誕生したほか、北米などではルーツやアイデンティティを求める日系人の若者を中心に和太鼓集団が誕生し、他の人種をも巻き込んで活動を展開している。

[編集] 楽曲

和太鼓の楽曲は、古くからの楽曲を元に復元したものや、近現代に新たに作曲されたものがある。

小口大八:『勇駒、信濃田楽、万岳の響き』
長野オリンピックの閉会式等で演奏された。複式複打法(組太鼓)作品。
西村朗:『星辰神楽』8人の日本打楽器アンサンブルのための(1992年
国立劇場委嘱作品。春秋社より楽譜出版。普段は西洋打楽器を演奏する作曲者と縁の深い「パーカッショングループ72」が初演した。太鼓以外にも多くの日本の打楽器が登場する作品だが、第2楽章は太鼓ソロ(単式単打法)。複層リズムによるヘテロフォニーや不規則なアクセントによるケチャの影響など、作曲者の初期作品の語法が和太鼓ひとつで見事に再現されている。
佐藤三昭:『流転織成』和太鼓、津軽三味線、ガムランによるアンサンブル(2006年
バリアートフェスティバル2006初演。2006年に和太鼓創作曲100曲を越え今も尚発表を続け、それらの演奏団体は50団体を越える。閃雷のCD等でその作品を聞く事が出来る。

[編集] オーケストラとの共演作品

[編集] ソリストとして主役で扱われる作品

石井眞木:日本太鼓とオーケストラのための『モノプリズム』(1976年
尾高賞を受賞。同じ作曲者の作品に日本太鼓のための『モノクローム』・『モノクロームII』もある。それぞれ組太鼓作品で、鬼太鼓座が初演。
松下功:和太鼓とオーケストラのための協奏曲『飛天遊』(1993-94年)
太鼓奏者は一人(ソロ)。「鼓童」代表の林英哲が初演。
伊福部昭:『倭太鼓とオーケストラのためのロンド・イン・ブーレスク』(1983年
太鼓奏者は一人(ソロ)。単式単打法。
伊福部昭:『日本の太鼓「ジャコモコ・ジャンコ」』(1984年

[編集] 打楽器編成の一部に和太鼓を使う作品

外山雄三:『ラプソディ』

[編集] 伝承方法

和太鼓の楽曲には主として口伝が用いられる。口伝では右で叩く音を「ドン」(もしくは「ド」)、左で叩く音を「コン」(もしくは「コ」)で伝えられ、その余韻によって拍を取り、メロディーとする。

また、口伝以外の方法として、一線譜も用いられることがある(詳しくは一線譜#楽器ごとの違い和太鼓の項を参照)。

[編集] 創作和太鼓に関する主な行事

[編集] 個人が参加可能な行事

  • 日本太鼓講習会:毎年数回、全国各地で開催

[編集] 複数のアマチュア和太鼓集団が参加する各種行事

[編集] 屋外で行われ、録音、撮影が可能なもの

[編集] 屋内で行われるもの(録音、撮影禁止の場合有り)

[編集] 主な和太鼓団体

[編集] 総合案内

[編集] 個別の団体

()内は本拠地

[編集] 主な和太鼓奏者(プロ)

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