選り抜き記事
松江騒擾事件とは、1945年(昭和20年)8月24日未明、島根県松江市で青年グループ「皇国義勇軍」数十人が武装蜂起し、県内主要施設を襲撃した事件である。この事件により、民間人1名が死亡した。松江騒擾事件という名称は取締当局によるものであり、皇国義勇軍事件、島根県庁焼き打ち事件とも呼ばれる。
この事件は太平洋戦争敗戦直後に発生した、日本の降伏に反対する騒擾事件のひとつである。地方都市である松江市で発生した事件であるが、大日本帝国憲法下における全国的規模の騒乱を目的とした最後のクーデターであり、大審院で裁かれた最後の事件でもある。……
- 『海辺のエトランゼ』は、2020年に公開された日本のアニメーション映画。紀伊カンナによる同名の漫画を原作とし、大橋明代が監督・脚本を務め、スタジオ雲雀が制作した。沖縄の離島を舞台に、小説家の卵でゲイの青年と両親を亡くした少年の恋愛が描かれる……
- 阿部守太郎暗殺事件は、1913年(大正2年)9月5日、東京府東京市赤坂区霊南坂町(現・東京都港区六本木一丁目)で、外務省政務局長の阿部守太郎が襲撃され、翌6日に死亡した暗殺事件。同年に中華民国の南京で発生した邦人虐殺事件(南京事件)に対する外務省の対応に不満を持つ青年らによる犯行であった……
- イスマーイール1世は、第5代のナスル朝グラナダ王国の君主である。傍系の王族のアブー・サイード・ファラジュとムハンマド2世の娘であるファーティマの間に生まれ、後にスルターンのナスルに対する反乱を起こした……