ギンザケ
| ギンザケ | |||||||||||||||||||||||||||
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ギンザケのスモルト
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Oncorhynchus kisutsh Walbaum, 1792 |
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| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Coho salmon |
ギンザケ (銀鮭、学名:Oncorhynchus kisutsh、英名:Coho salmon, Silver salmon)は、サケ目サケ科に属する魚。
天然では沿海州から千島列島、カリフォルニア州にかけての北部太平洋地域に生息し、北海道の河川には遡上しない。外観は白鮭に似ているが、肌目が銀色で背部から尾にかけて小さな黒点を有することが特徴。 地方名:ギンマス
目次 |
[編集] 生態
河川の上流域まで遡上し、流れの早い浅瀬を選び産卵する。産卵は10月から翌年2月くらい。産卵行動はシロザケと基本的に似ていて、産卵床は湧水のある砂利層を好み形成する。産卵後2~3ヶ月程度で孵化・浮上した稚魚は1年~2年間の淡水生活の後、降海し海洋生活を送るが、浮上後すぐ降海する個体もいる。サクラマスのように川に残留する個体は殆どいない。 河川での餌は水棲昆虫が中心で河口付近に住み群れを作らず流れの緩い深みで縄張りを作って生活する。春になり体長10~15cmくらいでスモルト化した個体は、降海する、降海はアメリカでは4~5月、千島列島北部では7~8月。3年から4年(海洋生活1年から2年)で成熟し50cmから65cmに成長し母川回帰する。日本では回帰個体の漁獲を目的とする放流は、1974年と翌年の標津川、1978年の伊奈仁川など[1]が有るが夏期の温度上昇のため定着はしなかった。また、現在では放流行われていない。極稀に、迷いサケとなった遡上個体が北海道の河川で捕獲されることもある[2]。海洋では雑食性で魚食性が強いと云われ、海洋では主にイカを補食していてシロザケ、ベニザケよりやや南の海域に分布し、至適水温は、9℃程度である。また、表面水温16℃以上の海域では捕獲されたことがない[3]。
[編集] 利用法
かつては、オホーツク海、ベーリング海での北洋サケマス漁業で捕獲されていたが、資源保護の為の漁獲量制限や操業海域の縮小などにより、ほとんど捕獲されていない。 おもにシロザケやベニザケの代用として昭和中頃より食用に用いられる。養殖の普及と成長の早さから比較的安価であるにもかかわらず脂がのっていて美味なため、塩鮭のほか鮭の切り身やコンビニ用のおにぎりなどによく用いられる。
五大湖に移植されたほか、宮城県やチリでは海面養殖されている。
[編集] 日本での養殖
成長が早い事から注目され、1976年、宮城県志津川湾で海面養殖が開始された。1993年まではアメリカ合衆国からの輸入卵を使用し最盛期の1991年には27000トンあまりが生産されたが、低価格なチリ産の影響を受け低迷し、年間10000トン程度の生産量となった。さらに2011年、東北地方太平洋沖地震発生時の津波により、養殖施設に壊滅的な打撃を受けた。
[編集] 飼育方法
スモルト化するまでは淡水で養殖し海水順応させた後、生け簀で養殖する。海水温が18℃を超えると死亡する個体が増加し、21℃を超えるとほぼ全滅する。餌は、スケトウダラのすり身を主原料とした配合飼料が使用される。淡水でも成熟し、産卵をさせることが出来る。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- ギンザケサーモンミュージアム(鮭のバーチャル博物館)
- 熊谷 明,ギンザケの冷水病 日本水産学会誌, Vol. 71, pp.645-649 (2005)
- ギンザケのへい死と水温との関係 近畿大学水産研究所報告 Bulletin of the Fisheries Laboratory of Kinki University 3 pp.73-77 19890331
- 日本産サケ属(Oncorhynchus)魚類の形態と分布 (PDF) 福井市自然史博物館
- 水温、餌生物から見たギンザケの南北方向の分布特徴 (PDF)
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