コンテンツにスキップ

野沢グランドホテル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野沢グランドホテル
NOZAWA GRAND HOTEL
ホテル概要
正式名称 野沢グランドホテル
ホテルチェーン 長野電鉄ホテルチェーン
運営 株式会社長電ホテルズ
前身 野沢温泉観光ホテル
階数 1 - 4階
レストラン数 1軒
部屋数 29室
開業 1950年昭和25年)9月
最寄駅 JR飯山線 戸狩野沢温泉駅
最寄IC 上信越自動車道 豊田飯山IC
所在地 〒389-2502
長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8888
位置 北緯36度55分31.5秒 東経138度26分41.9秒 / 北緯36.925417度 東経138.444972度 / 36.925417; 138.444972座標: 北緯36度55分31.5秒 東経138度26分41.9秒 / 北緯36.925417度 東経138.444972度 / 36.925417; 138.444972
公式サイト 公式サイト
テンプレートを表示

野沢グランドホテル(のざわグランドホテル、 NOZAWA GRAND HOTEL)は、長野県下高井郡野沢温泉村野沢温泉にある観光ホテル長野電鉄子会社の長電ホテルズが運営する。

概要

[編集]

野沢温泉温泉街の最奥部、13の外湯のうち「真湯」の前に立地する、野沢温泉でも有数規模のホテルである。スキー大会などの折に皇族も幾度か宿泊している。館内には展望露天風呂・貸切露天風呂・展望大浴場のほか、露天風呂付客室があり、「天下の名湯」真湯源泉・麻釜源泉から引湯している。

1950年昭和25年)の開館時からある長野県下初の甲種公認50mプール[1]と、その4年後に設置された飛び込みプールが有名で、飛込競技馬淵良選手(長野電鉄)はこのプールで練習し、メルボルン五輪ローマ五輪に出場を果たした[2]。しかし、1994年平成6年)の改装時にプールの規模は半分に縮小され、飛び込みプールも撤去されている。

国内屈指の規模である野沢温泉スキー場の真湯ペアリフトに近く、冬場はスキー客で賑わう。夏はプール更衣室として使われる建物が冬にはスキーロッカーとなり、スキーのレンタルも行なわれる。

沿革

[編集]

施設

[編集]
  • 客室
    • 標準A(10帖和室) - 15室
    • 露天風呂付B(6帖和室+ツインローベッド+麻釜源泉露天風呂) - 7室
    • 露天風呂付C(10帖和室+ツインベッド+麻釜源泉露天風呂) - 1室
    • 特別室D(12.5帖和室+洋室ツイン) - 1室
    • ツインルームE(洋室) - 2室
    • ツインルームF(洋室ツインローベッド) - 3室
  • 浴場
    • 展望露天風呂(男女別) - 真湯源泉
    • 展望大浴場(男女別) - 麻釜源泉
    • 貸切露天風呂「百番観音夫婦風呂」(冬季閉鎖) - 麻釜源泉
  • 20mレジャープール(夏季のみ営業)
    • プール更衣室 / スキーロッカー
  • 宴会場(56帖)
  • ダイニング
  • 売店
  • メディアコーナー

アクセス

[編集]

鉄道延伸構想

[編集]

戦前からあった長野電鉄木島線2002年廃線)の野沢温泉延伸構想は、ホテル開館とともに再び盛り上がり、1952年昭和27年)には木島 - 関沢間の鉄道敷設免許も交付された。しかしながら、木島村・瑞穂村(現 飯山市木島・瑞穂)での一部地権者の反対や、豪雪地帯での運行に対する社内の反対もあり[2]、結局鉄路が野沢温泉に至ることはなかった。

昭和期には長野駅 - 木島駅間で特急「のざわ」が運行され、木島駅でバスに乗り継ぎ野沢温泉に至るルートが賑わいを見せた。木島線が廃線となり高速道路も整備されると、長電バスによる長野駅東口 - 野沢グランドホテル間の急行バスが運行されるようになった。2015年3月14日の北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間開業後は、飯山駅からバスを利用するルートが中心になっている。

周辺の観光地

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 『長野電鉄80年のあゆみ』pp.65
  2. ^ a b 『長野電鉄80年のあゆみ』pp.66
  3. ^ 「ながでんグループ内の組織再編」に関するお知らせ - 長野電鉄
  4. ^ 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1976年度撮影)。

関連項目

[編集]
長野電鉄ホテルチェーン

外部リンク

[編集]