ポンティアック・ソルスティス

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ポンティアック・ソルスティス
ソルスティスGPX
Pontiac-Solstice-GXP-DC.jpg
クーペ
2009 Pontiac Solstice GXP coupe rear -- 11-13-2009.jpg
製造国 アメリカ
乗車定員 2人
ボディタイプ 2ドア ロードスター
エンジン Ecotec 2.4L 直4 DOHC
Ecotec 2.0L 直4 DOHC ターボ
変速機 5速AT/5速MT
駆動方式 FR
全長 3993mm
全幅 1811mm
全高 1273mm
ホイールベース 2416mm
車両重量 1305kg
別名 サターン・スカイ(サターンブランド)
オペル・GT(欧州)
大宇・G2X(韓国)
-自動車のスペック表-

ポンティアック・ソルスティス(Pontiac Solstice)は、アメリカゼネラルモーターズ(GM)が製造し、ポンティアックブランドで販売されていたロードスター

サターン・スカイ、2代目オペル・GT大宇G2X とのバッジエンジニアリングによってコストを抑えている。

概要[編集]

2002年デトロイトショーにコンセプトカーが出展され、好評であったことから、2004年の同ショーにて発表2005年半ばから2006年モデルとして販売が開始された。

ロングノーズ&ショートデッキでリアデッキにフェアリング風の意匠が見られるなど、古典的プロポーションながら、スポーツカーにふさわしいホイールベース/トレッド比が与えられ、18インチの大径ホイールを四隅に配置し、前後のオーバーハングを切り詰めたスタイルとなっている。

発売開始前のインターネットによる予約が9000件を超え、限定1000台のプレミアムモデルも予約開始からわずか41分で完売、さらに、2006年度の北米カー・オブ・ザ・イヤーにもノミネートされるなど、ポンティアックとしては久々の人気モデルとなった。

これまでの低コストFF中心のラインナップを一新すべく、プラットフォーム縦置きFR専用に新開発された、「GMカッパプラットフォーム」を採用する。シャシ設計と開発はオペル主導で進められた。

フレームの主要部品には、同社が以前から用いている鋼管水圧で膨らませて成形する「ハイドロフォーム」技術が採用されている。オス型を水で代用するハイドロフォームは、袋状(閉断面)部品の成形では、一般的なプレス成形に比べてプレス工数溶接長を大幅に減らせるうえ、継ぎ目のない大型部品は軽量化と高剛性化を両立できるなどのメリットを持つ。

2008年半ばからの2009年モデルにはデタッチャブルトップ(タルガトップ)のクーペも加わり、ラインナップも充実したが、本車種を生産していたウィルミントン工場の閉鎖によって、サターン・スカイと共に翌年には生産中止となっている[1]

グレード[編集]

GPX
GPX
GPX トップ収納状態
GPX トップ収納状態
クーペ
クーペ

GXP(2007 - 2009)[編集]

コンバーチブルモデル

クーペ(2009)[編集]

デタッチャブルルーフモデル

  • 2008年のニューヨークオートショーで発表され、2009年上半期から生産、販売が行われる。
    エンジンや装備はコンバーチブルモデルと同様。


モータースポーツ[編集]

軽量なFRゆえ、アメリカではドリフトマシンとしての評価も高く、リース・ミレンがフォーミュラD(アメリカ版D1選手権)にHKSワークスとして出走していた[2]

ロード&トラック(サーキット)レースでは、SCCAクラブレーシングのショールーム・ストック(市販車無改造)B(SSB)クラスで2006年シリーズ1位を獲得、翌2007年はSSB 1位、新たに参戦したツーリング2(T2)クラスでも1- 3位を独占した。これにより2007年シーズン途中からT2クラスでは200ポンド(約90.7kg)のウェイトハンデを課せられたが、2008年クラス1 - 3位、2009年1、3位と好成績を上げている。

登場作品[編集]

劇中車

トランスフォーマー(実写1作目) - オートボットの1人・ジャズ(日本名:マイスター)役の車両として登場。

脚注[編集]

  1. ^ 最終生産車のロールアウトは2010年。
  2. ^ 2009年シーズンよりヒュンダイ・ジェネシスクーペにマシンを変更している。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]