BEAVIS AND BUTT-HEAD

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Beavis and Butt-Head』(ビーバス・アンド・バットヘッド)は、Mike Judge(マイク・ジャッジ)原作のテレビアニメ。および原作を基にした作品。略称は「B&B」。

作品概要[編集]

アメリカ合衆国のどこかにある架空の内陸都市・ハイランドを主な舞台に展開する、ビーバスとバットヘッドの2人の少年による喜劇である。物語は、一回15分の一話完結型で進められ、回をまたがって話が展開することがない。また、ほとんどの登場人物は原作者のマイク・ジャッジによるアフレコである。MTVでの本放送では、メインエピソードの合間にミュージシャンのPVが挿入され(それらをビーバスとバットヘッドが自室で鑑賞するという設定のもと)PVの内容を独断で誉めたてたり、気に入らないものははっきり面白くないと一蹴する毒舌スタイルが特徴。放送当時は、この様な手法が斬新であり、全米はもとより世界で人気と非難を博す理由の一つとなった。

作品年譜[編集]

  • 1994年1997年MTVにより、第8シーズンまでが放映され、全米で人気と非難を博した。
  • 1998年プレイステーション用ソフトビー・ファクトリーより『ビーバス&バットヘッド ヴァーチャル・アホ症候群』(Beavis and Butt-head Virtual Stupidity)を発売。
  • 2008年3月7日よりニコニコ動画公式にMTV枠として公開されている。
  • 2011年6月劇場映画版『BEAVIS AND BUTT-HEAD DO AMERICA』とDVD-BOX全3巻発売。日本未公開のエピソードも追加された。
  • 2011年10月から、アメリカMTVにて第9シーズンとして、放送が再開(なお、マイク・ジャッジが「B&B」を休んでいた期間に制作していた『キング・オブ・ザ・ヒル』は、2009年で終了している)。新たな趣向として、PVやリアリティ・ショウの映像を写しながら、「B&B」が登場人物たちに突っ込みを入れるというシーンが、番組の途中で挿入された。また、日本のMTVでは2012年5月から7月まで『ビーバス&バットヘッド リターンズ』と題して、放送を行った。

主な登場人物[編集]

