出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
この項目には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字が含まれています(詳細)。

(さい)は漢字文化圏における単位の一つ。載がいくつを示すかは時代や地域により異なるが、万進法ではを示す。

後漢の徐岳の著と伝えられる『数術記遺』や北周の甄鸞『五経算術』には、載までの位の命数法が記載されており、また「下数」「中数(万万進)」「上数」の3つの位取り方法を記している。載は、下数では、上数では )、中数の万万進では万進ではとなる。朱世傑による『算学啓蒙』で載を超える以上の位が加えられた。

日本で初めて命数を体系的に説明した『塵劫記』の1627年の初版では、載までを下数としていた。よって載はとなる。その後、1631年(寛永8年)版で載以下を万進とし、載はとなった。

載の位および前後の位の命数は以下のようになる。上数は数が非常に多いので、一部のみを表示している。

下数 万進(現在) 万万進 上数
一正 一正 一正
極(塵劫記初版) 千正 千万正 千万億兆京垓𥝱穰溝澗正
一載 一載 一載
十載 十載
百載 百載 一正載
千載 千載
一万載 千万億兆京垓𥝱穰溝澗正載
十万載
百万載
千万載
一極(算学啓蒙)

なお、「千載一遇」の載は(歳)のことであり、千載は千年のことである。

関連項目[編集]