赤湯駅
赤湯駅 | |
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東口(2005年7月) | |
あかゆ Akayu | |
所在地 |
山形県南陽市郡山(JR東日本) 山形県南陽市若狭郷屋863(山形鉄道) |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) 山形鉄道 |
電報略号 | アユ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
(JR東日本)1,401人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1900年(明治33年)4月21日 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | ■山形新幹線(JR東日本) |
キロ程 |
56.1km(福島起点) 東京から328.9 km |
◄高畠 (6.2 km) (18.9 km) かみのやま温泉► | |
所属路線 | ■奥羽本線(山形線)(JR東日本) |
キロ程 | 56.1 km(福島起点) |
◄高畠 (6.2 km) (8.3 km) 中川► | |
所属路線 | ■山形鉄道フラワー長井線 |
キロ程 | 0.0 km(赤湯起点) |
(0.9km) 南陽市役所► | |
備考 |
共同使用駅 JR東日本:直営駅(管理駅) JR東日本:みどりの窓口 有 |
赤湯駅(あかゆえき)は、山形県南陽市郡山と若狭郷屋にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・山形鉄道の駅。
南陽市の中心駅である。
乗り入れ路線
JR東日本の奥羽本線と、当駅を起点とする山形鉄道フラワー長井線が乗り入れ、接続駅となっている。
当駅は奥羽本線上を走るミニ新幹線である山形新幹線の停車駅となっている。一方、奥羽本線の在来線としての愛称として「山形線」が設定されている。
駅構造
単式・島式混合3面5線のうち、東口から数えて二番目にあたるホーム(島式)の駅舎寄り片方の線路がはがされて出来た3面4線の地上駅である。
東口に近い1番線から3番線をJR東日本が使用し、4番線を山形鉄道が使用している。山形鉄道フラワー長井線がJR長井線であったころは奥羽本線と線路が繋がっていたが、後に奥羽本線側が山形新幹線運転に伴い標準軌へ改軌された事などから、現在はJRと山形鉄道の線路は当駅構内では繋がっていない。
駅舎は東西に設置されており、東口をJR東日本、西口を山形鉄道が管理している。なお、近道として無断通り抜けが多いのか、東口と西口の構内通り抜けには入場券が必要との掲示が、JR側・山形鉄道側ともになされている。
JR東日本(東口)
山形新幹線開業に合わせて作られた駅舎は、通商産業省グッドデザイン賞などを受賞している。鈴木エドワードによる設計で、パラグライダーを模した意匠となっている。
直営駅(駅長・助役配置)。管理駅であり、中川駅を管理下に置く。
駅舎にはみどりの窓口(営業時間 6:30 - 21:05)、びゅう旅センター(営業時間 10:00 - 17:00、土曜休日休業)、JR自動券売機2台、指定席券売機1台(営業時間 5:50 - 21:05)、モバイルSuica特急券用簡易Suica改札機、山形鉄道自動券売機1台、待合所、キオスクがある。また、ホームにはエレベーターが設置されている(1番線・2番線のみ)。駅レンタカー設置駅。
山形鉄道(西口)
ログハウス風の小柄な駅舎を有する。社員配置駅(早朝夜間および日祝は駅員不在)。山形鉄道出札窓口(営業時間 10:30 - 19:00、日祝休業)、JR乗車証明書発行機、待合室を設置。
窓口営業時間内に限りJR列車到着時に改札を行う。山形鉄道の列車は到着時に車内精算となり、JR線へ乗り継ぐ場合は運転士から精算証明書を貰い、乗継列車の車内または下車駅で精算する。
のりば
- 1番線(山形新幹線、奥羽本線)は単式ホーム1面1線。
- 2番線(山形新幹線、奥羽本線)は島式ホームだが、1番線寄りの線路が撤去された1面1線。
- 3・4番線(奥羽本線、フラワー長井線)は島式ホーム1面2線。
1 | ■山形新幹線 | (上り) | 米沢・福島・宇都宮・大宮・東京方面 |
■山形線 | (上り) | 米沢・福島方面 | |
2 | ■山形新幹線 | (下り) | 山形・新庄方面 |
■山形線 | (下り) | 山形・新庄方面 | |
3 | ■山形線 | (上り) | 米沢・福島方面(待避列車) |
4 | ■フラワー長井線 | 宮内・今泉・長井・荒砥方面 |
利用状況
- JR東日本 - 2010年度の1日平均乗車人員は1,401人である。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2002 | 1,504 |
2003 | 1,495 |
2004 | 1,508 |
2005 | 1,550 |
2006 | 1,537 |
2007 | 1,531 |
2008 | 1,462 |
2009 | 1,419 |
2010 | 1,401 |
駅周辺
東口の駅前も西口の駅前も整備されているが、東口がにぎやかなのに対し西口は少し閑散としている。赤湯の駅は古くからの名湯赤湯温泉への入口駅としての機能も有しており観光地らしい風情も漂っているが、当駅はそもそも赤湯の市街からは大きく西に外れている。
- 南陽市役所
- 赤湯駅前簡易郵便局
- 南陽市観光協会(JR赤湯駅構内)
- 南陽郵便局(日本郵便山形南支店南陽集配センター併設)
- 赤湯温泉 - 駅前より車約5分。
- 熊野神社 - 駅前よりタクシー約10分。
- 烏帽子山公園 - 駅前から徒歩約20分。日本さくら名所100選認定。
- 稲荷森古墳 - 駅前より車約5分。国指定史跡。
- 国道113号
- 米沢信用金庫赤湯支店
- 山形第一信用組合赤湯支店
- 南陽ショッピングプラザ
- 南陽市立赤湯中学校
- 南陽市立沖郷中学校
- 沖郷郵便局
歴史
- 1900年(明治33年)4月21日 - 奥羽南線米沢 - 赤湯間開通と共に赤湯駅開業。
- 1913年(大正2年)10月26日 - 長井軽便線(現在の山形鉄道フラワー長井線)赤湯 - 梨郷間開通。
- 1919年(大正8年)4月25日 - 赤湯人車軌道が開業。
- 1926年(大正15年)5月29日 - 赤湯人車軌道運行中止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
- 1988年(昭和63年)10月25日 - 長井線が山形鉄道へ転換、フラワー長井線開業。同時に西口駅舎の使用開始。
- 1992年(平成4年)7月1日 - 山形新幹線福島 - 山形間が開業し、新幹線停車駅となる。
- 1993年(平成5年)7月25日 - 現在の東口駅舎が竣功。
- この年、東口駅舎がやまがた景観デザイン賞・同友会賞を受賞。
- 1994年(平成6年) - 東口駅舎が鉄道建築協会賞第22回業績部門奨励賞を受賞。
- 1995年(平成7年) - 東口駅舎が通商産業省 グッドデザイン賞を受賞。
- 1998年(平成10年) - 東口駅舎が第6回公共建築賞優秀賞を受賞。
- 2006年(平成18年)4月1日 - レンタカーの営業を開始。
その他
- 自動体外式除細動器 (AED) 設置駅。
隣の駅
- 山形鉄道
- ■フラワー長井線
- 赤湯駅 - 南陽市役所駅