鈴木里一郎

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鈴木 里一郎(すずき さといちろう、1892年明治25年) - 1970年昭和45年))は、日本の政治家実業家

来歴・人物[編集]

明治25年(1892年)、静岡県浜松市出身。

明治大学を経て画商として名を成し、東京・銀座の代表的な画廊の一つ、青樹社画廊を経営する。

昭和22年(1947年)の第23回衆議院議員総選挙では日本自由党から出馬し、当選を果たす。

同年、設立された東京電気自動車の外山保より、義父である鈴木に資金要請の相談が入り、画廊の顧客でもあったブリヂストン社長の石橋正二郎から出資を得ることとなった。石橋が400万円、鈴木その他が300万円を出資し、資本参加することとなり、昭和24年1月、鈴木が経営上の全責任を負う社長に就任し、石橋は会長に就任。

昭和24年(1949年)2月、市ヶ谷に初の販売拠点を開設。社名をたま電気自動車に改称し、再出発させた。

その後、組織改編を経て、昭和29年(1954年)にプリンス自動車販売となり、社長に留任するとともに、会長には団伊能三井財閥総裁団琢磨の長男、東京帝大助教授、貴族院議員、実業家)を迎える。

同社は、先進的な試みを多く行ったことで知られ、日産トヨタなどの上位メーカーをも凌駕する先進技術を投入し、業界に大きなインパクトを与え、スカイライングロリアといった自動車史に残る車種を発表。昭和30年代後半にはモータースポーツでも華々しい活躍を見せた。

昭和45年(1970年)、死去。

参考[編集]

  • 『戦後の日本車-1』(二玄社 1977)
  • 『スカイライン伝説の誕生』(グランプリ出版 1995)
  • 『世紀の大画商たち』(駸々堂出版 1987)

出典[編集]