ジョイスティック

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一体型ジョイスティックの構造。
1.レバー: 航空機操縦桿などの操作に用いる。
2.台座: ジョイスティックを支持する。
3.トリガボタン:機銃ミサイルなどといった武器の発射などに用いる。
4.エクストラボタン: ゲームで頻繁に使う機能を割り当てることができる(割り当ての可否はゲームソフトによる)。
5.連射ボタン: 連射のオン・オフを切り替える。
6.スロットル: エンジン推力を調節することなどに用いる。
7.ハットスイッチ: 視点の操作や切り替えなどに用いる。
8.吸盤: ジョイスティックが動かないよう固定する。
分離型ジョイスティックの例

ジョイスティックJoystick)は、コンピュータへの入力装置のうち、レバーによる方向入力が行えるものの総称。やや大型の本体を机上に置くか吸盤などで固定し、レバー部分だけを手で握って操作するものが多い。

概要[編集]

ゲームコントローラとして主に使用されるため、「ゲーム用コントローラ」を意味する語として「ジョイスティック」が使われる場合も多く、パソコンでゲーム用コントローラを接続する部分は「ジョイスティック端子」と呼ばれた。クレーン等の産業用機器で使用されるレバーもジョイスティックと呼ばれることがあり、コンピュータ用途以外に耐久性の高いスイッチ部品として販売されている。

ジョイスティック端子には、Atari 2600で使われた、俗に言う「アタリ規格」(D-sub 9ピン)や、のちにIBMが開発したゲームポートが用いられていたが、より手軽なUSBの普及によって代わられることになった。

なお、実際の航空機に装備されている操縦桿もジョイスティックと呼ばれることがある。

レバー・ボタン一体型[編集]

棒状のレバーと、1個から10個程度のトリガボタンを持つ。レバーは倒すことで倒した方向に操作対象を移動させるために用い、トリガボタンは特定の動作の実行(武器の発射など)、項目の選択に用いる。(画像も参照のこと)

主にフライトシミュレータアクションゲームの操作性を向上させるために用いられる。

レバー・ボタン分離型[編集]

アーケードゲームなどで、特にシューティングゲームアクションゲーム格闘ゲーム)、パズルゲームなどで使用されている形式。

ゲームパッド方向キーをレバーに置き換えた構造といえ、レバーとボタンは分離され横長の平面上に置かれる。

ゲームパッドと区別するため「レバーコントローラ」と呼称されることもある。

通常は左手でレバーを持ち、右手でボタンを操作する。

レバーにはボタンが付かないため、細長い金属のレバー軸のてっぺんに持ち手(日本では球型が多い)が付いただけのシンプルな構造である。「ボタン一体型」と比べて小型のレバーであるため、指先のみで持つ形になる。持ち方には大きく分けて以下の5種類があるとされる。

ワイン持ち
軸を人差し指と中指の間に挟み、持ち手を下から包み込むように持つ。ワイングラスを持った手(正確にはこれはブランデーグラスの持ち方である)を連想させるためこう呼ばれる。
ぶっさし
ワイン持ちとほぼ同義だが、軸を中指と薬指の間に挟む。
かぶせ持ち
ワイン持ちとは逆に、持ち手を上からすっぽりと握りこむ形。
つまみ持ち
持ち手を握らずに指先だけで持つ。操作方向が固定されているゲームには向いている。
ウメハラ持ち
ゲームスティックのレバーを薬指と小指で軸を挟みこんで、レバーの玉を左から包み込む様に持つ。有名ゲーマー梅原大吾の持ち方。

関連項目[編集]