川合彰武

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川合 彰武(かわい あきたけ、1906年明治39年)9月30日[1] - 1987年昭和62年)11月16日[1][2])は、昭和期の実業家政治家衆議院議員

経歴[編集]

静岡県[2]浜名郡、現在の浜松市出身[1]。1927年(昭和2年)に中央大学法学部を卒業[1][2]すると朝鮮銀行に入り、朝鮮機械工業統制協会常務理事や協同産業取締役社長などを歴任[2]

戦後復員して1947年(昭和22年)4月の第23回衆議院議員総選挙静岡県第3区から日本社会党公認で出馬して当選[1][2][3]。衆議院議員に1期在任し[1][2]、社会党浜松支部書記長などを務めた[2]。その後、第24回第25回総選挙に立候補したがいずれも落選した[4]

その他、静岡地方裁判所調停委員、静岡家庭裁判所調停委員、躍進機械製作所会長などを務めた[1][2]

著作[編集]

  • 『朝鮮工業の現段階』東洋経済新報社京城支局、1943年。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』180頁。
  2. ^ a b c d e f g h 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』189頁。
  3. ^ 『衆議院議員総選挙一覧 第23回』293頁。
  4. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』207-208頁。

参考文献[編集]

  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 第23回』衆議院事務局、1948年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。
  • 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。