ギャラクシアン3
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| 本来の表記は「ギャラクシアン³」です。この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。 |
| ジャンル | シューティングゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | 遊戯施設 アーケード[AC] プレイステーション[PS] |
| 開発元 | ナムコ |
| 発売元 | ナムコ |
| 人数 | 1〜4/6/16/28人 |
| メディア | [PS]CD-ROM1枚 |
| 発売日 | [AC]1990年4月1日 [PS]1996年4月26日 |
| その他 | AC版は基板にシステム21 背景映像部分にLDを使用。 |
『ギャラクシアン³』 (Galaxian³) は、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)が開発した遊園地・テーマパーク向けアトラクション。プレイヤーはUGSFの一員として重戦闘艇ドラグーンに乗り、人類を脅かす機械生命体など、さまざまな敵と戦う3DCGシューティングゲームである。本来、稼動には専用の施設が必要とされるが、家庭用ゲーム機への移植版も作られた。
ゲームに同時参加できるプレイヤー数が多い上、画面の覆う視角の広さにより高い臨場感のあるゲームだが、設置場所の問題があるため(品物ではなく建造物である)、家庭用への移植版以外はプレイの機会自体が非常に制限されていた。
目次 |
[編集] 種類
[編集] 28人版(GH-28) - PROJECT DRAGOON(プロジェクト・ドラグーン)
円筒形のスクリーンを内側から観る形でプレイヤーが同心円状に並んで着座、プレイヤーの背後上方から16台の3管式120インチプロジェクターによってスクリーン全周に継ぎ目のないゲーム画面が投影され、プレイヤーの乗ったフロア全体が映像の変化に合わせて油圧機構により揺動する。(最大高低差2m)
1990年に大阪府大阪市で開催された国際花と緑の博覧会にドルアーガの塔とともに出展された。この時は全ての映像をリアルタイムで生成していたが、1992年にナムコ・ワンダーエッグ(東京都世田谷区)へ移設する際に、先に稼動しているGM-16(後述)同様、背景はあらかじめ作成された映像をレーザーディスクで流し、そこに敵機やビームなどインタラクティブ性のある部分を合成する方式に変更された。2000年末に同所が閉園したため解体・廃棄され現存しない。
2号機が1993年にナムコの大型ゲームセンター、プラボ鶴見店(神奈川県横浜市)に設置されたが、改装のため1997年に解体・廃棄されており、こちらも現存しない。ちなみに2号機の各種パーツ等の一部は、チャリティーオークションに出品された。(売上は福祉団体に寄付)
テーマパークのアトラクションという性質上、施設内外ではUGSF軍兵士に扮した係員の芝居が見られ、待ち時間にはゲーム概要の説明とUGSFのIDカードを模した搭乗整理券を手渡される(アトラクション入場時に回収される)。
ゲーム開始前に行われる作戦説明(ブリーフィング)映像中に登場する『暗号解読コード』がシナリオ毎に異なっていてバージョン表示を兼ねており、花博版は「M8774B」、改良版が「M8774D」となる。
ちなみにキャノンシード内のスパークビットを制限時間内にすべて破壊できない場合、緊急脱出の後に作戦失敗のナレーションが入り地球が破壊される。
28人同時にプレイするため、どうしてもシートによって演出や攻撃目標に差がでてしまった。なかでも大事な場面で高得点の敵が正面に来る、26番前後のシート、次いで3番前後のシートが最も高成績を出しやすいと評判だった。稼動後期にはドラグーンの着座位置がランダム化(毎回進行方向が変わる)され、シートの奪い合いという問題は解消された。
得点の表示はないが、成績がAからEの5段階で各プレイヤーのコンソールに表示される。特に優秀だった上位3名には座席前のスクリーンに金・銀・銅の勲章が表示されスタッフから拍手が贈られた。また金勲章(1位)を獲得したプレイヤーには帰り際に金勲章プリントしたステッカーが授与された。
[編集] 16人版(GM-16)
