ラフロイグ
ラフロイグ (Laphroaig) はスコットランド西海岸沖に浮かぶアイラ島に所在するシングルモルト・スコッチウイスキーの蒸留所、および、そこで産出されるシングルモルト・スコッチウイスキーの銘柄である。
独特の強烈なピート(泥炭)香を持つのが特徴。ラフロイグとは、ゲール語で「広い湾のそばの美しい窪地」を意味する。
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[編集] 歴史
1815年、ジョンストン兄弟により、ラフロイグ蒸留所設立。
ジョンストン兄弟はドナルド氏族に属し、もとは「マッケイブス」と名乗っていたが、ジャコバイト蜂起に失敗した後、名前を変え、アイラ島に定住した。
兄弟の子孫が蒸留所の経営を引き継いだが、1887年に経営権はハンター家に移る。
1954年、オーナーのイアン・ハンターが死去。遺言により、経営権はイアンのマネージャーをしていたベシー・ウィリアムソンへ譲渡。
1960年代にはロング・ジョン・インターナショナル社に売却され、その後、アライド・ドメック社の一部となる。
2005年、ペルノ・リカール社がフォーチュンブランズ社をパートナーとしてアライド・ドメック社を買収。
現在はフォーチュンブランズ社がラフロイグ蒸留所を所有している。
チャールズ皇太子御用達のウイスキーである事も有名であり、その証明としてラベル上部の真ん中にそれを証明する「プリンス・オブ・ウェールズ」のマークが描かれている[1]。
[編集] テイスト
| ラフロイグ15年 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 種類 | スコッチウイスキー |
| 詳細分類 | シングルモルト |
| 度数 | 43% |
| 主原料 | 大麦、酵母 |
| 原産国 | イギリス(スコットランド) |
| 原産地 | アイラ島 |
| 製造元 | ラフロイグ蒸留所 |
| 販売元 | サントリー ( |
| 詳細情報 | |
| 色 | 金褐色(透明) |
| 熟成 | 15年 |
| 備考 | 強いピート香を持つ |
ラフロイグは、最も強いフレーバーを持つスコッチウイスキーの一つと考えられている。通常、10年まで熟成が進むが、15年ものも珍しくない。しかし、30年もの、40年ものは稀である。
一般にウィスキーは加水することによって香りが引き立つ(テイスティングの作法では同量の水を加える)とされるが、一部の人々は、わずか一滴の水がこのウィスキーのピート香を強めることに気づき楽しんでいる。
歴史的なウイスキーのテイストを再現するためにラフロイグは実験を行い、2006年、「ラフロイグ・クォーター・カスク」が発売された。より小さな樽を用い、冷却濾過を避けることによって、100年前のウイスキーのような味がするとされる[2]。
[編集] テイスティングノーツ
ウイスキー愛飲家でさえ、ラフロイグのテイストはとっつきにくい。そのフェノリックでピーティなニュアンスは、「瓶詰めの煙」、海藻、あるいは、消毒剤(日本ではしばしば正露丸)にすら例えられてきた。しかし、ラフロイグを好む人は「そこがいい」と思っているようである。大好きか大嫌いか両極端に分かれる極めて個性の強いモルトといえる。
[編集] ラインナップ(日本向け)
- ラフロイグ10年
- ラフロイグ・クォーターカスク
- ラフロイグ10年・カスクストレングス
- ラフロイグ18年
- ラフロイグ25年・カスクストレングス
- ラフロイグ30年
イギリス国内では次のラインナップが用意されている。
- ラフロイグ15年
- ラフロイグ25年
- ラフロイグ27年
- ラフロイグ40年
[編集] フレンズ・オブ・ラフロイグ・クラブ
1994年、「フレンズ・オブ・ラフロイグ・クラブ」が設立された。メンバーはアイラ島の土地1平方フィートの終身賃借権を与えられる。賃借料は一杯のラフロイグで、蒸留所を訪問すると直ちにもらうことができる[3]。
[編集] 脚注
- ^ 商品によっては描かれていない物もあり、またチャールズ皇太子のご用達は15年で普段飲むボトルに紋章が入っていると恥ずかしいので、裏のラベルに紋章が入っている
- ^ “Laphroaig Quarter Cask microsite”. ラフロイグ公式ウェブサイト内. 2007年9月3日閲覧。
- ^ “Friends of Laphroaig”. ラフロイグ公式ウェブサイト内. 2007年9月3日閲覧。
[編集] 外部リンク
- ラフロイグ公式ウェブサイト(英語)
- ラフロイグ サントリーウイスキー(日本語)