アー・ユー・エクスペリエンスト?

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アー・ユー・エクスペリエンスト?
ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンススタジオ・アルバム
リリース イギリスの旗1967年5月12日
アメリカ合衆国の旗1967年8月23日
録音 1966年-1967年 ロンドン
ジャンル ロック
サイケデリック・ロック
ブルースロック
ハードロック
時間 40分12秒(オリジナル盤)
レーベル オリジナル盤
イギリスの旗トラック
アメリカ合衆国の旗リプリーズ
リイシュー盤
エクスペリエンス・ヘンドリックス
MCA(初盤)
レガシー/コロムビア(再発)
プロデュース チャス・チャンドラー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 2位(英国)
  • 5位(米国)
ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス 年表
アー・ユー・エクスペリエンスト?
(1967年)
アクシス:ボールド・アズ・ラヴ
(1967年)

アー・ユー・エクスペリエンスト?(Are You Experienced)は、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス1967年に発表したデビュー・アルバム。

2003年ローリングストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500で15位(アフリカ系アメリカ人ミュージシャンのアルバムとしては、マーヴィン・ゲイホワッツ・ゴーイン・オン』の6位、マイルス・デイヴィスカインド・オブ・ブルー』の12位に次ぐ)[1]

目次

[編集] 解説

イギリスで発売されたオリジナル盤は、既発のシングル3曲(「ヘイ・ジョー」「パープル・ヘイズ(紫のけむり)」「ザ・ウィンド・クライズ・メアリー(風の中のメアリー)」は含まず、全て新曲で構成された。ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスはデビューシングル「ヘイ・ジョー」が全英4位のヒットとなり、本作発売日の5日前にロンドンでヘッドライナーとしての初公演を行うなど[2]、イギリス(およびヨーロッパ圏)での人気を確立しつつあった。

本作は、全英2位の大ヒットとなるが、ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』に阻まれ、1位獲得はならなかった。

ギターのフィードバック奏法で始まる「フォクシー・レディ」、テープの逆回転を取り入れた「アー・ユー・エクスペリエンスト?」等、当時としては最先端の音作りを駆使しているが、その一方で、伝統的な12小節形式のブルース・ソング「レッド・ハウス」もある。

オリジナル盤(アナログLP)はモノラル盤とステレオ盤が作られたが、CDではほとんどの楽曲がステレオで収録されている。

[編集] 収録曲の変遷

1967年6月18日、モンタレー・ポップ・フェスティバルでの伝説的なパフォーマンスにより、ヘンドリックスは母国アメリカでも名声を高める。それを受けて、8月には本作がアメリカでも発売されるが、ジャケットや収録曲はオリジナル版と異なっていた(オリジナル盤から3曲を外し、シングルA面の3曲を追加した内容)。カナダ版もアメリカ版と同様の仕様だった。

1993年に本作がCD用としてリマスターされた際、シングルA面・B面の6曲(後述)が、オリジナル盤11曲の前に位置する曲順で追加された。(この版の日本発売は無し)
1997年にエクスペリエンス・ヘンドリックス(ヘンドリックスの遺族や関係者による財団)が監修したリマスターCD以降は、オリジナル版11曲の後にシングル曲6曲を収録するインターナショナル版と、北米発売向けにアメリカ版収録曲の後にシングル・カップリング曲とアメリカ版LP未収録曲が収録された2種類の形に統一されている。
2010年のソニー/レガシー・リイシューではインターナショナル版収録の「Red House(モノ・ミックス)」が、ヴィニール盤起しからアルバム「Blues」収録のマスターテープ版に差し替えられた。

[編集] 収録曲

オリジナル盤は全曲ジミ・ヘンドリックスが作詞と作曲を行った。シングルA面曲「ヘイ・ジョー」のみビリー・ロバーツ作。

[編集] オリジナル盤

  1. フォクシー・レディ - Foxy Lady
  2. マニック・デプレッション - Manic Depression
  3. レッド・ハウス - Red House
  4. キャン・ユー・シー・ミー? - Can You See Me
  5. ラヴ・オア・コンフュージョン - Love Or Confusion
  6. 今日を生きられない - I Don't Live Today
  7. メイ・ディス・ビー・ラヴ - May This Be Love
  8. ファイア - Fire
  9. サード・ストーン・フロム・ザ・サン - Third Stone From the Sun
  10. リメンバー - Remember
  11. アー・ユー・エクスペリエンスト? - Are You Experienced?

[編集] アメリカ・カナダ盤

  1. Purple Haze
  2. Manic Depression
  3. Hey Joe
  4. Love Or Confusion
  5. May This Be Love
  6. I Don't Live Today
  7. The Wind Cries Mary
  8. Fire
  9. Third Stone From the Sun
  10. Foxy Lady
  11. Are You Experienced?

[編集] ボーナス・トラック

  1. ヘイ・ジョー - Hey Joe(デビューシングルA面)
  2. ストーン・フリー - Stone Free(デビューシングルB面)
  3. 紫のけむり - Purple Haze(2ndシングルA面)
  4. 51stアニヴァーサリー - 51st Anniversary(2ndシングルB面)
  5. 風の中のメアリー - The Wind Cries Mary(3rdシングルA面)
  6. ハイウェイ・チャイル - Highway Chile(3rdシングルB面)

[編集] DVD

  1. 紫のけむり
  2. メイ・ディス・ビー・ラヴ
  3. 風の中のメアリー
  4. アー・ユー・エクスペリエンスト?

[編集] 参加ミュージシャン

[編集] 収録曲の主なカヴァー例

  • ポール・ロジャースのライブ・アルバム『シングス・ジミ・ヘンドリックス・ライヴ』(1993年)に、「フォクシー・レディ」「マニック・デプレッション」、「ストーン・フリー」「紫のけむり」のカヴァー収録。
  • 「フォクシー・レディ」は、ギル・エヴァンスプレイズ・ジミ・ヘンドリックス』(1974年)、ザ・キュアー『スリー・イマジナリー・ボーイズ』(1979年)等にカヴァー収録。またミック・ジャガーがソロ活動時にライブで採り上げている。ZZトップもライブで取り上げ、DVD『ライヴ・フロム・テキサス』に収録。
  • 「マニック・デプレッション」は、イングヴェイ・マルムスティーンのカヴァー・アルバム『インスピレーション』(1996年)等で取り上げられた(ボーカルもイングヴェイ自身が担当)。
  • 「レッド・ハウス」は、アルバート・キング『レッド・ハウス』(1991年)、矢野沙織『SAKURA STAMP』(2005年)等で取り上げられた。
  • 「ファイア」は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ母乳』(1989年)等で取り上げられた。
  • 「アー・ユー・エクスペリエンスト?」は、ディーヴォ『シャウト』(1984年)、パティ・スミス『トゥウェルヴ』(2007年)等で取り上げられた。ディーヴォの同曲のPVでは、ライヴステージ上に置かれた棺から出てきたジミ・ヘンドリクスに酷似した人物がギターを演奏する(歯で弾くなど)して棺に戻っていくシーンが存在する。
  • HISは、「紫のけむり」を「パープル・ヘイズ音頭」としてカヴァーした。

[編集] その他

[編集] 脚注

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