イージースポーツ

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イージースポーツ
URL https://easysports.jp/
種類 株式会社
言語 日本語
タイプ インターネットテレビ
ジャンル スポーツ
設立 2018年
本社所在地 日本の旗 日本東京都港区北青山2丁目11-3
A-PLACE青山6F
事業地域 日本の旗 日本
主要人物 趙守顕(代表取締役
製品 コンテンツ開発、メディア・プラットフォームの提供
収益 月額使用料
営利性 営利
登録 ユーザー登録などが必要
開始 2019年3月
EASY SPORTS株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
107-0052
東京都港区北青山2丁目11-3
A-PLACE青山6F
設立 2018年10月
業種 サービス業
法人番号 9010401141160
代表者 代表取締役 趙守顕[1]
資本金 500万円
外部リンク https://easysports.jp/
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イージースポーツ(easysports)は、EASY SPORTS株式会社が展開するスポーツ専門の定額制動画配信サービスである。

概要[編集]

スポーツ中継の映像制作を手掛けるEASY PRODUCTION株式会社の姉妹会社として2018年10月にEleven Sports Network株式会社を設立し、イギリスイレブンスポーツより日本のフランチャイズ権を受ける形で同名のサービスを開始。

2019年3月にプロ野球の二軍戦(イースタン・リーグウエスタン・リーグ)の無料配信を開始[2]。2020年からは有料配信を開始した[3]

2022年にイレブンスポーツはDAZN傘下に入ったが、日本におけるイレブンスポーツは10月よりサービス名をイージースポーツに改称[4]。運営もEASY SPORTS株式会社に変更され、独自の展開を行うことになる。

撮影や編集をリモート化、クラウド化で低価格の映像制作システムを実現し、規模の小さな団体の配信を担っている[5]

配信コンテンツ[編集]

イージースポーツ プロ野球プレミアム[編集]

月額2,750円(税込)でNPB二軍のうち、北海道日本ハム巨人広島を除く11球団の主催試合を配信。

二軍公式戦の他、春季教育リーグ、春季キャンプ、福岡ソフトバンクホークス三軍交流戦なども配信される。

2020年には台湾プロ野球のうち楽天モンキーズの試合を中心に1日1試合配信されていた。

有料配信開始当時は980円[3]だったが、2022年2月1日より1,450円、2024年シーズンからオイシックス新潟くふうハヤテの新規参入による球団数増加に伴い3月16日より現料金に改定された[6]

2024年3月11日より従来のスマートフォン、パソコン、タブレットでの視聴に加えAmazon Fire TV、Google Chromecast、Apple TVを通じてテレビ視聴が可能な新プラットフォームが開設された[7]

V.TVイージースポーツ[編集]

Vリーグについては2021-22オールスターを配信していたが、2022-23シーズンよりリーグ公式配信であるV.TVのリニューアルによりV1男女全試合の配信をそれまでの排球堂マーケティングに代わり当サービスにて開始する[8]天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会も配信。なお、黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会は録画配信となる。

料金(税込)
  • 月額:1,540円
  • 年額:15,400円

FリーグTV powered by easysports[編集]

2023-2024シーズンよりFリーグのディビジョン1一部試合とディビジョン2全試合を月額2,200円で生配信する[9]。2022-2023までは1部をABEMA、2部をMyCujoo→イレブンスポーツグローバルでそれぞれ全試合配信していたが、1部のABEMA配信試合が縮小されたため、それを補完する形で配信することになった。

過去の配信コンテンツ[編集]

