コンテンツにスキップ

1901年ウィンブルドン選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

1901年 ウィンブルドン選手権(1901ねんウィンブルドンせんしゅけん、The Championships, Wimbledon 1901)に関する記事。イギリスロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」にて開催。

大会の流れ

[編集]
  • 男子シングルスは1878年、女子シングルスは1886年から「チャレンジ・ラウンド」(Challenge Round, 挑戦者決定戦)と「オールカマーズ・ファイナル」(All-Comers Final)方式で優勝を決定していた。大会前年度優勝者を除く選手は「チャレンジ・ラウンド」に出場し、前年度優勝者への挑戦権を争う。前年度優勝者は、無条件で「オールカマーズ・ファイナル」に出場できる。チャレンジ・ラウンドの勝者と前年度優勝者による「オールカマーズ・ファイナル」で、当年度の選手権優勝者を決定した。
  • 初期のウィンブルドン選手権のように、外国人出場者が少なかった時期は、地元イギリス人選手の国旗表示を省略する。
  • 女子ダブルスと混合ダブルスは、最初は「選手権公認外競技」(Non-Championship Event)として扱われた。これは公式競技ではないため、ウィンブルドン選手権の優勝記録表には含まれていないが、日本語版の本記事では女子ダブルスと混合ダブルスの「選手権公認外競技」の結果も記載する。

大会前年度優勝者

[編集]

男子シングルス

[編集]

チャレンジラウンド

[編集]

準々決勝

準決勝

  • チャールズ・ディクソン vs. アイルランドの旗 ハロルド・マホニー 6-3, 6-4, 11-9
  • アーサー・ゴア vs. ハーバート・ローパー・バレット 8-6, 6-1, 7-5

決勝

  • アーサー・ゴア vs. チャールズ・ディクソン 6-4, 6-0, 6-3

オールカマーズ決勝

[編集]

女子シングルス

[編集]

チャレンジラウンド

[編集]

準々決勝

準決勝

  • ルイーズ・マーチン vs. アグネス・モートン 7-5, 6-2
  • シャーロット・クーパー・ステリー vs. アダムズ 6-1, 6-1

決勝

  • シャーロット・クーパー・ステリー vs. ルイーズ・マーチン 6-3, 6-4

オールカマーズ決勝

[編集]

決勝戦の結果

[編集]
男子シングルス
女子シングルス
男子ダブルス
女子ダブルス
混合ダブルス

外部リンク

[編集]
  • 抽選表:男子女子 (男子はGrand Slam Tennis Archive、女子はTennisForum.com提供スレッドによる)

参考文献

[編集]
  • Lance Tingay, “100 Years of Wimbledon” (ウィンブルドンの100年史) Guinness Superlatives Ltd., London (1977) ISBN 0-900424-71-0 参照元は以下の通り。男子シングルス試合結果:137ページ、女子シングルス試合結果:153ページ、女子ダブルス選手権公認外競技:174ページ、混合ダブルス選手権公認外競技:181ページを参照。
  • Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3 選手のフルネームについて、本書から補足した。
先代
1900年全米テニス選手権
テニス4大大会
1900年 - 1901年
次代
1901年全米テニス選手権
先代
1900年ウィンブルドン選手権
ウィンブルドン選手権
1901年
次代
1902年ウィンブルドン選手権