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NGC 17

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NGC 17
en:NGC 17
NGC 17
(ハッブル宇宙望遠鏡)
星座 くじら座
見かけの等級 (mv) 15.3[1]
視直径 2′.2 × 0′.8[1]
分類 Sc[1]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  00h 11m 06.5s[1]
赤緯 (Dec, δ) −12° 06′ 26″[1]
赤方偏移 0.019617[1]
視線速度 (Rv) 5,881 ± 2 km/s[1]
他のカタログでの名称
NGC 34, PGC 781, 2MASS J00110654-1206276[1]
Template (ノート 解説) ■Project

NGC 17は、くじら座の方角にある渦巻銀河である。1886年にフランク・ミュラーが発見し、同年、ルイス・スウィフトも観測した。NGC 17は、2つの円盤銀河が合体してできたもので、中央領域では最近スターバーストが発生し、活発な星形成が続いている。この銀河はガスが多く、銀河核は1つである。地球からは約2億5000万光年離れている。

銀河の合体によりNGC 17は天の川銀河と違って明確に銀河の腕と呼ばれるものがない。また、銀河の合体は元々あったと予想される銀河のハビタブルゾーン英語版を崩したと言われている[2][3]

NGC 17の中央部には渦巻きの構造が見られる。

NGCの番号

この天体はニュージェネラルカタログにNGC 17とNGC 34の2つが区別されて登録された。これはミュラーとスウィフトの間で観測に誤差があったため、ジョン・ドレイヤーはこの2つを区別した[4]。1900年にはハーバート・ハウがこれに気付いた[5]

関連項目

出典

  1. ^ a b c d e f g h NASA/IPAC Extragalactic Database”. Results for NGC 17. 2006年12月7日閲覧。
  2. ^ Gowanlock, M. G.; Patton, D. R.; McConnell, S. M. (2011). “A Model of Habitability Within the Milky Way Galaxy”. Astrobiology 11 (9): 855–873. arXiv:1107.1286. Bibcode2011AsBio..11..855G. doi:10.1089/ast.2010.0555. PMID 22059554. 
  3. ^ Choi, Charles Q. (21 August 2015). “Giant Galaxies May Be Better Cradles for Habitable Planets”. Space.com. 2019年8月28日閲覧。
  4. ^ New General Catalog Objects: NGC 1 - 49”. cseligman.com. 2019年8月28日閲覧。
  5. ^ Dreyer, J.L.E. (1910). “Second Index Catalogue of Nebulæ and Clusters of Stars, containing objects found in the years 1895 to 1907; with Notes and Corrections to the New General Catalogue and to the Index Catalogue for 1888-94.”. Memoirs of the Royal Astronomical Society 59: 186. Bibcode1910MmRAS..59..105D. 

座標: 星図 00h 11m 06.5s, −12° 06′ 26″