野沢温泉スキー場

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野沢温泉スキー場
野沢温泉スキー場
所在地 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9817
標高 1,650 m / 565 m
(標高差) (1,085m)
コース面積 297ha
コース数 20本
最長滑走距離 10,000m
最大傾斜 39
索道数 20 本
ウェブサイト nozawaski.com/
山頂を臨む

野沢温泉スキー場(のざわおんせんスキーじょう)は、長野県下高井郡野沢温泉村に位置するスキー場である。

トップ(やまびこ)から最下部(柄沢)までの標高差が1085mに達する日本屈指のスキー場である。

歴史[編集]

  • 1923年 - 創立。
  • 1950年 - 初めてスキーリフトが設置される。
  • 1979年 - 長坂ゴンドラリフト(4人乗り)完成。
  • 1984年 - 日影ゴンドラリフト(6人乗り)完成。
  • 1990年 - 長坂ゴンドラリフト、12人乗りに架け替えられる
  • 2016年 - 日影ペアリフトA線、B線が日影フォーリフトとして、4人乗りに架け替えられた。

ゲレンデ[編集]

日影ゲレンデ(最大斜度20度)
スキー場発祥の地で、日本スキー博物館もここにある。1995年のインタースキー(世界スキー指導者会議)ではメイン会場になった。メインコースは広い緩斜面だが、長坂側に「日影のカベ」と呼ばれるコブ斜面がある。
日影ペアリフトA線B線が2016-2017シーズンより、日影フォーリフトに変更に変更された。
シュナイダーコース(最大斜度32度)
全国にその名を轟かせる難斜面。大きめのコブがびっしりと並ぶ。
ユートピアゲレンデ(最大斜度32度)
シュナイダーの途中から別れる急斜面。コブの深さと斜度はシュナイダーに劣らない。近年、圧雪されるようになった。
チャレンジコース(最大斜度39度)
シュナイダーと並行するコース。上部は最大39度で完全に上級者限定。そこを回避する迂回コースがあり「中級者コース」の表示はあるものの実際は合流後も上級者コースに近い。
カンダハーコース(最大斜度28度)
FIS公認コースで、競技専用。一般来場者は入れないが、時々団体の予約が入っていないことがあり、その時だけ開放される。東コースと西コースがある。
パラダイスゲレンデ(最大斜度12度)
幅が広い快適な初級者向けゲレンデ。横には飲食施設が並ぶ。
上の平ゲレンデ(最大斜度12度)
油断していると止まってしまうほどの長い緩斜面。雪質も良い。ハーフパイプが設置されている時がある。
長坂ゲレンデ(最大斜度15度)
長坂ゴンドラ長坂駅周辺の高速クワッドリフトを備えた緩斜面。多少ウェーブ状になっている。
湯の峰・水無ゲレンデ(最大斜度20度)
長坂ゴンドラの中間駅周辺に広がる穴場。油断すると牛首コースに入ってしまう。
牛首コース(最大斜度30度)
スキー場で最も難しいコース。急な上に幅が狭いので上級者でも手こずる。
柄沢ゲレンデ(最大斜度12度)
スキー場の外れにある緩斜面。スノーパークが設置されている。
やまびこゲレンデ(最大斜度33度)
スキー場の最上部にあり、また北向きのため雪質が非常に良い。それだけに人気があり、リフト、ゲレンデ共に混雑していることが多い。コースは中上級者向け。
ビギナー林間コース(最大斜度10度)
初級者でもロングランが楽しめる緩やかなコース。
10kmロングラン
やまびこ→上の平→パラダイス→ビギナー林間→日影とゲレンデ・コースを滑り継ぐと、合計10kmのロングランができる。
黒鞍コース
日影ゲレンデの上の二股に分かれて見える上級者コース。水無ゲレンデから下りられる。
小毛無コース(A/B)
スカイライン連絡ペア(長坂ゴンドラ山頂やまびこ駅からスカイラインコースへの連絡リフト)を利用する200mほどの短いコース。2015-2016シーズンから、設置されたカメラにスマートフォンから指示して自分の滑りを自動撮影できる「ゲレロク」というシステムが小毛無Bコースでサービス開始された。
スカイラインコース(最大斜度32度)
全長3.5km・標高差885mを一気に滑り降りることが出来る日本屈指の超ロングコース。よくある距離が長いだけの林間の迂回下山コースなどではなく、尾根コースなので眺望が非常に良く、平均斜度25度のスピードが出るコースである。ただし夕方になると初級者も下山に使うため混雑する。コース幅はところどころに狭い箇所があり要注意である。途中1.5km、2.5kmあたりに斜度が緩い箇所があり、油断していると停止してしまいかねない。
グランプリコース(最大斜度35度)・ジャンピングコース(最大斜度37度)
スカイラインから分かれる上級者コース。上から見ると崖のように見えるため上級者でもあまり入らない。そのため深雪になっており一部の客の穴場となっている。
カモシカコース・タヌキコース
スカイライン途中からの柄沢ゲレンデへの連絡コース。
ウサギコース・はちまんコース
スカイライン終点からの柄沢ゲレンデへの連絡コース。
キツネコース
スカイライン終点からの長坂ゲレンデへの連絡コース。
向林コース
スカイライン終点からの野沢温泉シャンツェ(ジャンプ台)沿いのコース。以前はこのコースを降りるとトリプルリフトを備えた緩斜面の向林ゲレンデがあったが今はなく、柄沢連絡コースで柄沢へ向かうことになる。
南原クロスカントリーコース
周長5kmおよび7.5kmのクロスカントリーコースである。全日本スキー連盟に公認されており、国内公式競技会が行える。
上ノ平クロスカントリーコース
標高1300mのクロスカントリーコースである。標高が高いので雪が多く、南原コース滑走可能期間の前後に開設される。

