「間違えられた男」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
プロジェクト:映画/映画作品スタイルガイドを適用。仮リンクと「作品の評価」節を追加。
6行目: 6行目:
| 画像解説 =
| 画像解説 =
| 監督 = [[アルフレッド・ヒッチコック]]
| 監督 = [[アルフレッド・ヒッチコック]]
| 脚本 = [[マクスウェル・アンダーソン]]<br />アンガス・マクファイル
| 脚本 = [[マクスウェル・アンダーソン]]<br />{{仮リンク|アンガス・マクファイル|en|Angus MacPhail}}
| 原作 = マクスウェル・アンダーソン<br />『''The True Story of Christopher Emmanuel Balestrero''』<br />{{仮リンク|ハーバート・ブリーン|en|Herbert Brean}}<br />『''A Case of Identity''』<ref>{{cite magazine2|last=Brean|first=Herbert|url=https://books.google.com/books?id=CkgEAAAAMBAJ&pg=PA97|title=A Case of Identity|magazine=[[ライフ (雑誌)|Life]]|date=June 29, 1953|volume=34|issue=26|issn=0024-3019|pages=97–100; 102, 104, 107|via=[[Google ブックス|Google Books]]|language=en}}</ref>
| 原作 = マクスウェル・アンダーソン
| 製作 =
| 製作 = アルフレッド・ヒッチコック
| 製作総指揮 =
| 製作総指揮 =
| 出演者 = [[ヘンリー・フォンダ]]<br />[[ヴェラ・マイルズ]]
| 出演者 = [[ヘンリー・フォンダ]]<br />[[ヴェラ・マイルズ]]
| 音楽 = [[バーナード・ハーマン]]
| 音楽 = [[バーナード・ハーマン]]
| 撮影 = ロバート・バークス
| 撮影 = {{仮リンク|ロバート・バークス|en|Robert Burks}}
| 編集 = ジョージ・トマシーニ
| 編集 = {{仮リンク|ジョージ・トマシーニ|en|George Tomasini}}
| 配給 = [[ワーナー・ブラザース]]
| 製作会社 = [[ワーナー・ブラザース]]
| 配給 = ワーナー・ブラザース
| 公開 = {{flagicon|USA}} 1956年12月23日<br />{{flagicon|JPN}} 1957年6月19日
| 公開 = {{flagicon|USA}} 1956年12月23日<ref>{{Cite web|url=https://www.boxofficemojo.com/title/tt0051207/|title=The Wrong Man|publisher=[[Box Office Mojo]]|language=en|accessdate=2021-05-26}}</ref><br />{{flagicon|JPN}} 1957年6月19日
| 上映時間 = 105分
| 上映時間 = 105分
| 製作国 = {{USA}}
| 製作国 = {{USA}}
24行目: 25行目:
| 次作 =
| 次作 =
}}
}}
『'''間違えられた男'''』(まちがえられたおとこ、''The Wrong Man'')は、[[1956年]]の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ合衆国]]の[[サスペンス映画]]。[[アルフレッド・ヒッチコック]]監督
『'''間違えられた男'''』(まちがえられたおとこ、''The Wrong Man'')は、[[1956年の映画|1956年]]の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ合衆国]]の[[サスペンス映画]]。監督は[[アルフレッド・ヒッチコック]]、出演は[[ヘンリー・フォンダ]]と[[ヴェラ・マイルズ]]など。[[1953年]]に[[ニューヨーク]]で起きた事件に基づいている<ref>{{Kinejun title|8529|間違えられた男}}</ref>


== ストーリー ==
== ストーリー ==
{{不十分なあらすじ|date=2021-05-26}}
[[ニューヨーク]]のクラブで働くミュージシャンのマニーは、妻ローズと共に貧しい生活を送っていた。妻のために歯の治療費を借りようと、マニーはローズの保険証書を持って保険会社のオフィスを訪ねる。しかし、そのオフィスに2度も強盗に入った男にマニーがそっくりだったため、警察により連行されてしまう。
[[ニューヨーク]]のクラブで働くミュージシャンのマニーは、妻ローズと共に貧しい生活を送っていた。妻のために歯の治療費を借りようと、マニーはローズの保険証書を持って保険会社のオフィスを訪ねる。しかし、そのオフィスに2度も強盗に入った男にマニーがそっくりだったため、警察により連行されてしまう。

=== ヒッチコックの登場シーン ===
[[ファイル:Alfred Hitchcock's The Wrong Man trailer 01.png|thumb|220px| ]]
本作では、冒頭のスタジオでライトを背に浴びながら登場する。いつもなら、作品内でユーモラスに登場しているが、本作は内容が非常にシリアスであるために、『これは、実際に起こった出来事を基にした映画です』と珍しく生真面目に語っている。
{{seealso|アルフレッド・ヒッチコックのカメオ出演一覧}}


