ちあきしん

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ちあき しん
別名義 宝塚歌劇団時代の芸名:千秋 慎
(読み同じ)
生年月日 12月25日
出生地 日本の旗東京都
血液型 O型
職業 女優、歌唱指導
ジャンル 舞台
活動期間 1983年 - 現在
活動内容 1983年宝塚歌劇団入団、星組配属
1998年:宝塚歌劇団退団
2000年:芸能活動再開
公式サイト My Voice
備考
宝塚歌劇団卒業生
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ちあき しん(旧芸名:千秋 慎、1962年12月25日 - )は、元宝塚歌劇団星組の男役。現在は女優、歌唱指導も務めている。クリームインターナショナル所属。

東京都新宿区出身、東京都立明正高等学校(現:都立芦花高等学校)卒業。

身長165cm[1]血液型O型。愛称は「みっき」、「ちあき」。

特技は英会話フラダンス殺陣

略歴[編集]

同期生に元星組トップスターの麻路さき、元月組トップスターの久世星佳、元雪組トップスターの高嶺ふぶき、元雪組トップ娘役の神奈美帆、元花組男役スターの海峡ひろき、元月組男役スターの若央りさ、元花組娘役スターの美月ノア、元月組組長の出雲綾らがいる。
  • 1983年4月、宝塚歌劇団入団。入団時の成績は44人中7番[2]。月組『春の踊り/ムーンライト・ロマンス』にて初舞台を踏み、同年5月2日[2]に海峡、出雲らとともに星組に配属される。下級生時代はベテラン男役が演じた役を演じることが多かった。
  • 1986年9月、『華麗なるファンタジア』新人公演で2番手役に抜擢される。
  • 1998年11月23日[2]、『皇帝/ヘミングウェイ・レビュー』の東京公演千秋楽を最後に宝塚歌劇団を退団。
  • 2000年アメリカニューヨーク州にあるブルックリン・クイーンズ音楽院に入学。
  • 2002年に帰国後は、舞台を中心に女優、舞台の歌唱指導などで活躍している。 

宝塚歌劇団時代の主な舞台出演[編集]

  • 1984年6月、『我が愛は山の彼方にラブ・エキスプレス』新人公演:カサル(本役:一樹千尋
  • 1985年2月、『哀しみのコルドバルミエール』新人公演:ぺぺ(本役:一樹千尋)
  • 1985年8月、『西海に花散れど/ザ・レビューIII』新人公演:平時忠(本役:夏美よう
  • 1985年11月、『カール・ハインリッヒの青春』(バウ)バッサルジュ侍従長
  • 1986年3月、『レビュー交響曲』新人公演:ニコラ(本役:夏美よう)
  • 1986年9月、『華麗なるファンタジア/ブギ・ウギ・フォーリーズ』新人公演:マクミリアン男爵(本役:日向薫
  • 1987年1月、『紫子ジュビリー・タイム!』新人公演:梅沢三太夫(本役:萬あきら
  • 1987年2月、『蒼いくちづけ』(バウ)レンフィード
  • 1988年2月、『炎のボレロToo Hot!』新人公演:ブラッスルー公爵(本役:麻月鞠緒
  • 1988年6月、『戦争と平和』新人公演:クトゥーゾフ将軍(本役:萬あきら)
  • 1989年3月、『春の踊り/ディガ・ディガ・ドゥ』新人公演:レッド・モード(本役:萬あきら)
  • 1989年5月、『誓いの首飾り』(バウ)ルージン
  • 1989年9月、『ベルサイユのばら -フェルゼンとマリー・アントワネット編-』ルイ16世、新人公演:ベルナール(本役:一樹千尋)
  • 1990年1月、『太陽に背を向けて』(バウ)エルノ
  • 1990年9月、『シティライト・メロディ』(バウ)ダニエル・デュポン
  • 1990年11月、『アポロンの迷宮/ジーザス・ディアマンテ』フェルナンド警部
  • 1991年1月、『パール・ジョイ』(バウ)アーネスト
  • 1991年9月、『グランサッソの百合』(バウ・東京特別・名古屋特別)パオロ・ペトラッシ
  • 1992年5月、『白夜伝説/ワンナイト・ミラージュ』ジェントル・ロビン
  • 1992年2月、『サタデーナイト・ロマンス』ニューマン夫人
  • 1993年6月、『うたかたの恋/パパラギ -極彩色のアリア-』ゼップス
  • 1993年8月、『FILM MAKING』(バウ・東京特別)ハロルド・ロックウッド
  • 1993年12月、『ラ・トルメンタ -愛の嵐-』(バウ・)ペピロ将軍
  • 1994年2月、『若き日の唄は忘れじ/ジャンプ・オリエント!』藤次郎
  • 1994年4月、『ある日 夢のとばりの中で -エジソンのもう一つの発明-』(バウ・東京特別)ジョン・エリオット
  • 1994年8月、『カサノヴァ・夢のかたみラ・カンタータ』ボーモン大司教
  • 1994年11月、『燃える愛の翼 -ミ・アモール-』(バウ・東京特別・名古屋特別)ホセ
  • 1995年2月、『若き日の唄は忘れじ/ジャンプ・オリエント!』(中日)里村家老
  • 1995年4月、『国境のない地図』アレクセイ
  • 1995年9月、『剣と恋と虹と/ジュビレーション!』ラグノー
  • 1995年12月、『Action!』(シアタードラマシティ)
  • 1996年5月、『二人だけが悪 -男には秘密があったそして女には…-/パッション・ブルー』ロメロ神父
  • 1996年6月、『剣と恋と虹と/ジュビレーション!』(全国ツアー)ラグノー
  • 1996年11月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』シュヴァルツェンベルク公爵
  • 1997年1月、『武蔵野の露と消ゆとも』(バウ・東京特別)孝明天皇徳川慶喜
  • 1997年5月、『誠の群像 -新撰組流亡記-/魅惑II -ネオ・エゴイスト-』近藤勇
  • 1997年9月、『Elegy 哀歌』(バウ・)マルク王
  • 1997年11月、『ダル・レークの恋』ハラリム・カプール
  • 1998年4月、『ダル・レークの恋』(全国ツアー)ハラリム・カプール
  • 1998年6月、『皇帝/ヘミングウェイ・レビュー』セネカ
  • 1998年8月、『イコンの誘惑』ボリス

宝塚歌劇団退団後の主な出演[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

コンサート[編集]

  • 2002年、First Live 『VOICES vol.1』(銀座TACT)
  • 2004年、『VOICES vol.2』(日航ホテル東京・マグレブ)
  • 2005年、『ちあきしん Live in Blue Jay Way - ALL THAT JAZZ』(原宿Blue Jay Way)
  • 2006年、『Innocence』(ティアラこうとう)
  • 2009年、ちあきしん★LIVE(恵比寿・ケセラ)
  • 2009年、ちあきしんライブ”〜日本語に恋して〜”(恵比寿・ケセラ)
  • 2009年、Star Light 〜想い出のあの時へ…★(ホテル阪急インターナショナル)
  • 2009年、ちあきしん年忘れLIVE(高田馬場・音楽室DX)

その他[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ちあきしんのプロフィール/写真/画像 - goo ニュース”. gooニュース. 2020年5月14日閲覧。
  2. ^ a b c 監修:小林公一「宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)」阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、95頁。ISBN 9784484146010

関連項目[編集]

外部リンク[編集]