基本的な構造や演出は28人版とほとんど同じだが、フロア全体が揺動するのではなく、プレイヤーの乗っている部分が2名分ずつの単位で動く簡易版で、座席の可動範囲も狭いが、油圧機構を使用していないため、GH-28に比べれば設置のための制約が少ない。
1991年にプラボ千日前店(大阪市中央区)に設置されたのを始めとして、日本国外も含め数ヶ所に設置された。現在は国内某所に1セットのみ静態保存されている(非公開)。
なお、プラボ千日前店以外では、国内では神奈川県相模原市のジャスコ(当時)ショッピングセンター古淵、兵庫県姫路市の姫路セントラルパーク、大阪府泉南市の泉南スカイシティに存在した。海外では台湾での稼動が確認されており、その他の地域にもあったという未確認情報もある。
ショッピングセンター古淵におけるロケーションにおいて、同店限定のUGSFピンズバッヂが作成され、作戦成功時に上位3名に対してピンズバッヂが先着300名に配られた。デザインはランキング1位プレイヤー画面に表示された金の勲章を模したカラーデザイン。数少ないUGSFグッズの中で唯一、入手機会に恵まれたオフィシャルグッズでもある。
シナリオのバージョンは「M8774C」。
[編集] 6人版(シアター6:GT-6)
1994年3月に発売。(価格はおよそ1200万円) ゲームセンターに設置できるよう5m四方のサイズに収められており、3管式120インチプロジェクター2台によって投影される壁面のスクリーンに向かって横一列に並んで座る。周囲はほぼパーティション(壁)で覆われており独立した部屋状になっている。座席は揺動しない。日本国内外に多数設置されたが、日本国内で営業運用されているのは2006年8月17日現在、愛知県西尾市のショッピングセンター『おしろタウンシャオ』内にあるゲームセンター『ムー大陸』にプロジェクトドラグーンが現存するのみ、その他としては国内数カ所に個人が所有する保存機が存在している。個人所有機の大半は非公開であるが、倉庫保管されているものが2008年1月5日まで熊谷で試験公開され、その後、南埼玉郡に移転、不定期ながら公開予定である。
大型タイプではこの6人版のみソフト交換が可能で、28人版・16人版と同じ背景設定を持つ「PROJECT DRAGOON」と、その数百年後の世界における巨大生物との戦闘を描いた別シナリオ「Attack of the ZOLGEAR(アタック・オブ・ザ・ゾルギア)」の2種類があるが、「PROJECT〜」はほぼ全て「Attack of〜」に換装されている。中には、東京都大田区蒲田のコスモ(現在は閉店)のように、店舗側で基板上のROMの切り替え装置を自作し、レーザーディスクを交換するだけで容易にシナリオが変更できるような工作を施されたものもあった。 シナリオのバージョンは「PROJECT DRAGOON」が「M8774E」、「Attack of the ZOLGEAR」が「M9083D」。
[編集] トピック
最長ロケーション店舗 発売直後、プラボ帝国座(北海道札幌市)、プリッズサンペデック(千葉県習志野市)などナムコ直営店3箇所に設置され 当時のゲームセンター業界に一石を投じた。その後設置店舗が増えナムコから営業用販促ツールが販売され、全国各地で 同機を使った積極的なゲーム大会が行われた。中でも最初に設置されたプリッズサンペデックでは設置店である店舗の 天井が筐体高さより低かったため天井をブチ抜いて強引に設置し、「閉店するまで撤去できない可能性がある」とまでといわれた。 また、全国で唯一同作品の開発資料展が開催され貴重な造型モデルや、ラフスケッチ、デザイン資料などが多数展示された。 その後、同店が改装するにあたり一時閉店とともに撤去が決定、同一店舗における同作品の最長ロケ店舗でもある。
改造筐体 東京蒲田のコスモでは、シナリオ切り替えを迅速に行うための切り替え装置が付けられ、スイッチを切り替えてLDを交換するだけでシナリオ変更が可能になっていた。 千葉県市原市のプラボ市原では、店員私物のウーファーを期間限定で設置し、低音が身体に響く特別仕様で営業された。 千葉県千葉市のタカラ島では、設置の際に同社社員がメンテナンスボックスの鍵を紛失したため、メンテナンスボックスにガムテープを貼り付けて営業するというガッカリ仕様だった。
28人版・6人版との違い
