選り抜き記事
藤山 一郎(1911年4月8日 - 1993年8月21日)は、日本の歌手・声楽家・作曲家・指揮者。本名は増永丈夫。本名ではクラシック音楽の声楽家・バリトン歌手として活躍した。東京府東京市日本橋区蛎殻町(後の東京都中央区日本橋蛎殻町)出身。東京音楽学校(後の東京藝術大学音楽学部)卒業(首席)。
東京音楽学校で培った正統な声楽技術・歌唱法・音楽理論とハイバリトンの音声を武器にテナーの国民的歌手・流行歌手として活躍。1930年代から1940年代にかけて『酒は涙か溜息か』・『丘を越えて』・『東京ラプソディ』・『青い山脈』・『長崎の鐘』などを歌い多くがヒットした。理論・楽典に忠実に歌ったことから正格歌手と呼ばれ、その格調の高い歌声は「楷書の歌」と評された。1992年(平成4年)、国民栄誉賞を受賞した。……
- アブー・アリー・サーリフ・ブン・ミルダース、またはラカブ(尊称)でアサド・アッ=ダウラは、1025年から死去する1029年5月までアミールとしてアレッポを統治し、最盛期にはジャズィーラ西部、シリア北部、およびシリア中部を支配下に収めたミルダース朝の創始者。……
- 富士山縦覧場(ふじさんじゅうらんじょう)は、東京府東京市浅草区(現・東京都台東区浅草)の浅草公園第六区四号地にかつて存在した、富士山を模した木造建築物。明治時代に流行した、高所に見物客を登らせる見世物の一つとして、1887年(明治20年)……
- 『読書』は、日本の洋画家黒田清輝が1890年(明治23年)から1891年(明治24年)にかけて描いた絵画。モデルは、マリア・ビョー(Maria Billault)というフランス人女性。部屋の鎧戸のそばで1人の年若い女性が椅子に座りながら読書をしている様子が描かれている。……