コンシェルジュ プラチナム
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『コンシェルジュ プラチナム』 (Concierge Platinum) は、原案:いしぜきひでゆき、画:藤栄道彦による日本の漫画作品。徳間書店の『月刊コミックゼノン』創刊号(2010年10月25日発売)より連載されている。単行本は既刊5巻。
目次 |
概要 [編集]
実質的な前作『コンシェルジュ』終盤のエピソードに登場した「心理士にして経営アドバイザー」である九音響也を主人公に据え、周囲の人々とともにコンシェルジュとして成長していく物語である。
前作がホテルのコンシエルジュの業務を主軸にしたストーリー展開であったのに対し、本作品はホテル業務に加え、九音の得意とする心理学的知識を絡めたストーリー展開となっている。
主要登場人物の苗字に漢数字が用いられている。
前作『コンシェルジュ』に登場した人物がゲストキャラとして登場している。
あらすじ [編集]
ホテルキャピタル白金平は宿泊客及び施設利用客増加を図るために地元商店街と提携、コラボレーションの一環として商店街の一角に観光案内派出所を設置することになった。
地元出身で『商店街コンシェルジュ』を立案したホテルキャピタル白金平のコンシェルジュ・一条笑美は観光案内派出所の設置に伴い常勤を拝命する。生まれ育った愛着のある商店街を盛り上げようと奮闘するが、目に見えて活気を失っていく商店街の姿に喪失感を隠し切れず、心の片隅では復興を信じ切れていなかった。そこへ、経営アドバイザーとしてホテルに雇われた九音響也が加わる。突飛とも思える様々な知恵やアイデアを打ち出し、周囲の人々の協力を得ながら徐々に商店街に活気を取り戻させる様を描く。
ホテルキャピタル白金平も舞台であり、前作『コンシェルジュ』同様、訪れるゲストの要望に応えていく様も多く描かれている。
登場人物 [編集]
ホテルキャピタル白金平 [編集]
コンシェルジュ部門 [編集]
- 九音 響也(くおん きょうや)
- 心理士にして経営アドバイザー。人の無意識の仕草や表情を観察することで、その人の心を読む。
- 人を観察する際、目を見張る癖がある。考え事をする際には鼻に触れることが多い。
- 両親共に日本人であるが、九音自身はロサンゼルスで生まれ育ち、日本には中学生のときに一度訪れたことがあるだけであった。日本語も英語も流暢に話すことが出来る。食に関しても殆ど好き嫌いはないが、ピクルスは苦手。自身の中性的な外見に対してコンプレックスを持っており、アーノルド・シュワルツェネッガーのようなマッチョ体型に憧れている。
- ホテルキャピタル白金平との契約は当初1年、商店街に設置した観光案内派出所の運営が軌道に乗るまで経営アドバイスをすることであった。しかし、周囲の人々の奮闘や係わり合いから「途中で投げ出すのは気持ちが悪い」と発奮、第13話(第3巻収録)においてホテルの正社員として勤務する旨を明らかにした。支給されている制服は燕尾服を基調としてデザインされたもの。白の礼装用手袋(ドレスグローブ)も身に着けている。夏季はジャケットを脱ぎ、フォーマルベストを着用。
- 個人の能力や各々の契約・責任を基盤とし尊重するアメリカで生活・仕事をしていた九音は実感がなかったが、相手の真意を慮り、協調や和を重んじることを美徳と考えることの多い日本的な応対と比較すると、ややドライな印象を与えていると同僚らから指摘されることがある。相手を見透かすように観察するのではなく、想いを巡らせ慮るようにと指導されることもしばしばある。
- 心理士であるが故に、普通の人ならば見過ごしてしまうような僅かな所作や言葉をつぶさに分析してしまう。プラスに活用できる場面であれば有効な武器になるが、相手が悪意を抱いていたりする場合も多いため、九音の心に暗い影を落としている。相手が無意識に起こしている言動を他人である自分が手に取るように分かってしまうことに悩み、愁いの表情を見せることがある。