- 画面上方には各プレイヤーの得点と、全プレイヤー共通の防御シールド(ライフ)ゲージが表示される。シールドは被弾すると減少し、0になると作戦途中でもゲームオーバーになる。アイテム等で回復することはない。
- ゲームの進行には直接関わりはないのだがGT6版ではドラグーンの他にドラグーンの護衛戦闘機隊「ホークチーム」が同行し、ホークリーダーおよびホーク1~3までの合計4機の援護の戦闘機(ジオソードクラスの攻撃力を持つ強力な戦闘艇)がキャノンシード突入寸前まで同行、効果音のバックに彼らの寸劇のような無線交信が交わされている。
- 敵弾にはプレイヤーのビームで破壊可能なものと破壊不可能なものがあり、敵機の出現位置・攻撃はほぼパターン化されているため、ビームで相殺できない攻撃を行う敵の出現場所を記憶して、被弾する前に破壊することが求められる。
- キャノンシード突入後メインルートのゲートが閉まり、ダクトから中に侵入。そのため28人版・16人版ではドラグーンの周りを回転するスパークビットを倒すが、6人版ではコアを中心に回転するスパークビットを回転の外から狙う。
- 作戦成功時にキャノンシードから脱出する映像と、失敗時にキャノンシードからレーザーが発射され地球が破壊される映像が追加されている。
今後も稼動を維持するにあたっての問題点
- プロジェクターの寿命
- 稼動開始から年月が経っており、補修部品が入手困難になっている。
- 近年普及している液晶式プロジェクターでは、液晶特有の遅延がゲームに重大な影響を及ぼすために使用できないとされる。
- 背景上映用レーザーディスク(ソフト、プレイヤー)
- すでに製造元のナムコにも原盤はなく、新たに入手することはできないとされる。
- 上映用のレーザーディスクプレイヤーはパイオニア製の業務用だが、すでに製造打ち切りとなっており、補修パーツの保持期限を過ぎているため、修理対応ができるかが危ういとされる。
オフィシャルグッズ ショッピングセンター古淵で配布されたピンズバッヂ以外に、プライズ用景品として販売されたナムコゲームシリーズにおいて、ドラグーンのミニフィギュアが存在している。 ナムコ直営店、ナムコ・ナンジャタウン内におけるプライズ景品として使用されたため、ナムコ直営店以外では出回らなかった。 このほか、スターブレードと花博版ギャラクシアン3を収録したサントラ、シアター6版、アタックオブザゾルギア版のサントラ、スターブレードとシアター6(プロジェクトドラグーン・アタックオブザゾルギア)のLDとVHSビデオがそれぞれビクター・エンターテイメント社から発売された。 またシアター6が発売された直後、販促ツールとして紺色にナイロン地のギャラクシアン3ロゴ入りスタッフジャンパーが用意され、ゲーム大会などの景品として供された。 腕に自信のあったプレイヤーや、熱心な攻略を研究していた同人サークルなどが入手し、コミックマーケットなどの同人誌即売会で着用している者もいた。 アタックオブザゾルギア発売時には、体験キャンペーンが販促ツールとして用意され、スクラッチを削って当選すると無料で1回体験できた。
[編集] プレイステーション版
6人版「PROJECT DRAGOON」をプレイステーション用に移植したもので、マルチタップを使用することで4人まで同時にプレイできる。また、オリジナルシナリオ「THE RISING OF GOURB(ライジング・オブ・ガーブ…ガーブの目覚め)」が同時に収録されている。
シナリオのバージョンは「PROJECT DRAGOON」が「M8774E」、「THE RISING OF GOURB」が「M8805F」。
アーケード版は特殊なコントローラーを利用していた故、家庭用ゲームコントローラーでは操作性が非常に悪い。
[編集] 関連作品
- スターブレード - 背景設定を踏襲して1人用にアレンジされたもの
- New Space Order - ゲーム中の民主連邦(U.G.)に登場する攻撃兵器としてドラグーン、また神聖宗教国の惑星攻撃兵器としてゾルギアが登場する。
- バウンティハウンズ - 共通の背景設定を持つPSP専用アクションゲーム。ゾルギアも登場する。(幼生?とフィールドとしてゾルギアの体内)
[編集] 外部リンク
[編集] 参考文献
- 月刊インターフェース 1996年3月号(CQ出版社)
- 月刊エヌジー (株式会社ナムコ)

