選り抜き記事
三島 由紀夫 (1925年 - 1970年)は、日本の小説家・劇作家・随筆家・評論家・政治活動家・皇国主義者。戦後の日本文学界を代表する作家の一人であると同時に、ノーベル文学賞候補になるなど、日本語の枠を超え、海外においても広く認められた作家である。代表作は『仮面の告白』『潮騒』『金閣寺』『近代能楽集』『サド侯爵夫人』などがある。修辞に富んだ絢爛豪華で詩的な文体、古典劇を基調にした人工性・構築性にあふれる唯美的な作風が特徴。晩年は政治的な傾向を強め、民兵組織「楯の会」を結成。1970年楯の会隊員4名と共に自衛隊市ヶ谷駐屯地を訪れ東部方面総監を監禁。バルコニーでクーデターを促す演説をした後、割腹自殺を遂げた。満年齢と昭和の年数が一致し、その人生の節目や活躍が昭和時代の日本の興廃や盛衰の歴史的出来事と相まっているため、「昭和」と生涯を共にし、その時代の持つ問題点を鋭く照らした人物として語られることが多い。……
- 栃木県庁の移転では、1884年(明治17年)1月に栃木県庁が栃木町(現・栃木市)から宇都宮町(現・宇都宮市)へ移転された顛末を述べる。廃藩置県に伴って設置された幾つかの県が1871年(明治4年)11月に栃木県と宇都宮県に……
- 青木 鶴子は、日本の女優である。日本人で最初の国際映画女優であり、ツル・青木という芸名で、サイレント映画時代の1910年代から1920年代前半のハリウッドでスター女優のひとりとして活躍した……
- 妙国寺のソテツは、大阪府堺市堺区材木町東の妙国寺境内に生育する、国の天然記念物に指定されたソテツ(蘇鉄)の巨樹・老樹群である。妙国寺のソテツを有名なものにしているのは織田信長との関わりにまつわる奇怪な伝承である……