- アメリカでは大学時代の仲間と会社を起業。しかし規模が大きくなるにつれて人間関係や金銭面で軋轢が生じ、九音の周囲から信頼できる人間がいなくなってしまった。九音はその会社から離れ、その後企業アドバイザーとして独立した。M&Aも手がける凄腕の企業アドバイザーとして多くの事業者から信頼を得ていた。しかし同時に恨みを買うことも少なくない仕事内容であるため「企業のトップがこぞって会いたがり、そして会いたがらない人物」と称されていた。
- 極度の方向音痴である。
- 愛車はシェルビー・マスタング。
- 一条 笑美(いちじょう えみ)
- ホテルキャピタル白金平のコンシェルジュ。『商店街コンシェルジュ』の立案者。現在は商店街に設置した観光案内所での業務が多い。
- 屈託のない笑顔と素直な性格で周囲の雰囲気を和ませるムードメーカーであり、地域住民からの信頼も厚いが、生まれ育った商店街が次第に寂れていくことに以前から心を痛めており、自らの仕事を通じて何とか街に再び活気を取り戻したいと考えている。
- 実家は観光案内派出所を設置した『四の橋白金平商店街』でレストランを営んでいる。
- 当初は九音の手腕を疑問視していたが、次第に信頼し異性としても意識している描写がある。
- コンシェルジュとしての腕は他のスタッフほど抜きんでる特徴はないが、丁寧な応対で仕事をこなしている。
- 十津川 京香(とつかわ きょうか)
- コンシェルジュ部門主任。常連客からの信頼も厚く、部下の面倒見も良い有能なコンシェルジュ。
- 前作『コンシェルジュ』に登場した、帝都ホテル総支配人・小野寺がホテルマンとしての心得を指導した部下のひとりである。故に、クインシーホテル・トーキョーの最上拝、ホテルグランシェルの水無月慶とは兄弟弟子の間柄になる。十津川は「小野寺の最後の弟子」と称されている。
- ホテル業界に足を踏み入れる前は別の職種に就いていた、所謂転職組。しかし既にベテランと呼ばれる経験と実績を伴う実力者である。
- 心理士として超絶した技能と能力は認めるところであるが、ホテルマンとしての経験も浅く、また日本での仕事や風潮に慣れない九音に対し、コンシェルジュとして顧客の立場からのサービスを心掛けるよう指導やアドバイスを与えることがある。九音には、Les Clefs d'Or(レ・クレドール=金の鍵)[1]を超える「白金の鍵」の持ち主になれる可能性を感じ、期待を寄せている。
- 非常にアルコールに弱く、一口程度で酩酊状態になる。酒癖はあまり良くなく絡み酒である。また、若干妄想癖がある。
- 四月 鑑(わたぬき かがみ)
- 千羽専務の娘。長い髪と長身(九音より頭一つ分ほども背が高い)がトレードマークの美女。千羽がコンシェルジュ部門の動向などを把握するために、四月を経理部門から移動させて目役を担わせた。しかし、実の娘である自分に対してさえ心を許していない千羽に対して複雑な思いや不信感を抱いているため、指示の全てに従っているわけではない。
- 「四月」は母方の姓である(千羽と鑑の母が婚姻関係にあったのか、離婚したのかなど描かれていないので不明)。他のホテルスタッフには、千羽と親子であることを伏せている。
- 非常に無口で台詞はほとんど無く(初登場となる2巻では「……」以外の台詞が無い)、僅かな表情の変化や仕草などで感情を表現する。ミスをして落ち込んでいた時に九音に慰めてもらって以来、彼には心を許している様子があり(千羽に不利になる肩入れを行なったりする)、コミュニケーションは良好に取れている。
- 経理など職務にも有能だが、無口な分ストレスを溜めこむタイプで、何かの切っ掛けでキレると抑え込んでいた鬱憤を一気に爆発させてしまい、時に暴力的な行動に出ることもある。
- イチローのファンである様子。
フロント部門 [編集]
- 三木 優馬(みき ゆうま)
- 配置転換でフロント業務に移動してきてまだ日が浅い。スポーツに秀でており、イマドキ風の容姿と口調で女性からの人気も高い若者。子供好きの一面も覗かせている。
- 当初は九音に対して嫌悪感やライバル心を隠そうとしなかったが、折に触れて九音の仕事振りなどを目にし、少しずつその実直な人間性を認めて親しくなった。しかし、口の悪さは相変わらずである。犬猿の仲であり、良き悪友である。
