キンシバイ

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キンシバイ
W kinsibai7061.jpg
キンシバイ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: キントラノオ目 Malpighiales
: オトギリソウ科 Clusiaceae
: オトギリソウ属 Hypericum
: キンシバイ H. patulum
学名
Hypericum patulum
Thunb.
和名
キンシバイ(金糸梅)

キンシバイ(金糸梅、学名:Hypericum patulum)はオトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉小低木。

本種のことをヒペリカム(Hypericum)ということも多いが、ヒペリカムは、オトギリソウ属のラテン名であり、必ずしも本種とは限らない。

特徴[編集]

中国原産[1]で、江戸時代宝暦10年(1760年)に渡来したといわれ、古くから観賞用として栽培されてきた。花の形が良く梅に似ており、色が黄色であることが名前の由来である。

花期は6月〜7月[2]。常緑の低木で、高さは1m[3]。庭木や地覆い用植え込みとして、北海道をのぞく日本各地に植えられている。

株立ち上に枝が出て、ゆるやかに枝垂れる。葉は対生で長い楕円形。暖かい地方では落葉しないことが多い。初夏、枝先に濃い黄色で、五弁の花を次から次に咲かせる。ビヨウヤナギのようにオシベは長くない。近縁種にセイヨウキンシバイ(西洋キンシバイ)がある。

日向でも半日陰でも丈夫に育つ。株分けですぐ増やせる。移植後地上部が枯れ込むことがあるが、あまり心配する必要はない。あまり剪定の必要はないが、小さくしたいときは強く剪定しても耐える。冬が適期。

類似品種との花の違い[編集]

キンシバイ(Hypericum patulum)は下垂性で、雄しべは花弁より短く[4]、あまり大きく開かない。園芸品種であるヒペリカム・ヒドコート(大輪金糸梅)では、大輪の名にふさわしく花弁が大きく、全開する[5]。ヒドコートは{(ヒ・キアシフロルム ‘ゴールド・カップ’(ヒ・アッディングトニー × ヒマラヤキンシバイ) × ヒ・カリシナム)}の3種間雑種で昨今ではキンシバイと混同されているが全く別の植物である。また同じオトギリソウ属のヒペリカム・カリシナム(西洋キンシバイ)やビヨウヤナギはオシベが長い。

効能[編集]

葉や花、茎を乾燥させた物を煎じて飲むと強い利尿効果がある。

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 中川重利 『日本の樹木・上』 小学館、1991年、85項。
  2. ^ キンシバイとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版” (日本語). みんなの趣味の園芸. 2020年5月28日閲覧。
  3. ^ 中川重利 『日本の樹木・上』 小学館、1991年、85項。
  4. ^ 中川重利 『日本の樹木・上』 小学館、1991年、84項。
  5. ^ キンシバイの種類(原種、品種) - 植物図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版” (日本語). みんなの趣味の園芸. 2020年5月28日閲覧。