== キャスト ==
== キャスト ==
※括弧内は日本語吹替
※括弧内は日本語吹替
* マニー - [[ヘンリー・フォンダ]]([[小山田宗徳]])
* マニー: [[ヘンリー・フォンダ]]([[小山田宗徳]])
* ローズ - [[ヴェラ・マイルズ]]([[真山知子]])
* ローズ: [[ヴェラ・マイルズ]]([[真山知子]])
* フランク・オコナー - [[アンソニー・クエイル]]([[仁内建之]])
* {{仮リンク|フランク・D・オコナー|label=フランク・オコナー|en|Frank D. O'Connor}}弁護士: [[アンソニー・クエイル]]([[仁内建之]])
* バワーズ - [[ハロルド・ストーン|ハロルド・J・ストーン]]([[塩見竜介]])
* バワーズ: [[ハロルド・ストーン|ハロルド・J・ストーン]]([[塩見竜介]])
* ジーン・コンフォーティ - [[ネヘマイア・パーソフ]]([[内海賢二]])
* ジーン・コンフォーティ: [[ネヘマイア・パーソフ]]([[内海賢二]])
* 少女 - [[チューズデイ・ウェルド]]クレジットなし
* 少女: [[チューズデイ・ウェルド]]{{efn2|クレジットなし<ref>{{Cite web|url=https://www.imdb.com/title/tt0051207/fullcredits|title=The Wrong Man (1956) - Full Cast & Crew|publisher=[[IMDb]]|language=en|accessdate=2021-05-26}}</ref>。}}
※日本語吹替版:初回放送日1967年9月17日21:00-23:00『[[日曜洋画劇場]]』
※日本語吹替版:初回放送日1967年9月17日21:00-23:00『[[日曜洋画劇場]]』{{要出典|date=2021-05-26}}


== ヒッチコック登場シーン ==
== 作品評価 ==
[[Rotten Tomatoes]]によれば、25件の評論のうち高評価は92%にあたる23件で、平均点は10点満点中8.1点となっている<ref>{{Cite web|url=https://www.rottentomatoes.com/m/1024191-wrong_man|title=The Wrong Man (1956)|publisher=[[Rotten Tomatoes]]|language=en|accessdate=2021-05-26}}</ref>。
[[ファイル:Alfred Hitchcock's The Wrong Man trailer 01.png|thumb|220px| ]]

本作では、冒頭のスタジオでライトを背に浴びながら登場する。いつもなら、作品内でユーモラスに登場しているが、本作は内容が非常にシリアスであるために、『これは、実際に起こった出来事を基にした映画です』と珍しく生真面目に語っている。
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{Notelist2}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
{{Wikiquotelang|en|The Wrong Man}}
* {{Commonscat-inline}}
* {{Allcinema title|22147|間違えられた男}}
* {{Allcinema title|22147|間違えられた男}}
* {{Kinejun title|8529|間違えられた男}}
* {{Kinejun title|8529|間違えられた男}}
61行目: 75行目:
[[Category:冤罪を題材とした映画作品]]
[[Category:冤罪を題材とした映画作品]]
[[Category:実際の犯罪に基づいた映画作品]]
[[Category:実際の犯罪に基づいた映画作品]]
[[Category:ノンフィクションを原作とする映画作品]]
[[Category:アルフレッド・ヒッチコックの監督映画]]
[[Category:アルフレッド・ヒッチコックの監督映画]]
[[Category:バーナード・ハーマンの作曲映画]]
[[Category:バーナード・ハーマンの作曲映画]]

2021年5月26日 (水) 11:43時点における版

間違えられた男
The Wrong Man
監督 アルフレッド・ヒッチコック
脚本 マクスウェル・アンダーソン
アンガス・マクファイル英語版
原作 マクスウェル・アンダーソン
The True Story of Christopher Emmanuel Balestrero
ハーバート・ブリーン英語版
A Case of Identity[1]
製作 アルフレッド・ヒッチコック
出演者 ヘンリー・フォンダ
ヴェラ・マイルズ
音楽 バーナード・ハーマン
撮影 ロバート・バークス英語版
編集 ジョージ・トマシーニ英語版
製作会社 ワーナー・ブラザース
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 1956年12月23日[2]
日本の旗 1957年6月19日
上映時間 105分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
イタリア語
製作費 $1,200,000
テンプレートを表示

間違えられた男』(まちがえられたおとこ、The Wrong Man)は、1956年アメリカ合衆国サスペンス映画。監督はアルフレッド・ヒッチコック、出演はヘンリー・フォンダヴェラ・マイルズなど。1953年ニューヨークで起きた事件に基づいている[3]

ストーリー

ニューヨークのクラブで働くミュージシャンのマニーは、妻ローズと共に貧しい生活を送っていた。妻のために歯の治療費を借りようと、マニーはローズの保険証書を持って保険会社のオフィスを訪ねる。しかし、そのオフィスに2度も強盗に入った男にマニーがそっくりだったため、警察により連行されてしまう。

ヒッチコックの登場シーン

本作では、冒頭のスタジオでライトを背に浴びながら登場する。いつもなら、作品内でユーモラスに登場しているが、本作は内容が非常にシリアスであるために、『これは、実際に起こった出来事を基にした映画です』と珍しく生真面目に語っている。

キャスト

※括弧内は日本語吹替

※日本語吹替版:初回放送日1967年9月17日21:00-23:00『日曜洋画劇場[要出典]

作品の評価

Rotten Tomatoesによれば、25件の評論のうち高評価は92%にあたる23件で、平均点は10点満点中8.1点となっている[5]

脚注

注釈

  1. ^ クレジットなし[4]

出典

  1. ^ Brean, Herbert (29 June 1953). "A Case of Identity". Life (英語). Vol. 34, no. 26. pp. 97–100, 102, 104, 107. ISSN 0024-3019. Google Booksより。
  2. ^ The Wrong Man” (英語). Box Office Mojo. 2021年5月26日閲覧。
  3. ^ 間違えられた男 - KINENOTE
  4. ^ The Wrong Man (1956) - Full Cast & Crew” (英語). IMDb. 2021年5月26日閲覧。
  5. ^ The Wrong Man (1956)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年5月26日閲覧。

外部リンク