- ピョン吉と名付けたウサギを飼っている。
その他部門 [編集]
- 八重島 樹(やえじま いつき)
- ドアマン。元自衛官。自動車やオートバイに造詣が深く、また、卓越した運転技術はプロ級であると自負する。
- 肩までの黒髪をオールバックにしてシルクハットを被り、インバネスコートを纏っている。
- 自称「恋愛貧困の飢餓系男子」、所謂「非モテ」。女性と親しくなりたい気持ちは大いにあるが、場の空気を読まない言動で敬遠されがちである。女性アイドルグループのファン。
管理部門 [編集]
- 千羽(せんば)
- 専務。当初は商店街コンシェルジュの活動を経費の無駄遣いと一蹴し、合理化を図ろうと画策。白金平商店街の活性化よりも、ホテルや自分に有益に成りうる大手のデパートや企業との関係を確実にしたいと考えていた。
- 社長の失脚を狙っている派閥のひとりである。商店街コンシェルジュの企画が失敗すれば、反対をしていた自分達の派閥の発言権が強くなると考えている。そのために、娘の四月を経理からコンシェルジュ部門に移動させ、動向を把握・報告させる諜報活動まがいの行為を強いた。しかし、コンシェルジュ部門の着実な実績や九音の活躍を伝え聞くと計画の軌道修正を図り、有能な人材である九音を自分の陣営に取り込むほうが得策と考えアプローチを仕掛けるようになる。
- 誰に対しても常に警戒心を解くことはなく、本心や手の内を明かすことはしない。無意識の所作にもそれが現れており、九音に見抜かれている。
- 派手なワイシャツやネクタイ、ビジネス仕様ではないダブル・スーツを好んで着用している。ゴルフや釣りを嗜み、得意先との接待などに活用している。また、食通でもある。バブル景気を満喫した世代である。
- 四月が自分の娘であることは他のスタッフには伏せている。
- 百瀬(ももせ)
- 支配人。九音に企業アドバイスの依頼をした人物。社長派に属しているひとりである。パイプ愛好者。
四の橋白金平商店街住人・ドリームハウス参加者 [編集]
- 二宮 なごみ(にのみや -)
- 一条と幼馴染の楚々とした女性。和服を基調としたエプロンドレスとホワイトブリムを着用している。
- 商店街にある実家の二階で和風フットエステ「和(なごみ)」を営んでいる。他人の足の裏に執着を持っており“足拓”を収集しては、それを眺めて想いを馳せる趣味がある。一条からは「足裏フェチ」と揶揄される。
- 非常に迷信深く、縁起などに対して執拗である。自身だけではなく、周囲の人間がそれらに反する行いをすることを嫌う。良くない言動を目の当たりにすると瞬時に我を忘れて飛びつくように直ちに阻止する。その際、普段の清楚な佇まいを忘れたような形相になり、時には乱暴な強硬手段に出ることもあるため周囲の人間は驚愕してしまう。他にも呪術やオカルト、ホラーに関するものも「嗜む程度」に興味を持っている。それらを題材とした映画やアニメなどの映像作品は新旧問わず収集している。
- 二宮家に代々伝わる自家製の柚子胡椒を効かせた鶏の唐揚げは、商店街でも評判の一品。ドリームハウスにはこの唐揚げをメインにした定食で参加している。
- 六浦 イリエ(むつうら いりえ)
- 商店街にある「六浦洋品店」の娘。女子高生、ソフトボール部に所属している。ガングロのメイクを施しているギャル。普段からセーラー服を着用していることが多い。
- ドリームハウス参加者の一人でもある。おじが茨城県で“六浦ハム”を製造しており[2] 、ドリームハウスではそのハムを角切りにして串に刺して炭火で炙った“ハム焼き”を提供している。
- 事あるごとに何かに譬えた言葉を多く使用するが、その選択の多くは昭和時代の流行語が多い(例:「藤田まこと風に言うと、あたり前田のクラッカーだよ」「こんにちは。林家こん平風にいうと、ちゃ ら~ん!」「三波伸介風に言うと、びっくりしたナァ、もう!」など)。
- 九音らと徹夜で麻雀を打つこともある。
- 五反田 偲(ごたんだ しのぶ)
- 実家は商店街で花屋「生花Alice」を営んでいる。一条らよりもやや年上。子供の頃から成績も優秀、面倒見の良いお姉さん的な存在として信頼を集めている。