リフト[編集]

日影ゴンドラ
日影~上ノ平までを結ぶ6人乗りのゴンドラリフト
長坂ゴンドラ
珍しい立ち乗りの12人乗りゴンドラリフト。長坂~湯の峰~やまびこまでを結ぶ。
やまびこフォー
やまびこゲレンデにある4人乗りフードつき高速リフト。
やまびこ第2フォー
やまびこゲレンデにある4人乗り高速リフト。フードが付いていないためやや寒い。
スカイライン連絡ペア
長坂ゴンドラ終点からスカイラインコースに入るための短い2人乗りリフト。
上ノ平フォー
上の平ゲレンデにある4人乗りフードつき高速リフト。距離がとても長い(1,752m)。
パラダイスフォー
パラダイスゲレンデにある4人乗り高速リフト。
湯の峰ペア
長坂ゴンドラ中間駅付近の湯の峰ゲレンデにある2人乗りリフト。平日は運休。
水無トリプル
水無ゲレンデにある3人乗りリフト。平日は運休。
チャレンジペア
チャレンジコース横の高速ペアリフト。下り乗車も可。平日は運休。
長坂ゴンドラ連絡ペア
柄沢ゲレンデから長坂方面へ移動するための2人乗りリフト。
柄沢ペア
柄沢ゲレンデにある2人乗り高速リフト。
長坂フォー
長坂ゲレンデにある4人乗り高速リフト。
長坂トリプル
長坂ゲレンデから日影方面に移動するための3人乗りリフト。
日影トリプル
日影のカベの横にある3人乗りリフト。
日影フォー
日影ゲレンデの横にある4人乗り固定式リフト(2015-2016シーズンまでは日影第2ペア 2基(AB線)だったが、架け替えられた)。
ユートピアペア
ユートピアコースの横にある2人乗りリフト。平日は運休。
カンダハーペア
カンダハーコースの横にある2人乗りリフト。普段は運転されていない。
真湯ペア
温泉街からユートピアゲレンデ下を結ぶ連絡用の2人乗りリフト。リフト券は不要で、スキー・スノーボードは手に持って乗車する。
遊ロード
温泉街から日影ゲレンデを結ぶベルトコンベア式の動く歩道。リフト券は不要。

施設[編集]

  • リフト:ゴンドラ2基、クワッド6基(うち高速5基)、トリプル3基、ペア7基、動く歩道「遊ロード」1基。
  • 飲食施設:日影・長坂のベース付近や、パラダイスのゲレンデ横に非常に多い。競争が激しいせいか他のスキー場に比べて質・量共にレベルが高い。
  • 駐車場(合計1150台):長坂に500台収容の日帰り専用第1駐車場がオープンしている。行きは長坂ゴンドラへ直行でき、帰りはスカイラインから滑り込めるので中上級者には非常に便利。但し、土日祝日年末年始等の繁忙日は有料である。
  • 日本スキー博物館:日本のスキーの歴史について解説した珍しい博物館。姉妹都市であるサンクト・アントン村(オーストリア)に関する資料も展示している。

その他[編集]

  • 長坂ゴンドラは12人乗りの立ち乗り式で、所要時間が約20分かつ3515mの長距離である。耐用年数との兼ね合いもあり、2020年には架け替えが計画されている[1]
  • かつては村営であったが、団体客を優先したために個人客を逃し、後に団体客も来場しなくなったことで来場者が減少し[2]、かつウィンタースポーツ人口の減少に伴う経営難や行政改革により[3]2005年から村民出資の「株式会社野沢温泉」に経営が移管されている[4]
  • 最長滑走距離は約10kmで、日本のスキー場の中でも最長距離である[5]
  • 2010年12月1日より施行された野沢温泉村スキー場安全条例では、野沢温泉村が指定したコース・ゲレンデ以外において捜索救助を受けた者に対して捜索経費を支払わせることが明記されている。

アクセス[編集]

出典[編集]

  1. ^ 野沢温泉スキー場に大規模改修計画。長坂ゴンドラを架け替え、リフトの本数も整理。夏に滑れる人工芝ゲレンデも設置へ”. タビリス 2015年9月30日. 2016年4月4日閲覧。
  2. ^ 野沢温泉村観光ヒアリング調査報告 P2 - P3”. 静岡大学. 2016年4月4日閲覧。
  3. ^ 野沢温泉村のスポーツ資源とトップアスリート”. 2016年4月4日閲覧。
  4. ^ スキー場民営化に係る経緯”. 株式会社野沢温泉. 2014年1月23日閲覧。
  5. ^ パウダースノー!毎週でも行きたくなる人気スキー場”. Find Travel. 2016年4月4日閲覧。
  6. ^ 路線バス廃止について(ページの下部を参照)”. のざわ温泉交通. 2016年4月4日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]