ビーバス(BEAVIS)
マイク・ジャッジ(TV・映画)、田村亮(ゲーム)
立ち位置は右。髪の毛は金髪、主にボケを担当。"BEAVIS"は下の名前苗字は不明。
食べ(飲み)すぎると謎の発作(?)を起こしCornholio(コンホリオ、字幕では“肛門ホリオ”)という別人格が現れ、テンションMAXで支離滅裂な言動を繰り返す。またコンホリオはセレブリティ・デスマッチでバットヘッドと対戦し、左腕を失いながらもバットヘッドをミンチにして勝利している。もしもバットヘッドがこの世に生まれていなければ、ごく普通の健全な少年に育つはずだった(『DO CHRISTMAS』(クリスマスはヤバイぜ!)より)。シャツのプリントは『DEATH ROCK』または『METALLICA』。
バットヘッド(BUTT-HEAD)
声:マイク・ジャッジ(TV・映画)、田村淳(ゲーム)
立ち位置は左。髪の毛は茶髪、主にツッコミを担当。BUTTは名、HEADは姓だが、ごく稀な例外を除いて周囲にはBUTT-HEAD(字幕では「バット」)と呼ばれる。
ビーバスに比べれば少々利口(ずる賢いとも言う)。ビーバスを舎弟と考えている節があり、ビーバスが反抗すると時にキツい暴力を振るう。シャツのプリントは『AC/DC』または『SKULL』。
(ビーバスとバットヘッドの共通点)
・"HIGHLAND HIGH SCHOOL"の1年生(日本で言う中2)、14歳。
・ひとつ屋根の下に暮らしているが、血縁はない。
・代表的な口癖は「クール!(Cool)」「ダセえ!(Suck)」「~~は無敵だぜ!(~~Rules)」、ほかに字幕で多様な言葉に和訳される「Dumbass(相手を馬鹿にする言葉)」などがある。
・常に特徴的な笑い声を発している。そのときの精神状態に関係なく、ゴキゲンなときはもちろん、怒っていても困っていてもおびえていても、睡眠中でさえも笑い声を発している。しかし、非常に嬉しいことがあっても“爆笑”はしない。目を丸くして「うぉ!」、あるいはハードロック風に頭を振って「イエス!」と感嘆の声をあげる。
・ハンバーガーショップBURGER WORLDでアルバイトをしているが、全くと言っていいほど役にたたず、何故解雇されないのか謎。集団食中毒事件を起こす、店内をメチャクチャに汚す、接客を途中で投げ出す、商品のつまみ食い、レジの売上金をポケットに入れる等はいつものこと。
・劇中で家族構成は描写されておらず、親は存命なのか、同居しているのかさえ不明。しかし、映画DO AMERICAで父親らしき男2人が出演したが、血縁関係の断定には至っていない。バットヘッドの父親らしき男は「昔、ハイランドで女とハメた」と発言している。母親の姿が描写されたことはないが、授業で『最も尊敬する女性』をテーマに論文を書かされ、2人とも「ビーバスのママを崇拝している」と発言(無論ジョークだが)したことから身近にいる可能性も考えられる。バットヘッドの母親については完全に謎。
タコスナチョスブリトーなどが大好物。主に行きつけのコンビニ『MAXI MART』で買う。
童貞および下戸であることに強い劣等感を抱いている。
スチュアート・スティーブンソン(Stewart Stevenson)
声:Adam Welsh
クラスメイト。金髪で小太り。中学生にしておねしょ癖がある。両親には非常に甘やかされている。B&Bには時にオモチャのように虐げられている。“超ワル”のトッドにB&Bが憧れるのと同じ感覚で、“ちょいワル”のB&Bを羨望している様子。もしもバットヘッドがこの世に生まれていなければ、先述の健全ビーバスと共に、自信に満ち溢れた正義感の強い少年に育つはずだった。
ダリア・モーゲンドーファー(Daria Morgendorffer)
声:Tracy Grandstaff
クラスメイト。常に冷静沈着でB&Bにいつも呆れさせられている、見るからに優等生タイプの眼鏡の少女。B&Bには時にDiarrhea(ダイアリア=“ゲリ子”)と呼ばれるが、気にも留めない様子。米国MTVでは彼女を主人公にした外伝アニメ"daria"が制作された。1997年3月~2002年1月にかけて、パイロット版(事実上の第1話)+5シーズン65話、映画テイストの中編2話が放映された。日本未公開。
デイビッド・ヴァン・ドリーセン(David Van Driessen)
声:Mike Judge
B&Bのクラス担任。花、写真、平和をこよなく愛する常に物腰の柔らかい男性教師だが、やはりB&Bには手を焼いており、時に理不尽な仕打ちに逢う損な性分。恋人はいるが未婚。その時代錯誤なファッションセンスからB&Bが「ヒッピー」と呼んだことも。
ブラレー・バズカット(Coach Bradley Buzzcut)
声:Mike Judge
B&Bらの体育教師。軍隊上がり(?)で、常に怒鳴るような口調で話すコワモテだが決して暴力は振るわない。そのままの口調で面白いジョークを飛ばすことも。髪型がウド鈴木
マクビッカー校長(Principal McVicker)
声:Mike Judge
HIGHLAND HIGH SCHOOLの校長先生。何らかの持病を患っており、常に震えながら「あぁあぁあぁ~」と声を発している(妻と6人の幼い子供たちがいるが、全員同じ症状がある)。B&Bは「マラデッカー(McDicker)」と呼んでおちょくったことも。他の誰よりもB&Bを憎んでおり、アスベストの処理をマスクなしでやらせたり、ビル・クリントン大統領(当時)が同校を訪れた際、SPにB&Bの写真を見せ「こいつらは生徒ではない。武装したテロリストだ。大統領の半径5km以内に近づけるな!」と指示した。また、最終話で「B&Bが死んだ」という訃報(←無論誤報)を聞いたとき、泣き崩れるドリーセンを横目に「記念パーティを開こう!」とバズカットらと狂喜乱舞した。もしもバットヘッドがこの世に生まれていなければ、病気もなく頭髪もフサフサなはずだった。
トム・アンダーソン(Tom Anderson)
声:Mike Judge
近所に住む老夫婦の夫。少しだけボケている。スチュアート同様、B&Bのいいオモチャ。アウトドアが趣味で立派なキャンピングカーを保有している。若い頃太平洋戦争朝鮮戦争に参戦した。映画DO AMERICAで生物兵器の強奪犯としてホワイトハウス前で誤認逮捕された。
トッド・イアヌッツィ(Todd Ianuzzi)
声:Mike Judge
B&Bがハートマークを浮かべるほどあこがれている不良の青年。数人の仲間を引き連れてゴツいアメ車を乗り回している。B&Bを車のトランクに閉じ込めて拉致した上、人里離れた荒野に置き去りにしたことがある。

ゲーム作品[編集]

  • プレイステーション - ビーバス&バットヘッド ヴァーチャル・アホ症候群(1998年1月29日、ビー・ファクトリー、5,800円)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]