SHARE OS
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開発者 | SHAREユーザーグループ |
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開発状況 | 終了 |
初版 | 1959年 |
使用できる言語 | 英語 |
プラットフォーム | IBM 709, IBM 7090 |
IBMメインフレームOS の歴史 |
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SHARE OS (SHAREオペレーティングシステム、SOS) は、1959年にSHAREユーザーグループが開発したオペレーティングシステム。これはIBM 704用として初めてのOSであるジェネラル・モーターズのGM-NAA I/Oを改良したもの。プログラムの共有が主な開発目標だった。
SHARE OSはバッファ処理と新しい入出力デバイスに対応した。GM-NAA I / Oと同じくアセンブリ言語で記述したプログラムを実行できた。
SOSは当初真空管で動くIBM 709で動作し、後にトランジスタで動く後継機のIBM 7090に移植された。
このシステムで導入された発明の解説はJournal of the Association for Computing Machineryの1959年4月号に掲載されている[1]。
IBMは1962年にSOSのサポートを終了し、互換性のない新たなOSであるIBM 7090/94 IBSYSを発売した。
関連項目
脚注
- ^ Alt, Franz Leopold, ed (1959-07-03). “(various)”. Journal of the ACM (New York, USA: Association for Computing Machinery) 6 (2). ISSN 0004-5411 .
参考文献
- “The SHARE 709 System: A Cooperative Effort”. Journal of the ACM 6 (2): 123–127. (April 1959). doi:10.1145/320964.320966 2020年6月16日閲覧。. (5 pages)
- “The SHARE 709 System: Machine Implementation of Symbolic Programming”. Journal of the ACM 6 (2): 134–140. (April 1959). doi:10.1145/320964.320968 2020年6月4日閲覧。. (7 pages)
- “The SHARE 709 System: Input-Output Translation”. Journal of the ACM 6 (2): 141–144. (April 1959). doi:10.1145/320964.320969 2020年6月16日閲覧。. (4 pages) (NB. This was presented at the ACM meeting 11-13 June 1958.)
- SHARE 709 System Committee, ed (June 1961) [1959]. SOS Reference Manual - SHARE System for the IBM 709. New York, USA: SOS Group, International Business Machines Corporation. X28-1213. Distribution No. 1–5. オリジナルの2020-06-18時点におけるアーカイブ。 2020年6月18日閲覧。 [1][2]