ブチハイエナ

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?ブチハイエナ
ブチハイエナ
ブチハイエナ Crocuta crocuta
種の保全状態評価
LOWER RISK -
Conservation Dependent

(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
画像:Status iucn2.3 CD.svg
分類
動物界 Animalia
脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
哺乳綱 Mammalia
亜綱 獣亜綱 Theria
食肉目 Carnivora
亜目 ネコ亜目 Feliformia
ハイエナ科 Hyaenidae
亜科 ハイエナ亜科 Hyaeninae
ブチハイエナ属 Crocuta
Kaup, 1828
ブチハイエナ C. crocuta
学名
Crocuta crocuta
(Erxleben, 1777)
和名
ブチハイエナ
英名
Spotted hyena

ブチハイエナCrocuta crocuta)は、動物界脊索動物門哺乳綱食肉目ハイエナ科ブチハイエナ属に分類されるハイエナ。本種のみでブチハイエナ属を形成する。特定動物。別名マダラハイエナワライハイエナ

目次

[編集] 分布

アンゴラウガンダエチオピアエチオピアガーナガボンカメルーンガンビアギニアギニアビサウケニアコートジボワールコンゴ共和国コンゴ民主共和国シエラレオネジブチジンバブエスーダンセネガルソマリア赤道ギニアタンザニアチャド中央アフリカ共和国トーゴナイジェリアナミビアニジェールブルキナファソブルンジベナンボツワナマラウイ南アフリカ共和国モザンビークリベリアルワンダ

[編集] 形態

体長120-180cm。尾長20-35cm。体重55-85kg。ハイエナ科最大種。オスよりもメスの方が大型になる。上半身が大きく背中が後方に向かうにつれ傾斜する。全身は褐色の羽毛で覆われ、黒い斑点(ぶち)が入ることが和名や英名の由来。

耳は大きくと違い丸みを帯びる。後頭部から肩まで鬣が生える。

幼獣は鬣が白い。メスもオスと同じような外性器を持つため外観から雌雄を判別することは困難。

[編集] 生態

サバンナに生息する。クランと呼ばれるメスを中心とした群れで生活する。産まれた子供には順位が予め設けられリーダーの子供(メス)が次のリーダーを世襲し、群れの中での立場が逆転することはない。先天的に階級を設けることで群れの中での争いを防いでいると考えられている。夜行性で昼間は自分で掘ったりツチブタ等が掘った穴等を利用した巣穴で休む。威嚇やコミュニケーションとして人間の笑い声に似た鳴き声をあげる。

食性は動物食で動物の死骸も食べるが、同亜科の他の2種のように食性の多くを占めてはいない。聴覚嗅覚が発達しているだけでなく、食肉目の中では視覚が比較的発達している動物で、レイヨウシマウマ等の中型哺乳類を狩りによって仕留めて捕食することが多い。持久力に優れ1日で30km移動することもあり、その持久力を生かして群れで獲物を追いつめるため狩りの成功率も高い。一説には一般に知られるイメージとは逆に、本種の狩った獲物をライオンが横取りする割合が高いという。巣穴の回りには動物の骨などが散乱し、獲物が少ない時にこの骨を非常食にする。

繁殖形態は胎生で、子育ては群れにいる複数のメスで行う。

[編集] 人間との関係

外観や鳴き声、死肉のみを食べるという偏見から一般にあまりよいイメージは持たれていない。また大型肉食動物であるため人間を襲うこともある。

雌雄の判別が外観から困難なことから雌雄同体もしくは性転換すると考えられていた。

日本では大宮公園小動物園天王寺動物園日本平動物園で飼育されている。

[編集] 画像

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 参考文献

  • 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社、1984年、73頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 動物』、小学館、2002年、67頁。

[編集] 外部リンク