NGC 390

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NGC 390
SDSSのデータによるNGC 390の画像
SDSSのデータによるNGC 390の画像
星座 うお座[1]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  01h 07m 54.2936558009s[2]
赤緯 (Dec, δ) +32° 25′ 58.387481091″[2]
固有運動 (μ) 赤経: -1.809 ミリ秒/[2]
赤緯: 3.473 ミリ秒/年[2]
年周視差 (π) 1.2958 ± 0.0440ミリ秒[2]
(誤差3.4%)
距離 2520 ± 90 光年[注 1]
(770 ± 30 パーセク[注 1]
物理的性質
半径 0.79 +0.04
−0.22
R[2]
光度 0.472 ± 0.036 L[2]
表面温度 5,381 +980
−123
K[2]
別名称
別名称
2MASS J01075429+3225584[3]
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NGC 390は、うお座恒星である。1884年11月19日ギヨーム・ビゴルダンが発見した[1]

経緯[編集]

ニュージェネラルカタログでは、NGC 390は「とても暗く、とても小さく、恒星状の天体」と説明されている[4]。ところが、ニュージェネラルカタログの赤道座標に、地球歳差を補正した座標では、いくつかの恒星が点在するだけで、星雲星団はみあたらない。一方で、ビゴルダンが元々観測した座標を同様に補正した位置は、丁度それらの恒星のうちの一つを指し、その恒星はニュージェネラルカタログの座標からも最も近く最も明るい恒星であるため、その恒星がNGC 390であることはほぼ間違いないとみられる[1]。この恒星は、二重星であることから、ビゴルダンが星雲と間違えても不思議はないとみられ、また、ビゴルダンはいくつかの恒星を間違って星雲と報告しているが、そのほとんどが「恒星状の」と説明されていることから、やはりNGC 390は恒星と考えられる[5][1]。しかし、近くにみえる銀河PGC 4021を、NGC 390と同定している例もある[6][1]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算

出典[編集]

  1. ^ a b c d e Seligman, Courtney. “New General Catalog Objects: NGC 350 - 399”. 2020年5月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h Gaia Collaboration (2018-04), “Gaia DR2”, VizieR On-line Data Catalog: I/345, Bibcode2018yCat.1345....0G 
  3. ^ Cutri, R. M.; et al. (2003-06), “2MASS All-Sky Catalog of Point Sources”, VizieR On-line Data Catalog: II/246, Bibcode2003yCat.2246....0C 
  4. ^ Dreyer, J. L. E. (1888), “A New General Catalogue of Nebulæ and Clusters of Stars, being the Catalogue of the late Sir John F. W. Herschel, Bart, revised, corrected, and enlarged”, Memoir of the Royal Astronomical Society 49: 1-237, Bibcode1888MmRAS..49....1D 
  5. ^ Corwin, H. G., Jr. (2004-11), “History and Accurate Positions for the NGC/IC Objects”, VizieR On-line Data Catalog: VII/239A, Bibcode2004yCat.7239....0C 
  6. ^ NGC 390 -- Galaxy in Group of Galaxies”. SIMBAD. CDS. 2020年5月19日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]