ドリーム志賀号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ドリーム志賀号 東京駅八重洲南口にて S654-88490
長野電鉄担当便 JRバス新宿駅にて

ドリーム志賀号(ドリームしがごう)とは、かつて運行されていたドリーム号の一路線で、長野県東京都を結んでいた夜行高速バスである。

路線概説[編集]

長野電鉄では1980年代から志賀高原・湯田中から東京への直通バスを観光シーズンに運行しており、定期化にあたってJRバス関東が参入したものである。

ほぼ同時期より、京王帝都電鉄(現:京王電鉄バスグループ)川中島バス新宿~長野間に昼行高速バスを運行しているが、当時の昼行便の運賃が片道4500円だったのに対して、「ドリーム志賀号」では片道5400円となっており、二重運賃として雑誌では話題にされた。現在では同じ区間でも運賃が異なる路線は多くなっているが、当時は珍しい存在だった。

普段の乗車率はさほどでもなかったが、冬季はスキー客が増加するため続行便も多数設定されていた。しかし、北陸新幹線が開業し、東京発長野行きの最終が22時発で設定されると、ドリーム志賀号が東京駅を発車する23時30分には既に長野駅に到着していたことから、乗客が激減した。このため、1998年度の運行をもって廃止となった。

2007年9月7日、JRバス関東のバスファン向けバスツアー「【リバイバル】国鉄バス 小諸・霧ヶ峰線&JRバス関東【小諸支店】 鉄道・バスファンSpecial8」にてリバイバル運行。参加者は長野までの往路、リバイバル運行された「ドリーム志賀号」に乗車した。区間は新宿駅新南口~湯田中間であり、新宿駅の案内表示にも「【リバイバル】ドリーム志賀 長野・湯田中」と表示された。なお、実際に新宿を発車したのは日付が変わった9月8日0時30分頃であった。

2010年8月12日から、新宿と長野を結ぶ高速バスに下り便のみ夜行便が設定される予定[1]。東京と長野を結ぶ夜行高速バス路線は、本路線の廃止後11年半ぶりの運行となる。また、2012年2月1日より成田空港交通川中島バスの共同運行により運転されている千葉・東京ディズニーリゾート~松本・長野線は上野と浅草にも停車するので、往復とも実質復活している。

歴史[編集]

バスツアーでリバイバル運行されたドリーム志賀号 新宿駅新南口にて H654-98418
  • 1992年4月27日 運行開始。
  • 1999年3月31日 廃止。
  • 2007年9月7日 JRバス関東主催のバスツアーにて新宿~湯田中間でリバイバル運行(実際は8日に出発)

運行概要[編集]

運行会社[編集]

経路[編集]

東京駅八重洲南口~新宿駅新南口~(中央自動車道)~(長野自動車道)~長野駅前~権堂須坂駅~小布施~信州中野駅湯田中駅

運行キロ程は332.6キロで、ドリームなごや号(355.9キロ)よりも短かったが、これは2005年12月22日にドリーム静岡・浜松号(253.6キロ)が運行開始するまで、歴代のドリーム号としては最短距離の路線でもあった。

使用車両[編集]

基本的には、4列シート36人乗りのスーパーハイデッカーが使用されていた。

脚注[編集]

関連項目[編集]