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ヤドゥ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリシュナ、ヤドゥの子孫になる。

ヤドゥYadu)は、リグ・ヴェーダなどインド神話の登場人物。月種族の王ヤヤーティ英語版デーヴァヤーニー英語版の子で、トゥルヴァスの兄。ドルヒユアヌプルの異母兄。サハスラジット、クローシュトリ、ナラ、リプの父。ヤーダヴァ族の始祖とされ、クリシュナバララーマの祖にあたる。

ヤドゥは、父ヤヤーティがシュクラ(ウシャナス)の呪いによって年老いたとき、千年の間自分の代わりに呪いを引き受けることを頼まれたが、拒否したため、ヤヤーティから王国を譲ってもらえなかった。ヤドゥはヤヤーティの呪いを拒否した他の兄弟たちと同様に辺境に追われ、ヤーダヴァ族の祖となった。