- 初登場時は駅前のデパート、アモーレ目黒に勤務していた。周囲の期待やプレッシャーに押し潰されそうになりながらも、仕事をそつなくこなすうちに自分の本心の在り所が分からなくなり、常に疑問を抱きながら日々を送っていた。夢を語り、それを実現させようと奮闘する一条らが羨ましく、劣等感や嫉妬の感情も芽生えていた。しかし、九音が提示したグリーンベレー式心理学を用いた自己啓発術で自分の本心と向かい合い、子供の頃から抱いていた夢を叶える一歩を踏み出す決意を固めてデパートを退職した。退職後は実家の手伝いをしながらドリームハウスに参加。責任者として名を連ねている。衣服もそれまでの気真面目な印象のレディーススーツから一転、遊び心のあるデザインを取り入れたカジュアルな服を着用している。
- 料理が得意であり、特にハンバーグは絶品と誉れ高い。ドリームハウスではハンバーグをメインに副菜の品数も多い定食を破格の値段で提供している。しかし、味を自負するあまり、客にも食べ方を細かく指南するので鬱陶しがられることもある。
- 七尾 小鹿(ななお こじか)
- 商店街にある鮮魚店「鮮魚 魚涼」の娘。魚を模した帽子を常に被っている。語尾をのばして話す癖がある。
- 体が丈夫ではないため、あまり外には出ず家に籠もりがち。しかし、幼馴染の一条らが商店街活性化の為に奮闘している姿を見聞きしているうちに、自分も頑張らなければと一念発起。店先で魚の捌き方を実演するデモンストレーションを行っている。
- 非常に恥ずかしがり屋で、他人と目を合わせることが苦手。前述のように病弱であり、少し体を動かすだけで息切れがするほど体力に乏しい。関節が鳴りやすく、手を叩くだけで指がペキパキと鳴る。プールでは胸まで水に浸かるとその水圧で呼吸が困難になるほど。
『コンシェルジュ』からのゲスト登場人物 [編集]
- 有明 光成(ありあけ みつなり)
- 漫画家。十津川と旧知であるらしく、その縁から商店街のマスコットキャラ「しろがねこ」のデザインを請け負った。
- 鬼塚小姫との関係はやや進展した模様。しかし一方で食事内容や健康管理、日々のスケジュールまで把握・取り仕切られている。鬼塚の厚意だと受け止めてはいるが、有難い反面、窮屈に感じている描写があり既に恐妻家の表情を浮かべる場面もある。容姿も『コンシェルジュ』時代から比べるとややこざっぱりした。
- 九音のことはクインシーホテル・トーキョーのコンシェルジュ・川口涼子を介してその名前を聞いている(但し、うろ覚えである)。
- 鬼塚 小姫(おにづか さき)
- クインシーホテル・トーキョー所属のコンシェルジュ。ホテルキャピタル白金平のコンシェルジュとも横の連携があり、十津川の依頼を受けて商店街のマスコットキャラをデザインしてくれる人物として有明を紹介した。
- 有明に対して敬語だけではなく普通の言葉遣いでも臆せずに会話が出来るようになった。ただ、接し方や関係にも変化が見られ、有明の仕事内容やスケジュールはおろか、私生活の行動もすべて把握しておかないと気が済まない・受話器から女性の声(十津川)が漏れ聞こえるだけでも嫉妬する…など、執拗なまでに言動を束縛したがるようになった。
- 有明の自宅の家事一切を引き受けている様子。特に食事に関しては栄養バランスやカロリー計算まで考えたものを作っている。
- 前作に比べヘアバンドの幅や髪の長さなどが少々変更された。
- 川口 涼子(かわぐち りょうこ)
- クインシーホテル・トーキョー所属のコンシェルジュ。九音とはサンライズヒル・ニューヨークで出会っている。
- その活躍や実績はホテルキャピタル白金平のコンシェルジュも聞き及ぶところであり“伝説のコンシェルジュ”のひとりとして名が通っている。
- 前作に比べヘアスタイルが一部変更されて描かれている。
- 第26話で、ホテルキャピタル白金平を訪ねてきて九音と再会を果たし、未だホテルマンとして暗中模索している九音にアドバイスを送る。
- 司馬 一道(しば かずみち)
- クインシーホテル・トーキョー所属[3]のコンシェルジュ。