2020年シーズンにXリーグのうち、ジャパンXボウルを除くX1 SuperおよびX1 Areaの公式戦を無料配信した。
2021年シーズンより「XリーグTV Powered By イレブンスポーツ」として有料ライブ配信を開始[10]。ただし、ライスボウルはディレイ配信となる。
なお、2023年5月よりパートナーシップがrtvに変わり「アメフトライブ by rtv」にアーカイブも含めて移行される[11]
2020年12月より日本テレビと提携し、「日テレジータスNFLGO Powered by Elevensports」として日テレジータスにて放送されるNFL中継及び関連番組の配信を開始[12]
2023-24シーズンよりそれまで並行して配信されていたPLAY VIDEO STORESに一本化された。ただしアーカイブは2023年末まで残されていた。
なお、日本国内においてNFLは他にDAZNでも配信されている。
配信されていた番組についてはNFL on 日テレG+を参照。
2021年より「関東カレッジフットボールTV Powered By easysports」としての公式戦配信を開始した[13]
2023年9月より「アメフトライブ by rtv」にて配信開始されるため、同月末を以て閉鎖されアーカイブも移行[14]
2021プレシーズンのみ。開幕後はDAZNにて配信。

脚注[編集]

  1. ^ 「イレブンスポーツ」が2軍戦を無料配信できるワケ…少数精鋭や機材変更で制作費大幅削減”. スポーツ報知 (2019年6月28日). 2020年3月1日閲覧。
  2. ^ 動画配信サービス「イレブンスポーツ」プロ野球ファーム年間500試合無料”. 週刊アスキー (2019年3月14日). 2020年3月1日閲覧。
  3. ^ a b 有料プラン『イレブンスポーツ プロ野球プレミアム』3月1日(日)より会員登録開始”. PR TIMES (2020年2月21日). 2020年3月1日閲覧。
  4. ^ Twitterより
  5. ^ “大手配信なくなり岐路のVリーグ 格安で映像化 東南アジア人気に活路さぐる”. Globe+. (2023年2月14日). https://globe.asahi.com/article/14838247 2023年10月3日閲覧。 
  6. ^ “『イージースポーツ プロ野球プレミアム』2024シーズン配信球団決定と料金改定のお知らせ”. EASY SPORTS株式会社. (2024年3月4日). https://easysports.jp/article/120156 2024年3月17日閲覧。 
  7. ^ “『イージースポーツ プロ野球プレミアム』新プラットフォーム開設のお知らせ”. EASY SPORTS株式会社. (2024年3月11日). https://easysports.jp/article/120883 2024年3月17日閲覧。 
  8. ^ V.TVをリニューアル!新サービスの開始について!!~2022-23V.LEAGUE DIVISION1を全試合LIVE配信~.』(プレスリリース)一般社団法人日本バレーボールリーグ機構、2022年10月18日https://www.vleague.jp/topics/news_detail/224932022年10月20日閲覧 
  9. ^ “Fリーグ2023-2024 ディビジョン1・2「FリーグTV powered by easysports」にて配信決定!!”. PR TIMES. (2023年5月25日). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000249.000098954.html 
  10. ^ “【アメフト】Xリーグが今季から公式戦有料ライブ中継を開始 「スーパー」「エリア」合わせて66試合を配信”. BBM Sports. (2021年7月15日). https://www.bbm-japan.com/article/detail/21751?page=1 2021年9月2日閲覧。 
  11. ^ 【お知らせ】「XリーグTV」の「アメフトライブby rtv」への移行について”. 一般社団法人日本社会人アメリカンフットボール協会 (2023年5月2日). 2023年5月26日閲覧。
  12. ^ 『NFL on 日テレジータス』がオンラインサービス開始』(プレスリリース)NFL JAPAN、2020年12月7日https://nfljapan.com/headlines/590072021年4月11日閲覧 
  13. ^ イレブンスポーツで関東学生アメリカンフットボールの試合配信が決定!』(プレスリリース)2021年5月13日https://elevensports.jp/article/755202021年5月14日閲覧 
  14. ^ "関東カレッジフットボールTV閉鎖のお知らせ" (Press release). 関東学生アメリカンフットボールTV Powered By イージースポーツ(旧イレブンスポーツ). 30 August 2023. 2023年9月24日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]