コンテンツにスキップ

人差し指

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
人差し指
人差し指
英語 Index finger
器官 運動器
動脈 示指橈側動脈
テンプレートを表示

人差し指(ひとさしゆび)は、上肢の五指の外側から2番目にある。人を指差す際に用いることに由来している。英語においても、「Index finger」である。

和語ではお母さん指(おかあさんゆび)、塩舐め指(しおなめゆび)、医学用語では第二指(だいにし)、示指(じし)、漢語では食指(しょくし)[注 1]、頭指(とうし)との呼び方がある。

ジェスチャー

[編集]

文化によっては、人差し指で他人を指差す行為は無礼に当たり、挑発行為と見なされる場合もある。

人差し指を立て、横に振ることは相手に対する不同意を示す。

唇近くで人差し指を立てることは「静かに」「音を立てないように」と相手に注意を促す意味を持つ。

日本においては、人差し指を鉤型に曲げると窃盗を示す。

イタリアでは、子供が美味であることを示す場合、人差し指を頬にあて、ねじるように動かす。

飲茶の習慣では、他人にお茶を注いでもらった際などに人差し指と中指でテーブルを2回叩くことで感謝を表現する。一方、フィリピンでは指でテーブルを叩くことは無礼なこととされている。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 食指が動くとは、ある物事をやろうという気になることである。

出典

[編集]

関連項目

[編集]