- ホテルの常連客からの依頼で街に出ていたところ、たまたま居合わせた九音たちに不審者に間違われてしまった。交流のあるホテルのコンシェルジュ同士ということもあり、誤解が解けた後は打ち解ける。
- 後日、今まで自分の周囲にはいなかったタイプの九音の仕事ぶりを聞き及び、感心とともに一目置くようになる。
- 愛車はホンダ・DN-01。
設定・用語など [編集]
- 四の橋白金平商店街
- 個人商店が多く並ぶ商店街。一時は駅前の大手デパートや商業施設に客足を奪われ、シャッター通り一歩手前になっていた。そんな折、ホテルキャピタル白金平との提携『観光案内派出所』を設置。商店街コンシェルジュによる画期的なアイデアが実を結び、徐々に活気を取り戻しつつある。
- 『白金平』は東京都港区白金台をオマージュした名称。『四の橋』は港区麻布十番にある一ノ橋ジャンクションや一の橋公園の名称から。
- ホテルキャピタル白金平
- 本作のメイン舞台のひとつ。四の橋白金平商店街に程近い立地にある。九音らコンシェルジュが勤務している。
- 1972年創業・客室数492室。館内にはレストラン3つ・バーラウンジ2つ、エステ、美容室、ショッピングアーケード、宴会場、会議室などの施設を有している。十津川の言葉を借りれば「大規模のホテルに比べると、大人の隠れ家的」中堅のシティホテル。
- ドリームハウス
- 『ドリームハウス』とは、白金平商店街を含む地域住人が日替わりで運営する参加型レストランの名称。商店街に足を運んで貰うために設置したアンテナショップの意味合いが強く、多くの営利を目的としていない。高校生以上であれば登録出来る。九音らが企画・アドバイスを請け負ったが、店舗責任者などは参加者から募い運営を任せている。
- しろがねこ
- 白金平商店街のマスコットキャラクター。大きな目に垂れ眉、腹部には「白金」の文字が魚の骨でデザインされているゆるキャラ。しろがねこをモチーフにしたドーナツや肉球まんじゅう[4]を販売している。また、食品以外のアイテム(キーホルダー、ストラップ、ペン、ぬいぐるみなど)には電子マネー機能を有したICチップを内蔵している。加盟店においてはくじの機能も働き、ランダムに“当たり”が出る仕組みになっており景品やサービスが受けられるギャンブル的な要素もある。デザインは漫画家・有明光成が「デザイン料は、一条の実家のレストランで一ヶ月の間、飲食代をタダ」という約束で担った(実際は殆ど足を運んでいない)。
- ラッキー・ハント
- 商店街で毎週末行っているイベント。通常の商品を小分けにして提供しており、客が試しに買ってみようと手を伸ばしやすい価格設定にするなど工夫がなされている。店頭には椅子やテーブルを設置。その場で商品を広げたり、腰を落ち着けて飲食が出来るサービスも提供している。店主らは客に対して商品の説明やアピールも行えるため、昔ながらの人情味溢れるコミュニケーションを取りやすいと好評。
書籍情報 [編集]
ゼノンコミックスより。既刊5巻。
- 2011年3月22日 ISBN 978-4199800030
- 2011年8月20日 ISBN 978-4199800337
- 2012年2月20日 ISBN 978-4199800627
- 2012年7月20日 ISBN 978-4199800955
- 2012年12月20日 ISBN 978-4199801259
脚注 [編集]
- ^ 「コンシェルジュ」はもともと門番あるいは鍵の番人というフランス語から。「鍵の番人の中でも金の鍵を持つほどの優秀な門番=コンシェルジュ」と称され、Les Clefs d'Orの象徴であるバッチはそれをモチーフに、金の鍵を二つクロスさせたものである。
- ^ 茨城県に実在する「五浦ハム」をモデルとした名称[1]
- ^ 作中で司馬が差し出した名刺には「クインシーホテル東京」と記されており、『コンシェルジュ』での名称「クインシーホテル・トーキョー」と同一のものか、パラレルワールド(『シティハンター』における『エンジェル・ハート』のような)としてのものかは不明。
- ^ じゃらんのCMに登場した「にゃらんの肉球まんじゅう」がモデル[2]
