ミッドレンジコンピュータ

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ミッドレンジコンピュータは、企業の基幹業務などに利用される、中型(中規模、中クラス)のコンピュータである。

概要[編集]

厳密な定義は無い。2016年現在ではおおざっぱに、メインフレームなどを指す「大型」と、PCサーバパーソナルコンピュータなど、あるいはより小さい「小型」の間にあるシステムのコンピュータを指している。いわゆる「オフィスコンピュータ」等である。

なお歴史的理由から、Unix系以外、あるいはサーバと呼ばれる以外の、メインフレームからの影響が大きい、ないしは独自のシステムを持つものを特に指す、といった用法の場合がある。

主なミッドレンジコンピュータ[編集]

(英語版記事を元にしているため、海外企業のみ)

歴史[編集]

ミッドレンジコンピュータの領域は1960年代に生まれ、その中ではミニコンピュータが広く知られている。PDPシリーズの最初のモデルはPDP-1である。しかし、IBM 1401など他にもいくつかの「メインフレームの主流よりは下の、普及レンジ」のコンピュータといったものは存在している。また日本では、いわゆる「オフィスコンピュータ」は日本独自に発展した製品分野とされることもあり、情報処理学会のバーチャル「コンピュータ博物館」ではオフィスコンピュータの歴史として、やはり1960年代前半から機種を挙げている( http://museum.ipsj.or.jp/computer/office/index.html )。

歴史的にはミッドレンジコンピュータは、メインの大型コンピュータよりも中小規模のビジネス用や、大企業の支店用や部門用に販売された。

クライアントサーバモデルにより、「クライアント」コンピュータに「サーバ」としてサービスを提供(サーブする)するようになると、サーバとも呼ばれるようになった(あるいは、そのような製品群が分化した)。

備考[編集]

  • 電子情報技術産業協会(JEITA)の統計では、当初は「ミッドレンジ」に「サーバ」も含めていたが、2005年度から「ミッドレンジ」の表現が消え、「サーバ」または「独自OSサーバ」となった[1]

参照[編集]

  1. ^ コンピュータおよび関連装置等出荷統計 - JEITA

関連項目[編集]