フェロー諸島の紋章

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Coat of arms of the Faroe Islands.svg

フェロー諸島の紋章(フェローしょとうのもんしょう)は、キルクシュボアで見つかった15世紀頃の中世風の椅子に最初に現れた。盾にヒツジフェロー語でVeðrur)が描かれている。後に議会(Løgting)の議員などによって印章にヒツジが描かれたものが使われるようになった。

紋章は、議会が1816年に廃止されると使われなくなった。1952年に議会が再建されても、またイギリス軍によるフェロー諸島占領デンマークの支配から解放されても復活することはなかった。

1948年にHome Rule Actが施行されると、紋章は、議会ではなく政府(Landsstýri)によって再び使われるようになった。Løgmaðurという称号も復活したが、議会の長ではなく政府の長を表すようになり、紋章もそれに従った。

2004年4月1日、首相府は、今後首相と首相府が新しい紋章を使用すると宣言した。新しい紋章はキルクシュボアの椅子に描かれた原型に基づいている。色はフェロー諸島の旗(Merkið)の色に金色を加えたものになっている。この新しい紋章では、守りの準備ができた青い色の盾の上にヒツジが描かれている。この紋章は首相と、国の公式の代表者が使えることになっているが、歴史のあるシンボルとして使い続けている人もいる。