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野田郷駅

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野田郷駅
駅舎
のだごう
Nodagō
OR18 高尾野 (3.2 km)
(5.4 km) 折口 OR20
地図
所在地 鹿児島県出水市野田町下名[1]
北緯32度3分47.12秒 東経130度16分3.3秒 / 北緯32.0630889度 東経130.267583度 / 32.0630889; 130.267583座標: 北緯32度3分47.12秒 東経130度16分3.3秒 / 北緯32.0630889度 東経130.267583度 / 32.0630889; 130.267583
駅番号 OR19
所属事業者 肥薩おれんじ鉄道
所属路線 肥薩おれんじ鉄道線
キロ程 75.3km(八代起点)
307.6 km(門司港起点)
電報略号 オレノタ
駅構造 地上駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度-
337人/日
-2019年-
開業年月日 1923年大正12年)3月25日[2]
備考 簡易委託駅(平日朝夕のみ)
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野田郷駅(のだごうえき)は、鹿児島県出水市野田町下名にある、肥薩おれんじ鉄道線。駅番号はOR19

NPO法人北薩倶楽部が管理する有人駅である。近隣に鹿児島県立野田女子高等学校があるため、平日の朝夕は通学客で混雑する。また、生徒の通学輸送のため、平日のみ朝に当駅止まりの下り列車が1本設定されている(折り返しは出水駅までの回送列車となる)このため平日の朝夕ラッシュ時のみ有人駅となる。

歴史

駅名の由来

開業時の地名(出水郡野田村)が由来だが、この地は古くから「野田郷」の地名で親しまれていたことと、すでに大阪環状線野田駅が設けられていたことから「野田郷駅」となった。

「野田郷」の「野田(ノダ)」は湿地、「郷(ゴウ)」はを意味しており、「沢や湿地のある里」と言う意味である。但し「郷」は薩摩藩外城制における行政区画の名称ともなっており、野田の全域から「野田郷」という藩制上の行政区画が置かれていた。

年表

駅構造

ホーム(2012年11月)

相対式2面2線ホームの地上駅で、1959年に建てられた旧国鉄標準タイプの鉄筋コンクリート製駅舎に出札窓口、待合室を持つ有人駅である。

国鉄時代に無人化される前は大きな出札窓口と鉄道小荷物窓口を有していたが、1986年に無人化された際に板で封鎖された。その後再び有人駅に昇格したため現在の小さな出札窓口が設置された。

  • 営業時間
    • 平日 7:00 - 9:00 15:00 - 17:30
    • 土休日 休み

2014年5月15日までは平日は7:10 - 16:55だったが、翌5月16日より営業時間が平日朝夕の通学ラッシュ時間帯のみに短縮された。ただし、毎年3月中旬に隣の高尾野駅付近で開催される「高尾野 中の市」や毎年8月に開催される「高尾野夏祭り」開催時は駅が大変混雑するため、朝8時頃から夜まで臨時に駅係員が配置される。

国鉄時代、1970年に業務委託化されるまでは現在の野田郵便局の敷地に国鉄官舎が多数建ち並び、駅員数15名の比較的大きな規模の駅であった。また、かつては貨物取り扱いも行っており、鹿児島銀行の建っている場所に日本通運の倉庫が2棟建っていた。

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 肥薩おれんじ鉄道線 上り 出水水俣八代方面 上下線共、定期列車は2番のりば発着
下り 阿久根川内方面

利用状況

  • 2019年度の1日平均乗降人員は337人である[5]
年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2005 281
2006 271
2007 246 499
2008 240 490
2009 233 474
2010 240 488
2011 232 471
2012 223 453
2013 222 450
2014 203 410
2015 171 347
2016 390
2017 361
2018 385
2019 337

駅周辺

隣の駅

肥薩おれんじ鉄道
肥薩おれんじ鉄道線
高尾野駅(OR18) - 野田郷駅(OR19) - 折口駅(OR20)

脚注

  1. ^ 野田郷駅 各駅案内 | 肥薩おれんじ鉄道 - 肥薩おれんじ鉄道
  2. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、687頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「熊鉄鹿鉄 営業近代化スタート」『交通新聞』交通協力会、1970年9月2日、1面。
  4. ^ “「通報」紀勢本線朝来駅ほか17駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 8. (1986年3月1日) 
  5. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2021年9月6日閲覧

関連項目

外部リンク